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0601〜02筋ジストロフィー〜渡辺一史企画広告・3

「身体の現代」計画補足・601

立岩 真也 2019


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◇2019/06/01 筋ジスの自立生活とは?――筋ジス病棟から自立生活へ,主催:メインストリーム協会,於:西宮市
◇2019/06/02 遠離遭遇――人と時代を書く(仮題),於:立命館大学衣笠キャンパス
 があります&企画中。私が作っている関連頁は
http://www.arsvi.com/ts/20190601.htm

 06/01は事前申込が既定の数を上回ったとの連絡をもらっています。その代わりにはなりませんが――あえて趣旨をすこし変えてやりますので――京都・06/02の企画の宣伝をこれから毎日やっていきます。この企画、研究所主催企画の承諾を得ました。14時半開始とします。出演はまず、渡辺一史さん
http://www.arsvi.com/w/wk07.htm
06/01の西宮での企画に続いての登場です。
 そして、先週、相談があると学校にいらっしゃって話をしている最中に思いつき、急遽依頼し、その場で了承を得た、岡本晃明さん。
http://www.arsvi.com/w/ot19.htm
上記の頁にある情報は少ないが、様々を取材し様々を書いてきた。さきの相談の一つは、京都大学医学部と731部隊の関わりについて文章を書くことになったという件だった。
cf.http://www.arsvi.com/d/mw.htm
また「社会防衛と医療問う――立岩真也さん新著「病者障害者の戦後」」,『京都新聞』2019/01/31
 https://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20190131000062
で拙著について書いてくれた。

 次に、すでに紹介しているものだが、立岩真也201904「おもしろくなくても書く――何がおもしろうて読むか書くか 第8回」,『ちいさい・おおきい・よわい・つよい』123
http://www.arsvi.com/ts/20190058.htm
 より関連部分。

 「□『こんな夜更けにバナナかよ』
 これは業界ではかなり有名な本だ。二〇〇三年に刊行された。今は文庫版になっている。「講談社ノンフィクション賞」と「大宅壮一ノンフィクション賞」をダブル受賞したが、最初に紹介したのは私だ、というのが私の自慢話だ。それが昨年映画になって上映された。じつはまだ観ていない。観た人はよい映画だったと言うので、機会があったら観ようかなとは思っている。鹿野靖明さんという筋ジストロフィーの人の話である(映画の主演は大泉洋)。夜中に介助者が起こされバナナがほしいと言われ、それに応えてやれやれと思ったら、もう一本と言われて、という話がもとになっている。『夜バナ』と略される。
 渡辺さんはその後もよい本を出している。数が少ないのは丁寧に取材しているということでもある。今度の『なぜ人と人は支え合うのか』(ちくまプリマー新書) はすこし性格が違うが、『夜バナ』の次の『北の無人駅から』(北海道新聞社)は八年の取材に基づく本だという。本の中味についてはいつものようにHPで。ここでは書いてもお金が稼げないという話。先日も宮下洋一というジャーナリストをこちらの企画にお呼びしてその後の飲み会で話したのはジャーナリスト、フリーライターの収入の話だった。
 私がこれまでたくさん書かせてもらってきた『現代思想』という雑誌の稿料は簡単で、四〇〇字(詰原稿用紙一枚)千円。それで私は連載をさせてもらっていた時は毎月四〇枚書いていた。よくもそんなに毎月書くものだとあきれられていた。たしかに、月にその二倍以上書くのは無理だったと思う。二倍として、その原稿だけが収入だったら月給八万円。これでは厳しい。もう少しメジャーな雑誌ならもう少し高いが、それでも厳しい。私らの場合は、基本的に給料をもらっていて、それに原稿料なり印税なりが加わることになる。多くはないが、それで生活に困るわけではない。だから出版社の側も、安い稿料で依頼できるということもあるのだが、筆一本でという人にとってはたいへんだ。
 以前、立花隆だとか沢木耕太郎だとか柳田邦男といった著名な(著名になった)人たちが食べられたのは、『文藝春秋』といった媒体が、『世界』(岩波書店)といった雑誌の稿料の十倍(以上?)は出して原稿を書かせたからだという話を聞いたことがある。実際そうだったのだろうと思う。だからといってその出版社・雑誌の肩をもとうとまでは思わないが、それでも、大きな貢献があったことは認めよう。ただ、そういう媒体は少ないしさらに少なくなっているという。オンラインの媒体の稿料も安いという。ではどうしたよいのか。わからない。ウェブ上のものでも、文章一つひとつに、少なくてもいいからお金を払うようにしらたよい、などと思いはするが、私自身がほとんど無料の文章しか読まないわけで、難しいだろうなと思う。」

 続く。0602は、こじんまりと、ゆるいかんじでやりたいと思います。いま学部生対象にやっている授業の受講生にもいちおう声はかけました(今日そこで原稿料の話なんかもちょっとしました)。事前申込みなど不要ですが、できれば(できるだけ)、立岩(tae01303@nifty.ne.jp)まで連絡くださいませ。なお今回、手話通訳などまにあいません。記録を公開するなど、事後的な対応になってすみませんが、対応はさせてもらおうと思います。

 なおお知らせの1と2は以下。
◇2019/05/14 「0601〜02筋ジストロフィー〜渡辺一史企画広告・1――「身体の現代」計画補足・598」
 http://www.arsvi.com/ts/20192598.htm
 https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/2308013482798959
◇2019/05/20 「0601〜02筋ジストロフィー〜渡辺一史企画広告・2――「身体の現代」計画補足・599」
 http://www.arsvi.com/ts/20192599.htm
 https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/2314186182181689


 生存学研究センターのフェイスブックにあるこの文章と同じものは
http://www.arsvi.com/ts/20182601.htm
にもある。

立岩真也『不如意の身体――病障害とある社会』表紙 立岩真也『病者障害者の戦後――生政治史点描』表紙 立岩真也『不如意の身体――病障害とある社会』表紙 立岩真也『病者障害者の戦後――生政治史点描』表紙
[表紙写真クリックで紹介頁へ]


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渡辺 一史  ◇『こんな夜更けにバナナかよ』  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇病者障害者運動史研究 
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