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ふじわら・のぶゆき Fujiwara, Nobuyuki : English Page http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/fn01.htm last update: 20100423 ・立命館大学大学院先端総合学術研究科・日本学術振興会特別研究員(DC2: 2008年4月〜2010年3月) ・http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/g/fn01.htm ■論文 ◆藤原信行,20090525,「自殺(予防)をめぐる「物語」としての精神医学的知識の普及と自死遺族」,浅野・岡崎編[2009:119-128]* *浅野 弘毅・岡崎 伸郎 編 20090525 『自殺と向き合う』,批評社,メンタルヘルス・ライブラリー24,197p. ISBN-10: 4826505043 ISBN-13: 978-4826505048 1890 [amazon]/[kinokuniya] ※ s01. 藤原[20090125]の再録 ◆藤原信行,20090225,「自死遺族による死者への自殺動機付与過程の『政治』――意味ある他者の死にたいする自殺動機付与にたいする逡巡のなかで」『生存学』生活書院,1: 55-69. ◆藤原信行,20090125,「自殺(予防)をめぐる『物語』としての精神医学的知識の普及と自死遺族」『精神医療』批評社,53: 78-84. ◆藤原信行,20080331,「『動機の語彙』論再考――動機付与をめぐるミクロポリティクスの記述・分析を可能にするために」『Core Ethics』4: 333-44.a href="http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/ce/2008/fn01.pdf">[PDF] ◆藤原信行,20070331,「近親者の自殺,意味秩序の再構築,動機の語彙」『Core Ethics』3: 301-13.」[PDF] ■学会報告等 ◆藤原信行,20100111, 「自殺動機付与/カテゴリー執行をめぐるポリティクスと精神医学的知――ある自死遺族による局所的実践を例に」,2009年度グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト「精神保健・医療と社会」研究会,第四回研究会 ◆藤原信行,20081005,「自ら死を選ぶに値する者とは誰か?――死因を自死と噂された,ある事故死者の遺族による語りから」日本社会病理学会第24回大会自由報告,於大阪府立大学. ◆藤原信行,20080607,「自死遺族が自らの経験を語ることの困難――傷(wounds)が真実性を担保する時代のなかで」立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」研究報告2,於立命館大学衣笠キャンパス. ◆藤原信行,20070930,「遺族による近親者の自死の意味づけとその困難――精神医学的言説が参照されたとき」日本社会病理学会第23回大会自由報告,於東京女学館大学. ◆的場和子・藤原信行・堀田義太郎,20070519,「英国における尊厳死法案をめぐる攻防1――2003−2006」日本保健医療社会学会第33回大会自由報告,於新潟県医療福祉大学. ◆藤原信行,20061028,「近親者の自殺と意味秩序修復の技法」日本社会学会第79回大会自由報告,於立命館大学衣笠キャンパス. ■その他・書評等印刷されたもの ◆藤原信行,20090130,「自死遺族が自らの経験を語ることの困難――傷(wounds)が真実性を担保する時代のなかで」(報告記録),有馬斉・天田城介編『生存学研究センター報告5――特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」』立命館大学生存学研究センター,pp.74-81. ◆藤原信行,20090130,「自死遺族が自らの経験を語ることの困難――傷(wounds)が真実性を担保する時代のなかで」(配付資料),有馬斉・天田城介編『生存学研究センター報告5――特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」』立命館大学生存学研究センター,pp.152-69. ◆Fujiwara, Nobuyuki, 20090130, "Suicide Survivors' Difficulties in Telling Their Own Experiences; Regarding Our Society Twisted Relationship between Wounds and Truth,"(資料)有馬斉・天田城介編『生存学研究センター報告5――特別公開企画「物語・トラウマ・倫理――アーサー・フランク教授を迎えて」』立命館大学生存学研究センター,pp.189-207. ■arsvi.com内に増補・作成したファイル ◆自殺 ■言及 ◆立岩 真也 2009/10/01 「免責される/されないこと・1――身体の現代・14」,みすず』51-9(2009-10 no.576):- 資料, 「ただ、近年出版されているものを見る限り、そこでは、家族関係が原因であることは否定され、そのことは明言され、さらに医療者が行なえることの限界も言われ、そしてその上で、家族や教育者たちに支援の重要性が強調されその様々な方法が伝えられる。