last update:2015
――以下――
医療に関わる消費者主義(consumerism)に関わるずいぶん前に米国で出た本と
日本の精神病院を外部の人たちが調査し評価する活動を報告する報告書を紹介した短文です。
http://www.arsvi.com/ts/2001002-k.htm
なお日本語のもとの文章はこんど出た単行書に掲載されたため全文は掲載されていません。
http://www.arsvi.com/ts/2001002.htm
訳者はイムドクヨンさんです。
http://www.arsvi.com/w/ld01-k.htm
立岩真也
――以上――
ということで2001年に書いた文章の紹介を掲載してもらいます。
https://www.facebook.com/ritsumeiarsvi.ko
つまりコリアが読める人は全部読めますが日本語の
http://www.arsvi.com/ts/2001002.htm
文章はもとの一部、になりました。全部を再録した本が出ました。
http://www.arsvi.com/ts/2015b2.htm
またお知らせします。が、この話はその本の中身に関わりがあります。
そして前々回の「抑えるために有料にすることについて」
http://www.arsvi.com/ts/20152076.htm
とも関係があります。本人が多く欲しくて需要が膨張してしまうために、それを抑えるべく「自己負担」(実質的には多く「家族負担」)というのは、よく言われることで、そのよしあしは別として、そうした効果がある場合はある、けれどもいつもではない。
むしろいくつかの場合、経済学用語では「情報の非対称性」といった要因、その他(精神医療の場合にどうだったか、具体的には上記の本)が働く場合には、供給側を制御する必要が出てくる、そこに消費者主義そして/あるいは消費者保護の必要も現れるといった話になります。
そんなことに関係があるとも思われないかもしれませんが、早川一光・立岩真也・西沢いづみ『わらじ医者の来た道――民主的医療現代史』
http://www.arsvi.com/b2010/1509hk.htm
の早川先生の話から引き出せること、と私が思って書いたことはその本でどうぞ。