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メモ

立岩 真也 2019
『Buzz Feed』:https://www.buzzfeed.com/jp

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■何回か載せていただけるとのことです。→(今のところ文献表だけ)

◆01 2019/02/02 「少子高齢化で「人や金が足りない」という不安は本物か? 社会的弱者に不寛容な言葉が広がる日本」
 https://www.buzzfeed.com/jp/shinyatateiwa/tarinaifuan-1
◆02 2019/02/** 「……」
◆03 2019/02/** 「……」

^  ※以下はBuzz Feed(https://www.buzzfeed.com/jp)に寄稿する原稿のために作成を始めたものです。

 ■データ(別頁) ■「終末期」の医療費 ■論理
 ■引用 ■使用しない註 ■文献(別頁)
 ■人口についての言説>(別頁)

■■第01回用



■植松聖 2016-

7.26障害者殺傷事件

◆立岩 真也・杉田 俊介 2017/01/05 『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』青土社,260p.
 第3章 道筋を何度も作ること(立岩真也)
  2 この社会Tとそれへの対し方
   4 実際には余っておりその処理に苦労している

2016.7.26障害者殺傷事件

◇立岩 真也 2018/09/24 「唯の生」
 みやぎアピール大行動 於:仙台

◆岩永直子 2018/09/28 「「将来の生活不安が差別をはびこらせている」 障害を持つ人の集会で抵抗の声」」,『Buzz Feed』
 https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/miyagi-appeal-2018

◆『創』2018-11 「植松聖被告が面会室で激高した瞬間」

◆雨宮処凛 2018/10/17 「植松被告がキレた理由――「日本の借金」を、なぜあれほど憂えるのか。の巻」,『雨宮処凛がゆく!』462,https://maga9.jp/181017-2/,マガジン9https://maga9.jp/
 ※岩永[2018/09/28]での立岩の発言の紹介の紹介あり。

■長谷川豊 2016-


◆立岩 真也 2016/11/25 「長谷川豊アナ「殺せ」ブログと相模原事件、社会は暴論にどう対処すべきか?」(インタビュー,聞き手:泉谷由梨子),『The Huffington Post』2016-11-25,

 ……

◆2017/10/14 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/918854095900831745
 「長谷川豊という「言うまでもなく、端的に間違っており、何も考えていないことがよくわかります」人物が、国会議員の候補に、しかも政党が比例代表にあげる候補になったということは、たいへん驚くべきことで悲しむべきことです。続報します→http://www.arsvi.com/ts/20160039.htm
 △マフィン @muffindoughnut
 「長谷川豊の立候補に対して、立岩真也のような人にきちんと対峙してもらいたいものだ。|「全員に対して医療サービスを提供して、その皆が生きられる時まで生きても、社会は困りません」「そしてひどい暴言にはきちんと対峙する、無視する、馬鹿にする」http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/22/hasegawa-yutaka_n_13162488.html

◆2017/10/14 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/919166053040529408
 「長谷川豊(日本維新の会比例南関東ブロック候補)→「言論を公に発信した人は、反論に対してきちんと答えるべきです。間違っていたらそれを認めるべきです。最低限のルールです。もとの発言もですが、さらにその後の対応がどうしようもありません」→http://www.arsvi.com/ts/20160039.htm
 △seafurry @seafurry
「立岩真也「「長谷川豊アナ「殺せ」ブログと相模原事件、社会は暴論にどう対処すべきか?」(インタビュー:泉谷由梨子)」 (http://www.arsvi.com/ts/20160039.htm @ShinyaTateiwaさんから)これは冷静かつ公正な良い記事。」

◆2017/10/15 「腎臓病何十万人の…――「身体の現代」計画補足・416」
 https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1957024064564571

旧優生保護法・不妊手術 2018旧優生保護法・不妊手術 2019

杉田水脈 2018

◆杉田水脈 2018 「LGBTへの支援の度が過ぎる」,『新潮45』

◆障害者と患者の尊厳ある生を守り、推進する会(仮) 20180801 「衆議院議員 杉田水脈氏の発言は出産できない障害者や患者の人権をも踏みにじるものとして抗議します」

◇2018 メモ

古市憲寿・落合陽一 2019

◆古市憲寿・落合陽一 201901 「「平成」が終わり、「魔法元年」が始まる」(対談),『文学界』2019-1

◇ 2019/01/15 「於「「安楽死」を問う? それは現代社会のパンドラの箱か?」
 「安楽死」を問う? それは現代社会のパンドラの箱か?,にこにこ動画
 ※上記対談とは、予定が変更されたため、直接には関係ありません。

◇立岩真也 2019/02/02 「「おかしくないですか?」、に」
 立命館大学朱雀キャンパス


 
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■「終末期」の医療費

 ※以下で示されていること:1月に8000億だとか9000億だといった話は、1990年代の終わり、今から20年前にはある。「終末期」の医療費がそれほど大きなものではないという主張が石井暎禧や二木立によってこの時になされている。2006二木はその額よりも少なくて済んでいるというのではなく、「7859億円であり、国民医療費のわずか3.5%にすぎない」と言っている。2006年には当時官房長官の安倍晋三が財政上の理由から終末期医療の抑制を主張している。2018年の対談はそれを繰り返している。ただ、同じような話は長くずっとあることを知らないことを非難しようとは思わないが、まず一つ、繰り返しにすぎないことは言っておく。そのうえで、一つ、この額を聞いてきてその部分を減らそうというのは「ちいさい」と批判する人は当然にいるだろう。そして一つ、このような「ちいさい」ことを思ってしまっているのはこの二人だけでない。これが私がここで文章を書こうという動機でもある。