そうした本がたくさん出され、そして多くの人に読まれる☆02。この意味で依然として、あるいはさらに、家族は期待される存在である。 そしてここで何をしたらよいのかは、その疾患や障害についての知識が増えることによって、整理され簡素なものになることもあり、苦労に比して効果的なものになることもあり、結果として家族は楽になることもある。だが、微に入り細に渡ったものになることもある。それができないことであれば、また著しく困難なことであれば、それはしょうがない、できなくても当然ということにもなる。しかし、まずすくなくともその一つひとつはできなくはないことである場合がある。そしてその一つひとつを行なうことに効果があるとされ、そしてそれは、この時期にしか効果がないことであるなどとも言われる。そこでそれを行なう。しかしたいていの場合、そうきちんとしたことはできない。また行なってはいるが、よくできているとは自分が思えない場合がある。また、努力はしていると思っているのだが(思っていたのだが)、その結果・効果が思わしくない場合に、それはなすべきこと、なすとよいとされたことをきちんとしなかったためではないかと思われることがある☆03。」 「☆02 例えば以下のような本がある。 『自閉症への親の支援――TEACCH入門』(Schopler ed.[1995=2003]、原題は Parent Survival Manual)章立ては「はじめに――親と専門家が同じ目標をめざす」「反復行動と興味のかたより」「コミュニケーション」「遊びと余暇」「攻撃的な行動」「トイレの使用と衛生管理」「食事と睡眠」「行動への対処」「地域支援」。 『自閉症スペクトル――親と専門家のためのガイドブック』(Wing[1996=1998])。第2部「支援方法」の目次は、「時間と空間を理解する」「障害の三つ組」「不適切な行動を少なくすること」「基本的な生活スキルを教えること」等。 『ガイドブック アスペルガー症候群――親と専門家のために』(Attwood[1998=1999])。章立ては「診断を受けるまで」「社会的ふるまい」「言語」「特別な興味と日々の決まり」「運動の不器用さ」「認知のはたらき」「感覚の敏感性」「よく受ける質問」。 『高機能自閉症・アスペルガー症候群入門――正しい理解と対応のために』(内山・吉田・水野編[2002])。「帯」に「基礎知識から、学校・家庭での具体的な対応法までを徹底解説!」。第3章が「高機能自閉症の子どもの家庭教育」。見出しに「人に不快感を与えないことば遣いができるようにする」「礼儀作法を身につけさせる」「家族の団らんに加わらせる」等。 『高機能自閉症・アスペルガー症候群――「その子らしさ」を生かす子育て』(吉田[2003])。章立ては「自閉症とは」「発達の特性から育児を考える」「次にすること・考えること」。二〇〇九年に改訂版(吉田[2009])。章立ては同じ。資料として「自閉症スペクトラムに関連する用語の整理と診断基準」「幼稚園・保育園への提出用しおり」。 ☆03 藤原信行は自死遺族に対する聞き取り調査などから、自死を巡る人々の意味付与について研究をしている社会学者だが(論文として藤原[2007][2008][2009a][2009b])、現在行なっているのは、うつ(鬱)やうつと自殺との関係について、うつをどのような兆候から知り、そして知った上で何をすると(しないと)よいのかを説く一般書の分析である。そこには、その兆候を知るための、また知った上で自らを処していく、また周囲がその人に対していく際の様々な方策が書かれている。その中にはなかなかに難しいこともあるが、一つひとつはそれほどでないこともある。ただその数はかなりのものだ。そして、気をつけるべき項目はだんだんと増えてもいるようだ。藤原は、その総体としてみた時に、まず、それはずいぶんと大きな仕事・責務になってしまうことがあることを指摘している。そして、家族が自殺してしまった時、なすべきことをなさなかったことの自責感が、その人に生じて残っていくことにもなる。藤原自身の意図はまずそこまでを書き出すことであるとして、家族に偏って重い負荷がかかっている可能性に気づいた方がよいとは言えるとして、その先はどうなるのか。 家族が何もしなくてもよいのかといえば、それはそうでもないということになろう。もちろん、負担の偏りが不当であるとは言えるし、言うべきだが、距離においてその人に近いところにいてしまっているという事実は残るから、この場面での偏りを減らすことには限界もまたあるだろう。となるとどうなるか。結局、気づいたり対処したりするその手前の、うつや自殺念慮という状態に人々をもっていくその要因が重要なのであり、それをそのままにして、本人や本人の近くにいる人に負荷をかけるのはよくないという、今までいくらも言われてきたことを繰り返すことになるだろうか。 ただ今までいくらも言われてきたから言う意味がないということにもならない。そしてここで、私たちはガイドブックやマニュアルに書いてあることとそれが使われる場面との距離を見ておく必要もまたあるだろう。世の中には、驚くほど乱暴なことが書かれている本というものも依然としてあるのだが、それでも、近頃はその辺りの配慮はそれなりになされるようにはなっており、多く、書かれることは穏当なことであるはずである。しかしそうであっても、それが使用される場面では異なってくる場合がある。 また上農正剛は、聴覚障害を有する子やその子を取り巻く医療や教育について研究し、そのあり方を批判し、今よりはましな対応のあり方を示そうとしている人である。その子たちが育っていく過程で遭遇する様々な困難について書かれた重要な著作として既に上農[2003]があるが、上農[2009]――博士論文で近く公刊されることになるだろう――は、その全体から医療の場を取り出し、そこで言われそしてなされていることを詳細に記述・分析している。