「自らを否定するものには怒りを――横田弘らが訴えたこと」は,『聖教新聞』2016-9-29
http://www.arsvi.com/ts/20160037.htm
その新聞で紹介した『われらは愛と正義を否定する――脳性マヒ者 横田弘と「青い芝」』は
http://www.arsvi.com/b2010/1603yh.htm
この記事を紹介しているのが、『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』
http://www.arsvi.com/ts/2017b1.htm
の関連で『現代思想』2017年1月号に載る「『相模原障害者殺傷事件』補遺」
http://www.arsvi.com/ts/20170129.htm
で、以下はその「補遺」の分載第3回。ややこしくてすみません。
フェイスブックに載せているこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20162278.htm
にもある。
「■もう二つの短文・『聖教新聞』『ハフィントン・ポスト』
加えて「はじめに」で、てっとり早いものがよいだろうからからと、読んでもらいたいと書いてあるのは二つ。いずれもHPから読めるようになっている。
一つは、『聖教新聞』に掲載された[2016/09/29]。これは文芸欄の記事で、横田弘との二つの、むろん彼が生きている時だから実現した(後述)対談・鼎談を含む『われらは愛と正義を否定する――脳性マヒ者 横田弘と「青い芝」』(横田他[2016])が昨年の春に出版され、そして事件があり、依頼があって書いた。事件のちょうど二月後、九月二六日に参議院議員会館で追悼集会があったのだが、その日の集会の前に原稿を送った。その集会で私は、面倒でも鬱陶しくても野蛮な言葉に反論していかざるをえないといったことを話した。その後パレードがあって銀座辺りを歩いた。皆で唱和した言葉は「インクルーシブな社会を作ろう」だとか、もっと長いフレーズもあって、個人的にはすこし言いづらいなと思った。文章を依頼してくれた記者もパレードに来てくれて、その写真が私の文章に付された。その記事で私は、横田たちが始めたように、きちんと怒るときには怒るのがよいという、前後何回も述べ、本でも繰り返していることを書いた。むろん『聖教新聞』は肯定的なことがたくさん書かれている明るい新聞だが、創価学会の人だって怒るときは怒るだろう。そしてこの新聞を読まない人にも読んでほしいから、HPにも載せるし、別の媒体でまるで同じことを書いたりする。
もう一つ読んでくださいと書いたのは、『ハフィントン・ポスト』というオンラインだけの新聞に載った[2016/11/25]。長谷川豊というアナウンサーだった人が[…]」