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相模原障害者殺傷事件とはなんだったのか*

立岩 真也 2018/06/29 PARC自由学校
https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=71
http://www.parc-jp.org/freeschool/
*いただいた題

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■PARC自由学校 http://www.parc-jp.org/freeschool/

■「共に生きる社会のつくり方―「相模原障害者殺傷事件」から考える」 https://ssl.parc-jp.org/e/html/products/detail.php?product_id=71

◆終わった後に出したメール

■2018/07/13

山崎様皆様 cc川口様

ありがとうございます@つくづくもっと簡単な話をすべきであったと思っている立岩です。

※私はMLのメンバーでないので、届かないのではないかと思います。その場合は転送お願いいたします。

1)基本的な話は『私的所有論』でやっているのですが、これは厄介な本らしいので『人間の条件』
http://www.arsvi.com/ts/2018b1.htm
よろしかったどうぞ。

2)松山善三
http://www.arsvi.com/w/mz01.htm
の映画は2つともじつは観ておりません。とくに批判するといった意図はないです。ただ20年のあいだになにがあったのか(なかったか)を
考えてみよう、というところはあります。『典子は、いま』のその後については
http://www.arsvi.com/b2000/0605sn.htm

3)今日は川口さん
http://www.arsvi.com/w/ky03.htm
と聞いています。ALSと安楽死尊厳死の話をするんではないかと思います。
後者については
http://www.arsvi.com/d/et.htm
私も両方について本を書いています。

4)昨日送った原稿をお送りします。私はときどき言われるように「ややこしい話をややこしいまま提示する派」ではなく「ややこしい話から筋を見いだす派」に属していると思っています。そのために日夜努力しています。原稿はかなり長いもので読んでいただくにおよびませんが、そういう努力のはての書き物ではあります。『現代思想』の連載がこれでもう148回ですが、今回はいつもの倍の量になっています。秋には本にします。cf.
http://www.arsvi.com/ts/20180148.htm

5)
https://twitter.com/ShinyaTateiwa
などで情報を発信しております。よろしくお願いいたします。失礼いたします。

立岩真也
https://twitter.com/ShinyaTateiwa
http://www.arsvi.com/ts/0.htm

■2018/07/04

受講者の皆様

>> もっとずっとやさしい話をすればよかったと
>> (そういうのもできますので)
>> (話しているときはそうでもなかったのですが)
>> みなさんの自己紹介とか発言うかがって)思ったしだいです。
>> そのMLに書かせていただければ補足なりいたしますので
>> 許可いただけますか?
とつるたさんに返信したら、いいよとのことでした。

といってもまずは一つだけ。本を出した後書いた文章として
http://www.arsvi.com/ts/20170129.htm
があります。すこし話した杉田さんとの対談の話も出てきます。
「素地」のようなものがないと当然わからない話ですみませんでした。

できればあと何通か補足のメールさしあげたいと思います。

が、障害者(運動)がなにをしてきたかについてはやはり
http://www.arsvi.com/ts/20170129.htm
を読んでいただきたいと願います。文庫判になって安くなってもいます。
あと
https://twitter.com/ShinyaTateiwa
などやっておりますのでそれもみていただけるとありがたいです。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004084513075
は、私の方からは上記のツィッターの自動転送だけですが、

それでもよろしければこちらもどうぞ。

立岩真也 http://www.arsvi.com/ts/0.htm

 

■2016年の「相模原障害者殺傷事件」は、日本社会が見て見ぬふりをしようとしてきた問題を浮き彫りにしました。「障害者」、とりわけ知的・精神障害に直面する人びとを隔離することが生み出す社会のひずみが具現化したものともいえるかもしれません。この本質を問うことなく、犯人個人の問題として事件を過去のものへと流してしまうことは第二、第三の殺傷事件を黙認する社会にほかなりません。その一方で障害の有無から発生する亀裂を乗り越え、共に生きる社会をつくる取り組みはこれまでに少なからず行われてきました。それは障害の種類によっても異なる多様なものであり、また障害以外の排除とも戦う活動がいくつも取り組まれてきました。日本社会の隔離・差別・排除の構造に向き合うとともに、「共生社会」に近づくために行われてきた試みについて学び、話し合い、動き出すための講座です。

●2018年6月-11月
●金曜日 19:00-21:00 あるいは土曜日午後
●全9回/定員30名
●受講料 30,000円

会場:和泉橋区民館 2階洋室A
https://www.city.chiyoda.lg.jp/shisetsu/annai/035.html
JR秋葉原駅昭和通り口から徒歩2分/都営新宿線岩本町駅から徒歩3分/東京メトロ日比谷線秋葉原駅から徒歩1分

■<6/29>相模原障害者殺傷事件とはなんだったのか 立岩真也(立命館大学 教授) 「相模原障害者殺傷事件」から2年。あの事件は社会にどのような影響を与えたのか? 日本社会は進歩しているのか? 後退しているのか? ◎主著:『相模原障害者殺傷事件─優生思想とヘイトクライム』(共著)青 土社 2017/『精神病院体制の終わり─認知症の時代に』青土社 2015
立岩真也・杉田俊介『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』表紙   立岩真也『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』表紙   立岩真也『人間の条件――そんなものない 増補新版』表紙
  『造反有理――精神医療現代史へ』表紙

[表紙写真クリックで紹介頁へ]


UP:20180524 REV:20180616, 0713
7.26障害者殺傷事件  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇病者障害者運動史研究 
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