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八〇年代を先にすること

「身体の現代」計画補足・355

立岩 真也 2017/04/30


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『ALS――不動の身体と息する機械』表紙   『現代思想』2017年5月号 特集:障害者・表紙   『弱くある自由へ』表紙
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 私は平均1日に1つぐらい
https:/twitter.com/ShinyaTateiwa
でお知らせをしている。フェイスブックもやってはいるが
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004084513075
それは、私の方からは、このツィッターの自動転送だけ。見に行くことも稀。あしからず。さてそのツィッターで昨日から今日、以下。

◇2017/04/30 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/858451320507744256
 「『現代思想』2017月5月号。特集=障害者――思想と実践。続き:…/瀬山紀子/大野更紗/佐藤きみよ/上岡陽江/アサダワタル/渡邉琢/齋藤陽道/牧原依里 私は連載第133回「高野岳志/以前」。いつもより長くなりました。関連で情報求む→http://www.arsvi.com/ts/20172354.htm

◇2017/04/29 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/858277472952999944
 「入試説明会→http://www.r-gscefs.jp/?p=124  にはまだですが立岩一身上の都合で先端総合学術研究科「公共」領域は0526金(衣笠)美馬達哉、0604日(いばらき)立岩真也+岸政彦、0618日(衣笠)岸となるはず。連絡立岩まで→tae01303@nifty.ne.jp」

◇2017/04/29 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/858260773599969280
 「『現代思想』2017月5月号発売開始。特集=障害者――思想と実践。熊谷晋一郎/杉田俊介/八木下浩一/齋藤雅哉/山下浩志/猪瀬浩平/斎藤縣三/花田昌宣/坂川亜由未/坂川智恵/湯浅誠/荒井裕樹/米津知子/大橋由香子…一部人頁にリンク→http://www.arsvi.com/ts/20172354.htm


 よろしかったらフォロー等よろしく。さて繰り返し。『現代思想』2017年5月号の特集は「障害者――思想と実践」。目次、そして一部の執筆者についての頁へのリンクは
http://www.arsvi.com/m/gs2017.htm#05
にあり。そこからすぐに注文もできる。
 私が書いているのは特集とは別の連載第133回「高野岳志/以前――生の現代のために・21」。
http://www.arsvi.com/ts/20170133.htm
には文献表があり、そこから文献の全体などへのリンクがある。
 以下はその冒頭の2回目。今回の連載原稿はいつもより長い。通して読むとけっこうおもしろいのではないかと思う。買ってください。そして私は高野岳志(1957〜1984)の他、山田富也(1952〜2010)、渡辺正直(1954〜2012)、石川正一(1955〜1978)、福嶋あき江(1958〜1989)といった人たちについて書こうとしている。ただ手許にある情報はわずかだ。なにかお持ちの方、ください。知っている方、知らせてください。
 フェイスブックに載せているこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20172355.htm
にもある。

 「■八〇年代を先にすること
 […]
 この連載のここしばらく、二〇回ほどのなかで、結核療養者の収容施設としてあった国立療養所が筋ジストロフィー児や重症心身障害児を収容するようになった経緯について記してきた。(旧)国立療養所から出たいという人がいたからこの連載の一部分が始められたのではないが、結果として、関係はある。その場所は、ここもう五〇年余り、大きくは変わらなかった。かつては筋ジストロフィーの人たちの多くは二〇歳前後でその施設の中で亡くなっていったが、その後寿命は伸びた。すると、例えば古込のように四〇代で、四〇年程を病室で過ごす人が出てくる。その変化と、変化にもかかわらず変わらないその事情に、これまで書いてきたこと、あと数回書くつもりであったことは関わっている。
 それで一〇年余を飛ばし、今から三〇年余り前、一九八〇年代の初め、施設を出た人のことについて書こうと思った。その前の人、その前からの人たちもいる。石川正一(一九五五〜七八)、山田富也(一九五二〜二〇一〇)がいる。そして渡辺正直(一九五四〜二〇一二)、鹿野靖明(一九五九〜二〇〇二)といった人たちもいる。だが、その人たちを後回しにして、高野岳志(一九五七〜八四)、福嶋あき江(一九五八〜八九)について記そうとした。その二人は同じ千葉県の下志津病院を出て暮らすことを八一年と八二年に始めた。ただ長く生きられなかったからその試みは途中で、早く、しかし医師から言われていたよりは長く続いて、終わった。短く終わったから、そのことは多くはない関係者にしか記憶されていないだろう。ただ、そこに生じた親との確執、支援者との軋轢、等には現在とさして変わらない部分がある。ただそれでも、いくらか変わっていると思えるところもある。それらから得るものもある。それで以前から知ってはいた文献にあたり読みなおした。新しく得た文献等も少しある。ただ、まだわからないところはたくさんある。例えば、人はたいがい、争いごとについて、相手を敵にまわし攻撃しようとすることに決めるのでなければ、多くを語ることはない。教訓を得ようとするにはもっと精度と量がほしいと思うことがある。あったもの、見つかったものは文献表にあげた。他にもあるはずだ。教えていただきたい。既にある文献他でまにあわないのであれば、話してくれる人がいれば、ようやく研究費(科学研究費)も「病者障害者運動史研究」という題のものでとれたから(書類全文をHPに掲載)、また新たに(誰かが)伺い、調べるようにする。
 そうして書いていって、二人分を書くと分量が増え、それで高野に限りその概略をと思ったのだが、さらにその手前を書く必要もあると書いていったら、結局、山田富也らが暮らした場でもありそしてこれまで幾度もそこの関係者の文章を引用してきた仙台の国立療養所西多賀病院に暮らしたり関わったりした人たちが作った出版物・映画について、そしてそれらそのものについてでなく、それらを人々がどう受け取ったのかを紹介することで今回は終わってしまう。それでもずいぶん切り詰めた。『ALS』(立岩[2004])以来続けている、文献等のより長い引用・紹介のあるページを作り、読んでいただけるようにしている。」


UP:201704 REV:
病者障害者運動史研究  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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