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再刊にあたって 解説

立岩 真也 20150603

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* 全文は以下に収録されています。たくさんの関連情報のページにリンクされていますので、横田さんの本を読んでからでも、どうぞ。
立岩 真也 編 2016/04/29 『青い芝・横塚晃一・横田弘:1970年へ/から』Kyoto Books 327.4kb \700

横田 弘 20150603 『増補新装版 障害者殺しの思想』,現代書館,254p. ISBN-10: 4768435424 ISBN-13: 978-4768435427 2200+ [amazon][kinokuniya] ※ cp. be. o/a01
『増補新装版 障害者殺しの思想』表紙 ■ここに書けないこと/書くこと
 横田弘は二〇一三年六月三日に亡くなった。一九三三年五月一五日生、享年八〇歳。横田のことについて最も詳しいのは荒井裕樹の『障害と文学――「しののめ」から「青い芝の会」へ』(荒井[2011])だから、まずそれを読んでもらいたい。不親切かもしれないが、以下それと重複する部分はあまり記さないようにする。とはいえ最低限のことを。
 本書『障害者殺しの思想』は一九七九年にJCA出版から出版された。一月二〇日の発行日になっている。他の著書として、多くは書店で売られたというものではないが、六九年『花芯』(しののめ叢書九)、七四年『炎群――障害者殺しの思想』(しののめ叢書一三)、七五年『ころび草――脳性麻痺者のある共同生活の生成と崩壊』(自立社)、七六年『あし舟の声――胎児チェックに反対する「青い芝」神奈川県連合会の斗い』(「青い芝」神奈川県連合会叢書二)、八五年『海の鳴る日』(しののめ叢書一九)、そして二〇〇四年『否定されるいのちからの問い――脳性マヒ者として生きて 横田弘対談集』(現代書館)がある(→文献表、他の文章の一部については「横田弘」で検索→arsvi.com内のページ)。
 『炎群』が大幅に加筆されて『障害者殺しの思想』となった。その横田――本書の再刊がなされた現代書館の編集者である小林律子さんは学生の頃横田の介助者をしていたことあって、それで「この道」に入ったと誰かから聞いたことがある――の人生がどんなであったかについては、さきの荒井の本と、私の横田へのインタビュー/との対談で本人がいくらかを語っており、それを一部に含む本が出る(横田・臼井・立岩[2015])★01。本書でもいくらか語られている。それ以上のことを知らない。略させてもらう。
 さらに、その本書の中身については解説するまでもないと思う。言われていることはまったくもってはっきりしている。そして、詩人横田弘という像がまずある人にとってはいくらか意外にも思われるかもしれない★02。本書のかなり大きな部分では、蒼い芝の会の行動し主張したそのときどきの要求書・要望書等をそのまま引用し、障害者殺しに関わる報道が列挙される。この本に限っていえば、運動の指導者でありすぐれた実践家であった横塚の短文――そのいくつかは私的な書簡の形をとったものだ――を集めた本より、その時期の出来事をそのまま詳細に伝える本である。
 事実が記され、そして主張がなされる。そのうえで、例えば私にとっては、その主張をそのまま受け入れるのかそうでないのか、ここで糾弾されている「出生前診断」や「分離教育」のことをどう考えるかといったことがこの人たちから考えることを迫られたことであり、それを考えるのが仕事であってきた。その中身は書いたものを読んでもらえたらよい★03。
 ここでは本書がある文脈というか背景というかについていくつかのことを示し、さらに横田(たち)の「思想」ついてすこし考えてみたことを記す。一九七〇年以降については書かれたものがいくつか出ているが、六〇年代から見る必要がある。私が思うのは、その前とこの時との連続と差異である。二つのことを確認して三つめにつなぐ。一つ、七〇年に動くそのほんのすこし前、「障害者殺し」が堂々と語られている。一つ、それに障害の側は無反応ではけっしてなかった。そして一つ、そうした下地があったうえで、むしろあったうえではあるが、横田たちがさらにそこから突出したということだ。いま私は、横田が本書で言及しているものも含めいくつかそうした歴史にかかわる文書を集め、冊子・報告書を続けて出していこうとしている★04。実際に当時の文章の全文を読まないとそのときの「感じ」はわからないところがあると思う。読んでいただければと思う(その媒体で全文を読めるようにしたものについては※を付した)。そして先記した荒井の本にもかなり詳しく書かれている。ここでは簡単にする。

