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あかぼり・まさお 声明 現在、再審請求中の袴田巌氏に、本日高裁は「再審請求棄却」の判断を示した。 逮捕以降すでに38年の時の経過がありながら、今回の審理も充分行なわれな かった高裁の判断を私達は厳しく批判する。 袴田さんに罪を着せた「味噌漬けの5点の着衣」は、弁護団の懸命な努力によっ て鑑定書が出されその捏造が暴かれた。これは誰の目にも、明々白々な事実である。 また、再審要件に必要な「新らたな証拠」「明らかな証拠」を示す数々の証拠を も切り捨て、事実に目をつぶった裁判所の態度に、卑怯さと卑屈さを感じざるを 得ない。 裁判所は、一旦決定した袴田巌さんへの「死刑判決」に対し、次元の低いプライ ドと面子だけにすがり、再審請求の全面的な見直しを怠ったと考えられる。 真実を見極めるべき裁判所が、そうした態度を示したことで、司法への信頼の失 墜と、袴田さんには更に苦悩を強いるもので、断じて許せるものではない。 現在、袴田さんはこれらの重圧によって重篤な「病」に陥っておられる。 残念ながら、この棄却で袴田さんの拘禁の長期化は更に進み「病」の悪化は避け られない。 長期拘禁と「棄却」の犯罪的行為を重ねる司法当局に、私達は次の要求を突きつ ける。 法秩序より、病気治療が先行する大原則に対し、まずは、袴田さんの治療条件を 整え、その上で即刻身柄釈放を行なうよう要求したい。 当局が、「獄中にも医療施設が整えられている」と強弁するのであれば、約20 年間前の「病気発症の兆候時」から、今日までなぜ治せないのか?その理由を示 すべきである。 それに加えて、「獄中の医療は杜撰である」と告発する元収容者たちの声に、監 獄行政と司法当局は、どう応えるのか。 現在も監獄行政は、袴田さんの治療内容を後見人にさえ伝えていないではないか。 私達はこれらの批判と要求をもって抗議声明とする。 2004年8月27日 元無実の死刑囚 赤堀政夫 同介護者 大野萌子 ◆静岡・赤堀さんと共に闘う会 19761110 「赤堀差別裁判糾弾!無実の『死刑囚』赤堀政夫さんを奪還しよう」,『新地平』30(1976-11):27-36 ※COPY ◆『「障害者」解放通信』37 19780115 養護学校義務化/赤堀闘争/… 19p. 200 三田 ◆相馬 誠一 19780501 「差別は人を殺す――「死刑囚」赤堀政夫を生みだしたもの」 "『別冊・解放教育 差別とたたかう文化』1978春(5):86-91 ※COPY ◆上田 久 19790325 「「障害者」同胞と無実の死刑囚,赤堀政夫氏」,『福祉労働』02:113-121 ※ ◆全国障害者解放運動連絡会議 19790811 『全障連第4回大会レポート集 第6分科会――赤堀闘争』 10p. ◆佐藤 和喜雄 19860925 「無実の死刑囚赤堀政夫さん再審開始へ偉大な第一歩!――検察の抗告を弾劾し,勝利へ向かって支援を!!」,『福祉労働』32:091-093 ※ ◆白砂 巌 19870725 『雪冤 島田事件――赤堀被告はいかに殺人犯にされたか』" 社会評論社,422p. 2600 横浜 ◆『全障連関西ブロックニュース』054 19871111 赤堀/大阪市への要望書 150 ※ ◆佐藤 和喜雄 19880625 「島田事件――「精神障害者」差別の構造」,『福祉労働』39:008-018 ※ ◆佐藤 和喜雄 19880925 「死刑求刑に毅然として対決する赤堀さんガンバレ!――島田事件再審公判結審」,『福祉労働』40:120-123 ※ ◆佐藤 和喜雄 19890425 「赤堀さん無罪釈放――島田事件三五年の闘いが勝利!」,『福祉労働』42:110-112 ※ ◆赤堀中央闘争委員会 19890625 「その後の赤堀さんの近況報告とお願い」,『福祉労働』43:105-107 ※ ◆大野 萌子 2004/01/31 「赤堀さんの解放記念日」 http://popup.tok2.com/home2/nagano2/oono.htm ◆大野 萌子 2005/04/11 「赤堀政夫さん実社会の苦悩・・・そして介護者の告白」 http://popup.tok2.com/home2/nagano2/0504akahoricare.htm UP:20040902 REV:0912 20050421 ◇精神障害 ◇WHO |