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素朴唯物論を支持する2(『精神医療』掲載稿02)

「身体の現代」計画補足・245

立岩 真也 2016/10/26

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『家族性分業論前哨』』表紙    『精神医療』4-84(159)特集:国家意志とメンタルヘルス表紙    『自閉症連続体の時代』表紙   
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 『精神医療』第84号(特集:国家意志とメンタルヘルス)
http://www.arsvi.com/m/p4084.htm
掲載原稿の分載第2回。その原稿の全体については
http://www.arsvi.com/ts/20160027.htm
全文は「精神」関連で書いたものを集めた『精神』
http://www.arsvi.com/ts/2016m3.htm
に収録。
 「余っている」という話は以下にあげる『良い死』
http://www.arsvi.com/ts/2008b1.htm
『家族性分業論前哨』
http://www.arsvi.com/ts/2011b1.htm
『自閉症連続体の時代』 http://www.arsvi.com/ts/2014b1.htm
他、いろいろと書いているし、講演などさせていただく時もよく話す話なのだが、なにか数字とかあげないといけないのだろうか、と考えることがある。本当はいらないと思っているのだが、納得してもらえるためにはなんでもする。教えてください。

 フェイスブックに載せるのと同じこの文章は
http://www.arsvi.com/ts/20162245.htm
にもある。


 「■1 素朴唯物論を支持する
 […]
 足りなくはないという話は、書籍になっているものとしては『良い死』([2008])第3章「犠牲と不足について」。むしろ余っていて、それをどう処理するかにこの社会はなかなか苦労しているのだという話は、意外に思われるかもしれないが例えば『家族性分業論前哨』(立岩・村上[2011])にある。近代家族・専業主婦体制は人をたくさん働かせるためにというよりは労働力を調整しつつ家計という単位のもとで(たいがいの)人が暮らせるようにする仕組みとして成立したのだといったことが書いてある。
 石川憲彦の書評(石川[2015])が本誌に載った『自閉症連続体の時代』([2014])が関係する。ものを作ったりするのは機械がだいたいやってくれてしまっているので、人間に残される仕事は「人間関係」的な仕事になってしまい、そういうことが苦手な「発達障害」の人たちが括り出され目立つようになってしまうといった話をしている。本誌の関係では高岡健がそうした議論をもう長くしてきている。」


UP:201610 REV:
立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇身体の現代:歴史
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