■六〇年代・1――可哀そうに思った人たち

■六〇年代・2――反発したのではあるが、の人たち

■七〇年――争うことにしたこと

■それがまるで無視されたわけではない環境

■現在に

■註

★04 「被差別統一戦線」「被差別共闘」について、そして楠敏雄(一九四四〜二〇一三)について立岩編[2014]。二冊目が『しののめ』の安楽死特集や『婦人公論』での座談会他、一九六〇年代の障害者の生死を巡って書かれ語られたものを収録したもの(立岩編[2015])。媒体としては電子書籍(といっても一冊目はHPで見るページと同じHTMLファイルという形式のもの)だけを考えている。キンドル等でもPCでも読むことができる。印刷もできる。また『そよ風のように街に出よう』に、させてもらっている「もらったものについて」(立岩[2007-])というだらだらとした連載?で、わりあい私的なことも含め「歴史」について記している。

★09 「水上勉が『中央公論』六三年六月号に「拝啓・池田総理大臣殿」(水上[1980]に再録)と題する公開書簡を発表し反響を呼ぶ(これは障害者に必ずしも肯定的に受け止められなかった。横田[1974→1979:59-60]、また岡村[1980:125-126]を参照)。」(立岩[1990→2012:333]、これまでの版で「水上[1986]」とあるのは誤記)
 岡村[1988]は大仏空そして「まはらば村」についての本。他にいくつかあって立岩[1990→2012:336]で紹介している。その後のものとしては神奈川県連合会を設立にも関わり大仏とも初期から関係のあった小山正義の小山[2005]。
 ちなみにいま引用したのは註9だがその前の註8には小林提樹らが始めた島田療育園の歴史とそこで起きた問題をとりあげた文献を幾つかあげている。きりがないので略す(大仏空についても含めHPに掲載)。なおこの六三年、水上は島田療育園を訪ねその訪問記を書いている(水上[1963b])。

★18 「ひとびとの精神史」というシリーズが岩波書店から刊行され、そこに私は横塚について文書を書くことになっている(立岩[2015b])――そこに書くことと本稿に記すことの一部は重なるはずである。私がその時代の人としてあげることにしているのは、横塚晃一(一九三五〜一九七八、享年四二歳)、高橋修(一九四八〜一九九九、享年五〇歳)と吉田おさみ(一九三一〜一九八四、享年五二歳)だ。横塚について立岩[2007]、高橋について立岩[2001]、吉田について立岩[2013:298-306]。高橋についての文章には――いつも真面目に手間をかけて文章を書いてはいるのだが――気持ちが入っている。めったにないことだが時に読み返すことがある。横塚についての文章は、書くのにずいぶんな時間がかかった。
 ついでに、本書の帯に文章を寄せている森岡正博がツィッターで横塚晃一横田弘田中美津の三人をあげているのを見かけたことがあるように思う。田中に『かけがいのない、大したことのない私』(田中[2005])という本があり、拙著の第二版でその本をあげるだけはあげている(立岩[2013a:738])。そしてこの「解説」の後半に書いたことは、要するに、そういうことだ。

■文献(50音順・78) ※立岩[2016]文献表に収録済

 *を付したものは全文がウェブ上にある(横田弘・立岩真也で検索すると文献表のページがあってそこからリンクされている)。※を付したものは立岩編[2015]に全文を収録している。ご注文はHPからあるいは直接立岩(tae01303@nifty.ne.jp)まで。

