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大阪大学「臨床コミュニケーションのモデル開発と実践」




◆公開シンポジウム「先端医療技術をめぐる倫理・社会」のご案内

各位

 遺伝子医療、再生医療、クローン技術など、先端医療技術に関するさまざまな
情報が世界をかけめぐる機会が増えてきましたが、その倫理的・社会的側面につ
いての議論の多くは断片的なものにとどまっているように見えます。このシンポ
ジウムでは、生命科学研究とその臨床応用を含む先端医療技術について、人文科
学・社会科学の諸分野(哲学・倫理学、科学史・科学論、医療社会学・医療人類
学、法律・公共政策)の専門家の方々をシンポジストとしてお招きし、それぞれ
の立場・視点から講演をしていただきます。これを踏まえ、シンポジスト相互に
よる質疑応答を市民参加による討論につなげていくことで、社会的・公共的なコ
ミュニケーションの可能性を探ります。
 なお、当シンポジウムは「臨床コミュニケーションのモデル開発と実践」とい
うプロジェクトの一環として行われるものですが、それは、科学技術、教育、医
療・福祉・看護といった分野が抱える諸問題について相互理解や問題解決のため
の方法を模索し、具体的な政策として提言することを目指すものです。

日時:2003年7月26日(土)13:00〜17:00
場所:大阪大学全学共通教育機構講義棟1階A104
  (阪急宝塚線石橋駅徒歩約17分、大阪モノレール柴原駅徒歩約7分)
   http://www.osaka-u.ac.jp/jp/about/map/toyonaka.html
参加費無料、事前申し込み不要、どなたでも参加できます。

シンポジスト:
岡本裕一朗氏(玉川大):先端医療技術において「生命倫理学」は何かできるのか?
小松美彦氏(東京水産大):先端医療の論じられ方
柘植あづみ氏(明治学院大):先端医療技術推進の論理を再考する
光石忠敬氏(弁護士):先端医療技術に関する公共政策形成における基本からの逃避

司会:霜田求氏(大阪大)

主催:文部科学省科学技術政策提言「臨床コミュニケーションのモデル開発と実践」
   (代表:鷲田清一・大阪大学大学院文学研究科教授)
共催:大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室
連絡先:大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学教室(tel 06-6879-3187


UP:20030622
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