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優生思想:DPI全国集会で

「身体の現代」計画補足・375

立岩 真也 2017/06/03


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『私的所有論  第2版』表紙   On Private Property, English Version   立岩真也・杉田俊介『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』表紙
[表紙写真クリックで紹介頁へ]

 DPI日本会議の全国集会が6月3日と4日に京都で開催される。その2日めの4日、特別分科会「相模原事件が問いかける優生思想」がある。私はそこで話をすることになっている。
http://www.arsvi.com/ts/20170604.htm
にとりあえずの頁がある。
 「優生思想」については、じつは、というのもとても多くの人は知らないからだが、『私的所有論』
http://www.arsvi.com/ts/2013b1.htm の第6章が「個体への政治――複綜する諸戦略」で、第3節「性能への介入」、その1「環境・遺伝への注目と介入」、2「アメリカ合衆国とドイツにおける優生学」、3「優生学の「消失」」。そして第9章が「正しい優生学とつきあう」。
 第6章は歴史の概観と、基本的に優生思想をどう見るかという話。優生学についての歴史研究はこの本の初版が出た後進んだが、基本的に知っておくべきことは、そしてどう見るかについては第6章に書いてある。そして第9章は出生前診断・選択的中絶について。新書一冊分ぐらいの分量はある。基本的に考えておくべきこと、そのうえで言えるだろうと思ったことはここに書いた。その後、技術に進展はあったが、言うべきことは変わらない。そして私は、当日そうした話はほとんどしない(できない)と思う。手許にこの本(の紙の本)3冊あったのでもっていく。&もっとたくさんもっていくだろうつもりの電子書籍版(→ディスク)はこの英語訳とともに日本語PC可読ファイルも入っているので使ってください。また当方のサイト内のページ(ファイル)も役に立つと思う。報告される利光さんの文章もそこから読める。
http://www.arsvi.com/d/eg.htm


UP:201706 REV:
病者障害者運動史研究  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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