last update:2015
発売中の『現代思想』(青土社)11月号(特集:「大学の終焉」)
http://www.arsvi.com/m/gs2015.htm#11
掲載の連載第117回は「今般の認知症業界政治と先日までの社会防衛」。最近出た拙著『精神病医体制の終わり――認知症の時代に』を広告しつつ、一つそれと直近のことに関わることを知らせた。この回を小分けにしてここに掲載している。今回はその6回め。
『アサイラム』
http://www.arsvi.com/b1900/6100gi.htm
は、もとの原稿を書いて後約1月経ったが、今日(11月9日)もまだ9566円している――アマゾンってそういう「本屋」である。連載ではそのこと、と増刷されて定価で買えるようになったことしか書いていない。
拙著『精神病院体制の終わり』に収録したもとの文章は「医療社会学の本・2――ゴッフマン『アサイラム』」(医療と社会ブックガイド・15),『看護教育』2002-04(医学書院、2002/04/25)
http://www.arsvi.com/ts/2002004.htm"
商業上のこともあり、この連載については徐々に一部掲載ということにさせてもらっているが、今日のところはまだかなりの部分が残っている。
そこにも出てくるがこの本の第4章について今度職場の同僚ということになった美馬達哉
http://www.arsvi.com/w/mt05.htm
(データが古い)が書いている。そしてこの3月までそういう意味での同僚であった天田城介
http://www.arsvi.com/w/aj01.htm
(やはりデータが古い)が、現在同僚である渡辺克典が共編者となっている『触発するゴフマン――やりとりの秩序の社会学』
http://www.arsvi.com/b2010/1505nn.htm
所収の「修理屋モデル=医学モデルへのハマらなさこそが極限状況を招く――アイデンティティの機能的差異をも論じたゴフマン」で論じている。その第1節が「「世界の様々な亀裂」をもたらす機能的差異――『アサイラム』最終論文の問い」、第2節が「『アサイラム』の三論文――極限状況で耐え難きを耐え,忍び難きを忍ぶ」……。
さて「連載」からの再録はほんのわずか。
&今回については、以下のHP掲載の方を見てもらった方が、ここまで紹介した本の表紙やら見れますので、よいと思います。
http://www.arsvi.com/ts/20152085.htm
「■『アサイラム』『PTSDの医療人類学』
その連載ではゴッフマンの『アサイラム』やアラン・ヤングの『PTSDの医療人類学』も紹介していて、両方とも本の補章3にそのまま再録した。この二冊の本に関わり、まず補足しておく。
『アサイラム』について。二〇〇二年に私は「手元にもう一冊と注文したら品切れだった。びっくりした。そんなことがあってよいのだろうか」と書いて、その文章はそのまま本に再録されている。たぶんその後十数年、同じ状態が続いたのだと思う。だが校了後、このたび増刷された第五刷が、その事情はわからないがともかくありがたいことに、せりか書房から届いた――本日(十月一二日)現在、まだアマゾンではこれはまだ売られておらず、そのマーケットプレースでは古本に三九七九九円の値段がついている。」
(続く)
■この文章の紹介
◆2015/11/10 https://twitter.com/ShinyaTateiwa/status/663988840156106752
「立岩真也?@ShinyaTateiwa ゴフマン『アサイラム』第四論文「医療モデルと精神障害者の病院収容」「客が自分のもっている故障した機械の修理を修理屋に依頼するといった修繕サービスモデルで精神医療もまたなされることになっているのだが、実際には」http://www.arsvi.com/ts/2002004.htm →この紹介新刊の拙著に収録」