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「天畠大輔の本に「誰の?は…」」・01

「身体の現代」計画補足・801

立岩 真也 2022
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/3145247342408898

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天畠大輔『しゃべれない生き方とは何か』表紙

 私の勤め先の大学院で博士号をとったりした人たちが出した本におまけのようなものを幾つか書いてきた。
立岩が関係した博士論文:http://www.arsvi.com/ts/dt.htm(現在整理中)
 それを紹介していきます。これまで5冊を途中まで。6冊めがつい最近出版された
天畠大輔『しゃべれない生き方とは何か』,生活書院
 天畠:http://www.arsvi.com/w/td01.htm
 そこに書かせてもらったのが
◆「誰の?はどんな時に要り用なのか(不要なのか)」
 それを分載していく。その第1回。

 本書に書かれているように、著者は2010年4月に私の勤め先の大学院に入学した。その時すでに、最初の著書『声に出せないあ・か・さ・た・な――世界にたった一つのコミュニケーション』(生活書院)があったような気もしていたのだが、それは間違いだった。その本の刊行は2012年5月。著者は東京に住む人だし、来る時には介助者こみだし、そう頻繁に京都に来れない。やはり本書に書かれているように、教員たちは、東京に仕事に行ったついでに、著者に会ったりした。調べてみたら、私が天畠の事務所を訪問したのは2018年8月。事務所があるのは武蔵野市なのだが、最寄りの駅は三鷹駅。1985年から1995年まで三鷹市に住んでいた私は、その面会の後、23年ぶりということになるのか、住んでいたあたりにあって時々食べに行っていた「ハルピン」という店が立派になって経営を続けていることを確認し、食べて飲んでいい気分になった〔隣同士の2軒になっていた→食べログ:[食べログ][食べログ]/〕。そのことと、事務所にプリンターがないようだったので、そのぐらい買いなさいよと言ったのぐらいしか覚えていない。加えて、演習への参加はしばしばオンラインで、だった。Zoomがかくもはびこる前のことで、スカイプを使ったと思う。



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◆立岩 真也 2022/**/** 『人命の特別を言わず*言う』,筑摩書房
◆立岩 真也 2021/03/10 『介助の仕事――街で暮らす/を支える』,ちくま新書,筑摩書房,238p.
◆立岩 真也 2020/11/11 「私たちはそういうことにあまり慣れてないのだが」DPI日本会議,ご寄付、ご支援について


 生存学研究センターのフェイスブックにあるこの文章と同じものは
http://www.arsvi.com/ts/20222801.htm
にもある。


UP:2022 REV:
博士号取得者  ◇立命館大学大学院先端総合学術研究科  ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築  ◇『介助の仕事――街で暮らす/を支える』  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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