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体力がついたら戻ってこいみたいな:「事実への信仰」より・12

「身体の現代」計画補足・479

立岩 真也 2018/02/22
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『現代思想』2018年2月号 特集:保守とリベラル――ねじれる対立軸・表紙

[表紙写真クリックで紹介頁へ]

 荻上チキ×立岩真也×岸政彦の「事実への信仰――ディティールで現実に介入する」。『現代思想』2018年2月号(特集「保守とリベラル――ねじれる対立軸」)に掲載。
http://www.arsvi.com/ts/20180001.htm
 その(ほぼ)私の発言部分、続き。第12回。校正前の原稿なので雑誌の文章は違うかもしれない。


 「立岩 大学院生に時々、苦しみながら調べようというけなげな人たちがいて、「体に悪いからやめろよ」と私は言います。プロで「これをやるしかない」と思い定めてやっている人は仕方がない。それで商売をやっているんですし。自分の苦しさをねたにものを書き始めたり、ものを考え出すというのは当然のことだと思います。ただ、それを一直線にやるとつらくて、あまりしないほうがいいというか、うまくいかなくなって自分の体をだめにしてしまうということが結構な確率である。私は、とりあえず別のやり方を考えて、体力がついたら戻ってこいみたいなことはよく言います。だから、どこにいるかによって違う。」


 生存学研究センターのフェイスブックにあるこの文章と同じものは
http://www.arsvi.com/ts/20182479.htm
にもある。


UP:2018 REV:
病者障害者運動史研究  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇『現代思想』 
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