◆安積 純子・尾中 文哉・岡原 正幸・立岩 真也 1990 『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』、藤原書店→1995 増補改訂版,藤原書店
◆―――― 19950515 『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学 増補・改訂版』,藤原書店,366p.,ISBN:489434016X 2900+ [amazon][kinokuniya] ds.
◆―――― 20121225 『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学 第3版』,生活書院・文庫版,666p. ISBN-10: 486500002X ISBN-13: 978-4865000023 [amazon][kinokuniya] ※
◆朝日新聞社 編 19731115 『立ちあがった群像』,朝日新聞社,朝日市民教室・日本の医療6,250p. ASIN: B000J9NNZ6 [amazon]
荒井 裕樹 2008 「「安楽死」を語るのは誰の言葉か――六〇年代における在宅障害者の〈生命〉観」,『死生学研究』9:121-
◆―――― 20110210 『障害と文学――「しののめ」から「青い芝の会」へ』,現代書館,253p. ISBN-10: 4768435114 ISBN-13: 978-4768435113 2200+ [amazon][kinokuniya] o/a01.
◆福本 博文 20020220 『リビング・ウィルと尊厳死』,集英社新書,204p. ISBN: 4087201317 693 [amazon][kinokuniya]
◆稲場 雅紀・山田 真・立岩 真也 20081130 『流儀――アフリカと世界に向い我が邦の来し方を振り返り今後を考える二つの対話』
 生活書院,272p. ISBN:10 490369030X ISBN:13 9784903690308 2310 [amazon][kinokuniya] ※
◆石川 達三・戸川 エマ・小林 提樹水上 勉仁木 悦子 196302 「誌上裁判 奇形児は殺されるべきか」,『婦人公論』48-2:124-131 →立岩編[2015]
石川 雅夫 1973 「ヒ素ミルクの十字架を負って」,朝日新聞社編[1973:103-115]
◆折本 昭子・大仏 空 1962 「安楽死賛成論(往復書簡)」、『しののめ』47:31-→立岩編[2015]
大谷いづみ 2005/03/25 「太田典礼小論――安楽死思想の彼岸と此岸」,『死生学研究』5:99-122 
 *:http://devita-etmorte.com/archives/oi05a.html
◆岡村 青 19880331 『脳性マヒ者と生きる――大仏空の生涯』,三一書房,210p. ISBN-10: 4380882179 ISBN-13: 978-4380882173 \1470 [amazon] ※cp 
大仏 空 1975a 「序文」、横田[1975]→増田 大仏[2006-]
 *:http://homepage2.nifty.com/maharababunnko/kaihourironn/itann/itan.html
◆―――― 1975b 「異端の思想」、横田[1975]→増田 大仏[2006-]
◆―――― 1979 『解放理論研究会テキスト No.1』、茨城蒼い芝の会→新解放理論研究会[2006-]
 *:http://homepage2.nifty.com/maharababunnko/kaihourironn/kaihouriron1.1.html
◆―――― 1979  『解放理論研究会テキスト No.2』解放理論研究会→増田 大仏[2006-]
 *:http://homepage2.nifty.com/maharababunnko/kaihourironn/kaihourironn2.1.html
◆窪田好恵 201403 「重症心身障害児施設の黎明期――島田療育園の創設と法制化」,『Core Ethics』10:73-83 *:[PDF]
◆―――― 2015 「全国重症心身障害児(者)を守る会」の発足と活動の背景,『Core Ethics』11:59-70 *:[PDF]
◆黒金 泰美 1963/07 「拝復水上勉様――総理に変わり『拝啓池田総理大臣殿』に応える」,『中央公論』1963年7月号,pp.84-89→立岩編[2015] ※
