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「『与えられる生死:1960年代――『しののめ』安楽死特集/あざらしっ子/重症心身障害児/「拝啓池田総理大学殿」他』1

「身体の現代」計画補足・120

立岩 真也 2016/02/17
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1692254801041500

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◆立岩真也 編 2015/05/31 『与えられる生死:1960年代――『しののめ』安楽死特集/あざらしっ子/重症心身障害児/「拝啓池田総理大学殿」他』,Kyoto Books \1000
http://www.arsvi.com/ts/2015b1.htm
 昨年こんなものを作った。HMTLファイルで、HP種々のリンクあって、便利です。以下がその目次。これが全部読める、自らの収蔵するデータとしてとっておけるというのは、日本において、生かす/殺すことがどんなふうに考えられてきたのか、そうしたものと連続性/非連続性においてどのように1970年代の障害者運動が立ち上がったのかを検証する、考察する上でも意義あることと思います。
 そしてそれは、当時の小児マヒ(ポリオ)/サリドマイド/脳性マヒ/重症身心障害児の受け止めれ方を知るということでもあります。
 こういう活動から資料収拾・作製の資金を得ていきたいという思いもあります。よろしく。

 ◇目次 ■の印のついているものは全文集録

■序 立岩真也

■1961/07/13 「重身障者をもつ父として」,『朝日新聞』1961-7-13 東京夕刊: 2(投稿・「声」欄)
■松山 善三 1961/09 「小児マヒと闘う人々」『婦人公論』46-11:116-121
■1962/04/30 『しののめ』47 特輯・安楽死をめぐって
■1962/07/09 「私を殺してほしい」,『女性自身』5-27:41-44
■1962/07/10 「「女性自身」に抗議 西宮市肢体障害者協会"身障者をべっ視"」,『朝日新聞』1962-7-10大阪朝刊:11
■花田 春兆 1962/09 「ケンカする気じゃあないけれど」,『しののめ』48
■石川 達三・戸川 エマ・小林 提樹・水上 勉・仁木 悦子 1963/02 「誌上裁判 奇形児は殺されるべきか」,『婦人公論』48-2:124-131
■花田 春兆 1963/06 「切捨御免のヒューマニズム」,『しののめ』50
■水上 勉 1963/06 「拝啓池田総理大臣殿」,『中央公論』1963年6月号,pp.124-134
■黒金 泰美 1963/07 「拝復水上勉様――総理にかわり、『拝啓池田総理大臣殿』に応える」,中央公論』1963年7月号,pp.84-89
■水上 勉 1963/08 「島田療育園」を尋ねて――重症心身障害の子らに灯を」(特別ルポ),『婦人倶楽部』1963-8:198-202
■1963/08/03 「捜査は見合わせる 「女性自身」の福祉法違反問題 "雑誌類の扱"」,『朝日新聞』1963/08/03東京夕刊:7
■花田 春兆 1963/10 「お任せしましょう水上さん」,『しののめ』51
■花田 春兆 1965/11「うきしま」,『しののめ』57
□花田 春兆 1968/10/20 『身障問題の出発』,しののめ発行所,しののめ叢書7:目次
□花田 春兆 1974/08/05 『いくつになったら歩けるの』,ミネルヴァ書房  『しののめ』47特集についての記述を採録

■立岩 真也 2012/12/24 「『生死の語り行い・1』出てます――予告&補遺・6
■立岩 真也 2012/12/27 「『生死の語り行い・1』出てます・続――予告&補遺・7」
■立岩 真也 2015/06/03 「解説」(抄),横田弘『障害者殺しの思想 第2版』,現代書館(初版:1979,JCA出版)

■文献表
■索引


UP:201602 REV:

立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇身体の現代:歴史
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