「病者障害者運動史研究」
http://www.arsvi.com/d/hsm.htm
がいくらか複雑なものの組み合わせを見て行く必要があること、そして、そのために幾種類か集めるものがあることを述べている。
でないといろいろと見誤ることになる。そのことを『相模原障害者殺傷事件』での杉田俊介との対談で述べている。杉田はB親たちの運動(他)とその後それを批判して現れたものを並べている。それは(すくなくともその場合には)よくないと思った。
以下引用しているのは『現代思想』2017年2月号(特集「ビットコインとブロックチェーンの思想――中央なき社会のゆくえ」)に掲載された連載第130回を分載しているその第16回。
http://www.arsvi.com/ts/20170130.htm
は、その第130回に対応した文献リスト。
フェイスブックに載せているこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20172316.htm
にもある。
「■複数の存在、に由来する不在
[…]
B:六〇年代にできていく重症心身障害児、そして筋ジストロフィー児の親たちの運動、組織があった。そうした組織には非政治的な組織、政治をしないという旗印を掲げて政治家に陳情する、その意味において政治的な組織があった。このことも、そして少ない文献の幾つかも連載に記した。」