◆小山正義 20051220 『マイトレァ・カルナ――ある脳性マヒ者の軌跡』 千書房,127p.  ISBN-10: 478730044X ISBN-13: 978-4787300447 1260 [amazon][kinokuniya]
◇しののめ編集部編 19730315 『強いられる安楽死』
◆新解放理論研究会 http://homepage2.nifty.com/maharababunnko/newpagehonnbako.html
◆全国自立生活センター協議会 編 20010501 『自立生活運動と障害文化――当事者からの福祉論』全国自立生活センター協議会,発売:現代書館,480p. ISBN:4-7684-3426-6 3675 [amazon][kinokuniya] d00h
◆立岩 真也 1990 「はやく・ゆっくり――自立生活運動の生成と展開」,安積他[1990:165-226→1995:165-226→2012:258-353]
◆―――― 1997/09/05 『私的所有論』,勁草書房,445+66p. ISBN-10: 4326601175 ISBN-13: 978-4326601172 6300 [amazon][kinokuniya] ※
◆―――― 1998b 「一九七〇年――闘争×遡行の始点」,『現代思想』26-2(1998-2):216-233→立岩[2000:87-118]
◆―――― 20001023 『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』,青土社,357+25p. ISBN:4791758528 2940 [amazon][kinokuniya]
◆――――― 2001/05/01 「高橋修――引けないな。引いたら、自分は何のために、一九八一年から」,全国自立生活センター協議会編[2001:249-262]
◆――――― 2004/01/14 『自由の平等――簡単で別な姿の世界』,岩波書店,349+41p. ISBN:4000233874 3255 [amazon][kinokuniya]
◆―――― 2007 「解説」,横塚[2007:391-428→2010:427-461]
◆―――― 2007- 「もらったものについて・1〜」,『そよ風のように街に出よう』75:32-36〜
◆―――― 2008/09/05 『良い死』,筑摩書房,374p. ISBN-10: 4480867198 ISBN-13: 978-4480867193 [amazon][kinokuniya] d01.et.,
◆―――― 20090325 『唯の生』,筑摩書房,424p. ISBN-10: 4480867201 ISBN-13: 978-4480867209 3360 [amazon][kinokuniya] et.
◆―――― 2012/10/31 「ブックガイド・医療と社会」より」,立岩・有馬[2012:173-203]
◆―――― 2012- 「予告&補遺」(連載),生活書院のHP http://www.seikatsushoin.com/web/tateiwa.html
◆―――― 2013/05/20 『私的所有論 第2版』,生活書院・文庫版,973p. ISBN-10: 4865000062 ISBN-13: 978-4865000061 1800+ [amazon][kinokuniya]
◆―――― 2013/12/10 『造反有理――精神医療現代史へ』,青土社,434p. ISBN-10: 4791767446 ISBN-13: 978-4791767441 2800+ [amazon][kinokuniya] m.
◆―――― 2014/06/01 「人命の特別を言わず/言う」,『現代と親鸞』28 15a
◆―――― 2014/08/26 『自閉症連続体の時代』,すず書房,352p. ISBN-10: 4622078457 ISBN-13: 978-4622078456 3700+ [amazon][kinokuniya] ※
◆―――― 2015a 『(題名未定)』,青土社
◆―――― 2015b 「横塚晃一――障害者は主張する」(編集部による仮題),吉見編[2015]
◆立岩真也 編 2014/12/31 『身体の現代・記録(準)――被差別統一戦線〜被差別共闘/楠敏雄』Kyoto Books 
◆―――― 2015 『与えられる生死:1960年代――身体の現代・記録:『しののめ』安楽死特集/あざらしっ子/重度心身障害児/「拝啓池田総理大学殿」他』Kyoto Books
