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病者障害者運動研究・8(Wの3)

「身体の現代」計画補足・96

立岩 真也 2015/12/22
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1673940456206268

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last update:2015


『現代思想』2015-12 特集:人工知能    『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』表紙    『自閉症連続体の時代』表紙 『造反有理――精神医療現代史へ』表紙
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 『現代思想』(青土社)12月号(特集:人工知能――ポスト・シンギュラリティ)
http://www.arsvi.com/m/gs2015.htm#12
掲載の連載第118回は「病者障害者運動研究」。この(第118)回は、研究費関係の応募書類ほぼそのままというものだ。ここでは、それを、いくらかずつ補足しながら分載していくが、長くかかるから、『現代思想』買ってください。今回は8回め。前回(7回め)は
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1673219036278410
 今回のHP版
http://www.arsvi.com/ts/20152096.htm
 『現代思想』(青土社)12月号(特集:人工知能――ポスト・シンギュラリティ)
http://www.arsvi.com/m/gs2015.htm#12
掲載の連載第118回は「病者障害者運動研究」。この(第118)回は、研究費関係の応募書類ほぼそのままというものだ。ここでは、それを、いくらかずつ補足しながら分載していくが、長くかかるから、『現代思想』買ってください。今回は7回め。前回(6回め)は
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi/posts/1670803979853249
 今回のHP版
http://www.arsvi.com/ts/20152096.htm
では、拙著『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』(2015)『自閉症連続体の時代』(2014)『造反有理――精神医療現代史へ』(2013)の紹介・注文頁にリンクされています。ただ、これらにおいては(「本人」たちの)社会運動の側面にはほとんどふれていません。2016年にまず一冊関連する書籍を出す予定にはなっています。そのことについてはまたお知らせいたします。
 では以下連載からの(とても小出しの)引用。


 「また、直接的な加害・犯罪(の可能性)の主体と名指され治安・医療の対象とされる精神障害者自身の動きが、組織規模としては家族会の全国組織に比してまったく小さなものだったが、「全国「精神病」者集団」(一九七四〜)等によりこの時期に始まる。それは治安の対象になることに抵抗するとともに、疾病とも障害ともされる自らの状態をどう捉えるか、身体障害者の動きにも連動しつつ、抗精神薬にどう対するかといったより具体的な場で自らのあり方を考え始める。これらについての研究は、さらに知的障害・発達障害の運動史研究は、まったく始まったばかりである。」

 続く。


UP:201512 REV:
立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa  ◇身体の現代:歴史
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