「「公立福生病院」[…]で昨年8月、外科医(50)が都内の腎臓病患者の女性(当時44歳)に対して人工透析治療をやめる選択肢を示し、透析治療中止を選んだ女性が1週間後に死亡した。[…]病院側によると、女性は受診前に約5年間、近くの診療所で透析治療を受けていた。血液浄化用の針を入れる血管の分路が詰まったため、昨年8月9日、病院の腎臓病総合医療センターを訪れた。外科医は首周辺に管を挿入する治療法と併せ、「死に直結する」という説明とともに透析をやめる選択肢を提示。女性は「透析は、もういや」と中止を選んだ。外科医は夫(51)を呼んで看護師同席で念押しし、女性が意思確認書に署名。治療は中止された。/センターの腎臓内科医(55)によると、さらに女性は「透析をしない。最後は福生病院でお願いしたい」と内科医に伝え、「息が苦しい」と14日に入院。ところが夫によると、15日になって女性が「透析中止を撤回する」と話したため、夫は治療再開を外科医に求めた。外科医によると、「こんなに苦しいのであれば、また透析をしようかな」という発言を女性から数回聞いたが、苦痛を和らげる治療を実施した。女性は16日午後5時過ぎに死亡した。」(毎日新聞 2019年3月7日 05時00分)。
これと同時のまたその後の報道で、その病院で他にも人工透析をしなかったこと、やめたことがかなりの数あったこと(毎日新聞2019年3月8日 05時00分)、16日、死の当日(16日)の午前7時50分の発信で夫に「とう(父)たすかかか」と書かれたメールがあったこと(毎日新聞2019年3月7日 05時01分)などが知らされました。私の方でこのかんの報道他をまとめた頁がありますので、ご覧ください。