有吉玲子『腎臓病と人工透析の現代史――「選択」を強いられる患者たち』は
http://www.arsvi.com/b2010/1311ar.htm
その本に寄せた「これは腎臓病何十万人のため、のみならず、必読書だと思う」は
http://www.arsvi.com/ts/20130039.htm
そして「長谷川豊アナ「殺せ」ブログと相模原事件、社会は暴論にどう対処すべきか?」(聞き手:泉谷由梨子、『The Huffington Post』2016-11-25)も関係があるので
http://www.arsvi.com/ts/20160039.htm
たいへん細切れにして引用しているのは『現代思想』2017年2月号(特集「ビットコインとブロックチェーンの思想――中央なき社会のゆくえ」)に掲載された連載第130回を分載しているその第18回。
http://www.arsvi.com/ts/20170130.htm
は、その第130回に対応した文献リスト。
フェイスブックに載せているこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20172318.htm
にもある。
「■複数の存在、に由来する不在
[…]
D:そしてその難病政策が開始されるのと同時期、人工透析の公費負担の実現があり、それを求めて活動した「全国腎臓病協議会(全腎協)」がある。運動家による著作に『難病の海に虹の橋を――立ちあがる人工腎透析者・難病者たち』(前田こう一[1982])、研究書に『腎臓病と人工透析の現代史』(有吉玲子[2013])。
E:「難病」に関わる運動はこうした流れの全てを受けている。全国組織が幾度かでき、今もあるが、参加するはずだった組織が参加しないといったことがあった。いくらか複雑な様相を呈した。」