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飯田奈美子:コミュニティ通訳・佐藤=ロスペアグ・奈々:翻訳学

「身体の現代」計画補足・177

立岩 真也 2016/07/12
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1749473018653011

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サンドラ・ヘイル(Sandra Hale)『コミュニティ通訳――オーストラリアの視点による理論・技術・実践』・表紙    『日本における翻訳学の行方』表紙画像(クリックすると大きな画像で見ることができます)    立命館大学生存学研究センター編『生存学の企て――障老病異と共に暮らす世界へ』・表紙
[表紙写真クリックで紹介頁へ]

 飯田奈美子が編者(というか訳者代表というか)のサンドラ・ヘイル(Sandra Hale)『コミュニティ通訳――オーストラリアの視点による理論・技術・実践』 は
http://www.arsvi.com/b2010/1406in.htm
 また『日本における翻訳学の行方』は
http://www.arsvi.com/b2010/1012sn.htm
 佐藤=ロスペアグ・奈々が司会を務める「モナ・ベイカー教授特別講義 「パーソナルなものとパブリックなものの相互交渉――翻訳研究の現場から」」が今週7月15日に開催される。
http://www.r-gscefs.jp/?p=6686
 「補章」の引用を延々と続けている『生存学の企て』は
http://www.arsvi.com/b2010/1603rcav.htm
 フェイスブック上のこの文章と同じ文章が
http://www.arsvi.com/ts/20162177.htm


 「□孤立が悪いわけではないが、そうもいかない時
 言語や、行動の様式は、身体そのものではないとしても、身体に付着しているものであり、すくなくとも完全に自由になるものではない。そんな意味で物質的なものである。その自分(たち)のものが、別の方式・様式でやっている多数派との間でうまくいかないといった場合がある。
 […]
 飯田奈美子は戦後中国で長く暮らした帰国者などの通訳の仕事に携わってきた。「コミニュティ通訳」と呼ばれる。役所での手続きや病院での診療などの場面で働く。一般に通訳は無色透明・中立の存在でありまたあるべきだとされる。しかしそれがこうした場面で通用するか、あるいは通用させるべきか。通訳は二者の間に入るのだが、その二者が対等でない場合がある。通訳者が透明で中立であろうとするとかえってその対等でない関係が維持されたり、拡大したりするかもしれない。ではどうしたらよいのか。通訳者と別に不利な人の側に立つ人がいればよいというのが一つの答ではある。しかし現実にそんなことがいつも可能なのか。また別の人である必要があるのかという問いもある。現にどうなっているか、どんな問題が生じているかを調べ、どうしたらよいかを考えることになる。飯田[2010][2012][2014])等で考え、博士論文にまとめようとしている。また訳書(Hale[2007=2014])がある。そして「翻訳学」について佐藤=ロスペアグ・渡部編[2010]がある。」


UP:201607 REV:
『生存学の企て――障老病異と共に暮らす世界へ』『生存学』3 特集:「精神」  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇身体の現代:歴史
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