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橋口昌治と小林勇人は:理論系2

「身体の現代」計画補足・190

立岩 真也 2016/08/05
 https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1762111750722471

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橋口昌治『若者の労働運動――「働かせろ」と「働かないぞ」の社会学』表紙    『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』表紙    立命館大学生存学研究センター編『生存学の企て――障老病異と共に暮らす世界へ』・表紙
[表紙写真クリックで紹介頁へ]

 『生存学の企て――障老病異と共に暮らす世界へ』
http://www.arsvi.com/b2010/1603rcav.htm
補章の「3穴があいているので埋める・塊を作る」より「理論系」の2。
 橋口昌治は
http://www.arsvi.com/w/hs01.htm
 小林勇人は
http://www.arsvi.com/w/kh05.htm
 記すのを忘れたが、前回書いたことに関係する拙文としてOn "Undominated Diversity"
http://www.arsvi.com/ts/20100125-e.htm
 フェイスブック上のこの文章と同じ文章が
http://www.arsvi.com/ts/20162190.htm
にあって、橋口の本など注文できる。

 「■理論系
 […]
 またそのベーシックインカム論者(のある型の人たち)は労働政策を認めない。例えば最低賃金を認めない人たちがいる。所得政策だけでよいとする。そしてその主張はたんに乱暴なだけではなく、それなりの理由がある。では労働政策は否定されるか。そんなことはないと思うなら、そのわけを言うことになる。そして現になされている労働政策はそれでよいか。そんなことを考える仕事がある。さきに名前と書名をあげた橋口昌治の仕事があり、小林勇人の博士論文(小林[2008])とその後の仕事がある。そうした人たちが今はこちらに多くない。他にいればそれでよいのだが、どうなのだろう。どこででもよいからもっと仕事してくれたらよいのと思う。」


UP:201608 REV:
『生存学の企て』  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇身体の現代:歴史
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