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寄付のお願い・提案


立岩 真也 2022

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■20221224 Kyoto Booksで販売しているものの売上げの全額を生存学研究所に寄付することにしました。

■20221205

 生存学研究所に対する(宛先としては立命館大学への)寄付をお願いする、それと同額を(当面、私が)寄付することを今日から始めます。よろしく、というお願いです。

 誰か・どこかがお金を出したら、大学が同額(とは限らないですが、私たちはそれを求めます)を提供するという仕組みは「マッチングファンド」の一つのあり方です。
 私(たち)はこのかんの大学の対応はよくないと、よくなくなってきたと、受け止めています。すべきことはたくさんあるし、実際やってもいるのに、予算を適切に配分しないという状態になっています。とても困っています。そのことには抗議し、方針を転換するように訴え続けるつもりです。
 ただ聞くところでは、本研究所の活動に関わるマッチングファンドについては、大学は前向きになるのではないかとこのことです※。そこでその同意→お金を得るためにも、まず私が、寄付があったら同額の寄付を研究所に行なうことにしました。1年に数百万といった額であれば、対応できると思います。そのうち大学も応じて(その時点で私が撤退するかどうかは未定)、それも積まれていって、みなさまからの分として億の寄付が集まりますように、と思っております。
 私は、科研費ももらえればもらう、大学にも求める、とともに、それと別に、みなさんからお金をいただき、それを使わせていただくことの意義があると思ってきました(その理由・事情は別記します)。その実績も、そんなに大きな額ではないですが、あります。それについては別途報告いたします。
 大学への寄付は全額寄付控除の対象になります。ご存知の方はご存知のように、私は税の果たす役割は大きいと考える人間です。しかし、普通に納税するより、研究所への寄付+寄付控除(のうえでの納税)のほうが有意義であるのは確かであると考えます。事業所などで会計年度末にお金が思いのほか残ってしまったといったこともあるかと思います。慎ましく暮らしたら、いくらかお金が残ってしまった、子孫や国に、よりもよい使い方があるんではないか、と考える人もいると思います。
 使い方・使い道については、相談させてもいただきますし、報告もいたします。いま考えている使途の一つは、アーカイブ・ライブラリー(書庫)の充実と開放にむけての取り組みです。まず、書籍や資料をいただくことが多くなっています。
http://www.arsvi.com/a/gift.htm
たいへんありがたいことです。そうして寄贈していただいた資料は、整理され、必要で可能な部分は公開されることによっていっそう意義が大きなものになります。そのためにお金を使いたいと思います。また、今年になって具体的な折衝を始めたところですが、学生や市民の方が本・資料を手にとり読むことのできるようになると(まずそのための空間が確保されると)よいと思っています。それを実現し維持するための費用が必要です。
 寄付のための具体的な手続きなどのお問い合わせは生存学研究所事務局
ars-vive@st.ritsumei.ac.jp
にお願いいたします。内容についての問い合わせや、この案の改善案は立岩
tae01303@nifty.ne.jp
にお願いいたします。

ついでに、研究所の紹介はいろいろありますが、近ごろのものとしては
https://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=2892

立岩真也
http://www.arsvi.com/ts/0.htm

※これはすこし違っていて、後で説明を受けてわかったのは研究所の予算+私学事業団からのお金を組み合わせることができるという仕組みでした。これはこれでよいものなので、2023年度からこの仕組みが使えるように、取り組んでいくつもりです。→すくなくとも当面、寄付を、あるいは寄付+私のほうからを、研究所にということになります。(2022/12/24)→まずKyoto Booksで販売しているものの売上げの全額を生存学研究所に寄付することにしました。

□以上はまず以下のМLに配信された
Subject: [SOKOU:905] 寄付、マッチングファンドで
Date: Mon, 5 Dec 2022 11:05:35 +0900

 これからいろんなところにこのお願いを(改稿・改善したうえで)配信していきますが、まず第1信はこのМLに。HPにも(私からのお願いの文書として)掲載するつもりです。

――以下――

 [上の文章]

■cf.
 https://secure.ritsumei.ac.jp/research/collaboration/application/scholarship.html/


UP:20221204 REV:20221224
Kyoto Books  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築 
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