◆石井 暎禧 200101 「終末期医療費は医療費危機をもたらすか――「終末期におけるケアに係わる制度及び政策に関する研究報告書」の正しい読み方」,『社会保険旬報』2086 http://www.sekishinkai.or.jp/ishii/opinion_tc03.htm

◆ 「現実に即して終末期を死亡前一ヵ月間に限定すると、わが国の終末期入院医療総額(老人分+「若人」分は一九九八年度で七八五九億円であり、国民医療費のわずか三・五%にすぎない。これは、厚生労働省の外郭団体である医療経済研究機構が発表した『終末期におけるケアに係る制度及び政策に関する研究報告書』(二〇〇〇年)が行っている推計である。[…]終末期医療費をめぐる論争には決着がついたと言える。」(二木[2001 : 190]、報告書は医療経済研究機構[1999])
 ※立岩[2009]で引用。
◇立岩 真也  2009/03/10 『唯の生』,筑摩書房,424p. ISBN-10: 4480867201 ISBN-13: 978-4480867209 [amazon][kinokuniya] d01.et.,

◆ 立岩『良い死』
 「足りないとはどういうことなのだろうか。とりあえず答は簡単だ。「予算が足りない」ということである。現に起こっていることは誰でも知っていることで、医療であれば、医療費が関わっている。その必要に対応させて保険料や税金を増やせない。「死亡前一カ月の終末期医療費」が年に八〇〇〇億円であるとか九〇〇〇億円であるとかかかっているといったことが言われ、政権党の総裁になった人が、なんとかせねばならないといったことを言う☆26。」(立岩[2008:283])
 「安倍氏、社保費抑制を先行 終末期医療への給付見直し」。二〇〇六年九月四日、共同通信配信記事。「安倍晋三官房長官は四日の自民党九州ブロック大会で、今後医療や介護などの社会保障給付費が膨張すると指摘した上で「今の段階でその分税金を取るとなっては、その分野(の見直し)が進まない」と述べ、消費税率引き上げより、社会保障費抑制を先行させるべきだとの認識を示した。
 さらに「終末期医療は見直していく必要がある。介護(対象)にならないように予防に重点を置く」とし、終末期医療に対する公的医療保険からの給付見直しや、予防事業推進の必要性を強調した。」(立岩[2008:321-322]、註26)

◆古市憲寿・落合陽一 201901 「「平成」が終わり、「魔法元年」が始まる」(対談),『文学界』2019-1

 「古市 財務省の友だちと、社会保障費について細かく検討したことがあるんだけど、別に高齢者の医療費を全部削る必要はないらしい。お金がかかっているのは終末期医療、特に最後の一ヶ月。だから、高齢者に「十年早く死んでくれ」と言うわけじゃなくて、「最後の一ヶ月の延命治療はやめませんか?」と提案すればいい。胃ろうを作ったり、ベッドでただ眠ったり、その一ヶ月は必要ないんじゃないですか、と。順番を追って説明すれば大したことない話のはずなんだけど、なかなか話が前に進まない。安楽死の話もそう。[…]
 落合 終末期医療の延命治療を保険適用外にするだけで話が終わるような気もするんですが。[…]」(p.185)

□文献表

◆医療経済研究機構 1999 『「終末期におけるケアに係わる制度及び政策に関する研究」報告書』 http://www.ihep.jp/publish/report/past/h11/h11-3.htm#1-3-3〈U:148,152〉
◆石井 暎禧 200101 「終末期医療費は医療費危機をもたらすか――「終末期におけるケアに係わる制度及び政策に関する研究報告書」の正しい読み方」,『社会保険旬報』2086 http://www.sekishinkai.or.jp/ishii/opinion_tc03.htm
◆二木 立 20011120 『21世紀初頭の医療と介護――幻想の「抜本改革」を超えて』,勁草書房,308p. ASIN: 4326750456 3360 [amazon][kinokuniya] ※, m/e01 ts2007a〈U:152〉
◆立岩 真也  2009/03/10 『唯の生』,筑摩書房,424p. ISBN-10: 4480867201 ISBN-13: 978-4480867209 [amazon][kinokuniya] d01.et.,

■■02

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03




■関連する書籍

立岩真也『良い死』表紙   立岩真也・杉田俊介『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』表紙   立岩真也『唯の生』表紙
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■関係がじつはある本

立岩真也『不如意の身体――病障害とある社会』表紙 立岩真也『病者障害者の戦後――生政治史点描』表紙 立岩真也『不如意の身体――病障害とある社会』表紙 立岩真也『病者障害者の戦後――生政治史点描』表紙
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■論理

★ 移動である限り(「インセンティヴ」の問題を別とすれば)、それは再分配なのだから、その限りにおいては、例えばGNPの半分であっても、もっと高い割合であっても、問題ない。


 
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■引用

◆「この数十年の息もつかせぬ生産性向上の結果、失業率は上昇し、長期的視点では、社会を発展させるには労働力の二〇パーセントだけが再生産すればよく、残りの八〇パーセントは純粋に経済的な視点からはただの余剰になってしまっている。」(Butler, Laclau & Zizek[2000=2002 : 423]、ジジェクの執筆部分)

UP:20190121 REV:20190122, 27
立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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