先端総合学術研究科 教授 立岩真也 TATEIWA Shinya 立岩真也「RARA活動計画書」
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RARA活動計画書

立岩 真也 2023/03/19

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@活動計画書
 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1OGcTk2ECx8TPK3Buqctuv5Aan9QEwmb6TKl6cAXbDY8/edit?usp=drive_web&ouid=105402897890180002733

・先端総合学術研究科 教授 立岩真也 TATEIWA Shinya

■研究テーマ
 「叢書身体×社会」の刊行+「アーカイブ身体×社会」

■研究テーマについて

◆T:【叢書身体×社会】この100年、身体と社会を巡って起こったこと、思考されるべきこととして現れたことについて、多くの大学院生・修了者・研究員他と仕事をし、昨年創刊した年6回刊行の雑誌『遡航』等に300余の論文・報告を掲載し、これまでに加えあと約50の博士論文執筆・提出を支援し、私と修了者・大学院生が共編者となる20冊以上の書籍をこの5年の間に刊行する。全体の構想は《叢書 身体×社会》にある。むろん研究者個々の主題を受けその思いを尊重するが、しかしみなの研究の対象は、つまりは同じ社会・時代であり、人間だから、そこに必ず連関もある。それを示すことで、研究を発展・展開させる。作業の全体をその都度公開しつつ(→U)、研究の塊を多く作り出し、個々の研究がぽつぽつとなされるだけでは到底対応できない社会の課題に応える。


◆U:【アーカイブ身体×社会】Tはおもには成果を書籍にする。アーカイブは、物理的空間としてのライブラリーとオンライン上に公開される情報群により構成される。
http://www.arsvi.com/a/arc.htm(「生を辿り途を探す」で検索)にその準備段階のものがある。集積自体が必要とされている。変革のために遡ること(遡航)がなされねばならない。あと20年も経てば不可能になる、前世紀から生きてきた人たちへのインタビュー記録の公開を現在の約500から1000に増やす。むろんそれはTの研究の基礎となる。そして、集積・公開の方向を考え、仕組みを作るその営為自体が研究であり、成果は上記の叢書の一部となる。その仕組の確立のために10年を想定、科研費基盤研究A「生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築」が前半の5年間行なわれる。今記録し集めないとけっして残らないものがあるから、大きな規模の急ぎの作業を要する。大学院生・修了者等は、科研費分担研究者他の多領域の研究者の助力も得てその作業に関わり、人文社会科学の基本的技術を学び、自らの研究成果ともする。

■cf.(Web情報等)

《叢書 身体×社会》

◆2022/11/14 「知の拠点を訪ねて 「障老病異」を抱えて生きる身体と社会の関わりを探究する 生存学研究所」
 https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2892

◆2022/11/16 「2023年度Ritsumeikan Advanced Research Academy(RARA)フェロー申請調書」
 →立命館大学

◆2023/01/16 2023年度研究書重点プログラム申請調書書類
 →立命館大学


UP:20230319 REV:20230427
立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇生を辿り途を探す――身体×社会アーカイブの構築 
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