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聞く話す履歴・高橋修(1948〜1999)3

「身体の現代」計画補足・383

立岩 真也 2017/07/06
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1915458872054424

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全国自立生活センター協議会編『自立生活運動と障害文化――当事者からの福祉論』表紙   『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学 第3版』表紙
[表紙写真クリックで紹介頁へ]

 私(たち)が1980年代後半から一番多く話を聞いた人、高橋修さん
http://www.arsvi.com/w/to01.htm
についての第3回。

◆20001003 「自立生活センター・立川10周年に」,自立生活センター・立川『ともに生きる地域社会をめざして――CIL・立川10周年記念誌』:61-62,自立生活センター・立川,120p.
 http://www.arsvi.com/ts/2000031.htm

 「後に『生の技法』(1990年、増補改訂版1995年、藤原書店)にまとめられる調査を1985年に初めた。故・高橋修さんは安積遊歩がその最初のころ紹介してくれた人だった。それから何度か聞き取りさせてもらったりいろいろあって、肉屋さんの裏手の今はもうない家屋にCIL立川の事務所が置かれ、そして…。というお話はなかなか終わないから略。(HP上のページ「高橋修」に、千葉大学の学生が1993年夏、事務所で聞き取り調査させてもらった時の記録が少し入ってます。)」

◆200105 「『自立生活運動と障害文化』――知ってることは力になる・18」,『こちら”ちくま”』23
 http://www.arsvi.com/ts/2001032.htm

 「この5月に『自立生活運動と障害文化』という本が発行されました。480頁という大きな本です。編集・発行は全国自立生活センター協議会。発売は現代書館。定価は3500円。
 前にも書いたことがありますが、「全国自立生活センター協議会」は、「自立支援センター・ちくま」や「松本市障害者自立支援センター・ぴあねっと21」も加盟する自立生活センターの全国組織です。さてと、とその紹介を書こうと思って、でも、結局「はじめに――編纂にあたって」をそのまま皆さんに読んでいただくのがよいと思い、以下その一部を引用します。[…]では、引用を始めます。書き手は事務局長の奥平真砂子さんです。
 『障害者の自立生活運動の理念と活動を広める目的のために、全国自立生活センター協議会(英語名:Japan Council on Independent Living Centers. 略称:JIL)が設立されてから10年が過ぎようとしています。また、日本に第一号のアメリカ型の自立生活センターが設立されてから15年です。20世紀が去り新しい世紀がやってきたその節目に、この本を発行する機会を得たことは、とても感慨深いものがあります。
 私たちがこの事業に着手したのは1999年。20世紀の終わりにこれまでの障害当事者たちの社会変革運動の歴史を、何らかの形で残しておきたいと思い始めていました。またその年の初め、立て続けに何人かのリーダーが亡くなりました。そのため、より一層「これまでの運動の歴史をまとめなければ」と思うようになり、自立生活運動を中心に当事者の活動をまとめることにしました。』」

 「とりあえずここまで。この本は、厚さ、情報量の多さから言ってもお買い得なのですが、それでもそう安くはありません。関係者割引価格でお頒けすることもできます(私はやはり以前紹介したことのある、1999年に亡くなった、高橋修さんのところを担当しました)。定価+税の2割引=2940円、+送料→TAE01303@nifty.ne.jp、FAX:0263-39-2141立岩まで。上記のホームページからも注文できます。もちろん本屋さんでも注文できます。」
 ※手許にある分がなくなったので今は発送はしていません。


 なお、生存学研究センターのフェイスブックに(も)載っているこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20172383.htm
に(も)あって、リンクはその方が多いです。


UP:201707 REV:
病者障害者運動史研究  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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