そこでは、医療者がとても大きな責務を親に課していること、そしてそのことにあまり自覚的でないことが示されている。長大な時間をかけ労力を費やすことのできる親もいるし、その長い時間その親の関与のもとに置かれる子もいて、その中に、うまく聴者の世界でやっていくことのできる人たちもいくらか現れる。しかしそれは、うまくいかない人たちがさらにたくさんいるということだ。そこでどうするか。基本的なことも考えねばならないし、とはいえすぐに動かない現実もあるのだから、現実的にも考えねばならないことになる。このことにいくらか関連して書いたものとして立岩[2007]。」 □文献 浅野 弘毅・岡崎 伸郎 編 2009 『自殺と向き合う』、批評社 Attwood, Tony 1998 Asperger's Syndrome: A Guide for Parents and Professinaols, Jessica Kingsley Publishers, London=1999 冨田 真紀・内山 登紀夫・鈴木 正子 訳、『ガイドブック アスペルガー症候群――親と専門家のために』、東京書籍 藤原 信行 2007 「近親者の自殺,意味秩序の再構築,動機の語彙」、『Core Ethics』3:301-13 ――――― 2008 「『動機の語彙』論再考――動機付与をめぐるミクロポリティクスの記述・分析を可能にするために」、『Core Ethics』4: 333-44 ――――― 2009a 「自死遺族による死者への自殺動機付与過程の『政治』――意味ある他者の死にたいする自殺動機付与にたいする逡巡のなかで」、『生存学』1:55-69 ――――― 2009b 「自殺(予防)をめぐる「物語」としての精神医学的知識の普及と自死遺族」、浅野・岡崎編[2009:119-128] Gerland, Gunilla 1996 En riktig manniska, Stockholm, Cure=1997 A Real Person=2000 ニキ・リンコ訳,『ずっと「普通」になりたかった』,花風社 Hallowell, Edward M. & Ratey, John J. 1994 Driven to Distraction: Recognizing and Coping With Attention Deficit Disorder from Childhood Through Adulthood, Pantheon Books=1998 司馬理英子訳『へんてこな贈り物――誤解されやすいあなたに 注意欠陥・多動性障害とのつきあい方』、インターメディカル 本多 裕 2002 『ナルコレプシーの研究――知られざる睡眠障害の謎』、悠飛社 泉 流星 2003 『地球生まれの異星人――自閉者として、日本に生きる』、花風社 ニキ・リンコ 2000 「訳者あとがき」、Gerland[1996=199=2000] ――――― 2002 「所属変更あるいは汚名返上としての中途診断――人が自らラベルを求めるとき」、石川・倉本・長瀬編[2002] 笹森 理絵 2009 『ADHD・アスペ系ママへんちゃんのポジティブライフ――発達障害を個性に変えて』、明石書店 佐藤 幹夫 2008 『「自閉症」の子どもたちと考えてきたこと』、洋泉社 Schopler, Eric ed. 1995 Parent Survival Manual, Plenum House, New York=20030331 田川 元康 監訳、梅永 雄二・新澤 伸子・安倍 陽子・中山 清司 訳『自閉症への親の支援――TEACCH入門』,黎明書房 高城 和義 2002 『パーソンズ――医療社会学の構想』,岩波書店 立岩 真也 1997 『私的所有論』、勁草書房 ――――― 2007 「多言語問題覚書――ましこひでのり編『ことば/権力/差別――言語権からみた情報弱者の解放』の書評に代えて」、『社会言語学』7 内山 登紀夫・吉田 友子・水野 薫 編 2002 『高機能自閉症・アスペルガー症候群入門――正しい理解と対応のために』、中央法規出版 上農 正剛 2003 『たったひとりのクレオール――聴覚障害児教育における言語論と障害認識』、ポット出版 ――――― 2009 「聴覚障害児医療の再検討」、立命館大学大学院立命館大学大学院先端総合学術研究科博士論文 Weiss, Lynn 1992 Attention Deficit Disorder in Adults,Taylor Publishing=2001 ニキ・リンコ訳『片づかない!見つからない!間に合わない!』、WAVE出版 Wing, Lorna 1996 The Autisitic Spectrum: A Guide foe Parents and Proffesionals, Constable and Company, London=1998 久保 紘章・清水 康夫・佐々木 正美 監訳,『自閉症スペクトル――親と専門家のためのガイドブック』,東京書籍 吉田 友子 2003 『高機能自閉症・アスペルガー症候群――「その子らしさ」を生かす子育て』、中央法規出版 ――――― 2009 『高機能自閉症・アスペルガー症候群――「その子らしさ」を生かす子育て 改訂版』、中央法規出版 UP:2007 REV:20080627, 0829, 1228, 20090307, 0526, 1009,20100415, 0416, 23 ◇Fujiwara, Nobuyuki (English) ◇WHO |