◆立岩 真也・有馬斉 2012/10/31 『生死の語り行い・1――尊厳死法案・抵抗・生命倫理学』,生活書院,241p. ISBN-10: 4865000003 ISBN-13: 978-4865000009 [amazon][kinokuniya] et. et-2012.
◆田中 美津 2005 『かけがえのない、大したことのない私』,インパクト出版会,358p. <738>
◆日本心身障害児協会島田療育センター 編 20030625 『愛はすべてをおおう――小林提樹と島田療育園の誕生』,中央法規出版,246p. ISBN-10:4805823682 ISBN-13:978-4805823682 \2625 [amazon][kinokuniya] j01.
花田 春兆 1962 「現代のヒルコ達――小林提樹先生へ」、『しののめ』47→花田[1968:1-13] →花田[1968:1-13] *
◆―――― 1963a 「切捨御免のヒューマニズム」、『しののめ』50→花田[1968:14-23] 
◆―――― 1963b(1963/10 「お任せしましょう水上さん」、『しののめ』51→花田[1968:78-85] 
◆―――― 1965/10 「うきしま」,『しののめ』57→19681020 『身障問題の出発』,pp.33-44 
◆―――― 19681020 『身障問題の出発』,しののめ発行所,しののめ叢書7,163p. 350 東京都障害者福祉会館403
◆福本 博文 20020220 『リビング・ウィルと尊厳死』,集英社新書,204p. ISBN: 4087201317 693 [amazon][kinokuniya]※,
◆二日市安 19791110 『私的障害者運動史』,たつまつ社,たいまつ新書61,191p. 680 [絶版]※ d
◆―――― 19820620 『逆光の中の障害者たち――古代史から現代文学まで』,千書房,270p. \1480 ※ ds
◆―――― 19951125 『障害者』,現代書館,FOR BIGINNERS,174p. 1200+円 ※ d
◆文庫番 2006- 『マハラバ文庫』
 *:http://homepage2.nifty.com/maharababunnko/newpagehonnbako.html
◆堀 智久 20140320 『障害学のアイデンティティ――日本における障害者運動の歴史から』,生活書院,224p. ISBN-10:4865000208 ISBN-13:978-4865000207 3000+ [amazon][kinokuniya]
◆水上勉 1963/06 「拝啓池田総理大臣殿」,『中央公論』1963年6月号,pp.124-134 
◆―――― 1963/08 「島田療育園」を尋ねて――重症心身障害の子らに灯を」(特別ルポ),『婦人倶楽部』1963-8:198-202 
◆―――― 1963 『日本の壁』、光風社
◆―――― 1980 『生きる日々――障害の子と父の断章』、ぶとう社
◆山田 真・立岩 真也 2008 「告発の流儀」,稲場・山田・立岩[2008:150-267]
横田弘 1969 『花芯』、しののめ発行所、しののめ叢書九
◆―――― 1974 『炎群――障害者殺しの思想』、しののめ発行所、しののめ叢書
◆―――― 1975 『ころび草――脳性麻痺者のある共同生活の生成と崩壊』、自立社、発売:化面社
◆―――― 1976 『あし舟の声――胎児チェックに反対する「青い芝」神奈川県連合会の斗い』、青い芝」神奈川県連合会叢書二
◆―――― 19790120 『障害者殺しの思想』,JCA出版,219p. 1600 ※/東社369.27
◆―――― 1985 『海の鳴る日』、しののめ叢書一九
◆―――― 2004 『否定されるいのちからの問い――脳性マヒ者として生きて 横田弘対談集』,現代書館,262p. ISBN:4-7684-3437-1 2200+税 [amazon][kinokuniya] ds
◆横田弘・臼井正樹・立岩真也 2015 『(題名未定)』、生活書院
横塚晃一 1973 「CP――障害者として生きる」,朝日新聞社編[1973:]
◆―――― 1975 『母よ!殺すな』、すずさわ書店
◆―――― 1981 『母よ!殺すな 増補版』、すずさわ書店
◆―――― 20070910 『母よ!殺すな 第3版』,生活書院,432p. ISBN9784903690148 10桁ISBN4903690148 2500+ [amazon][kinokuniya] ※ dh
◆―――― 20100110 『母よ!殺すな 第4版』,生活書院,466p. ISBN9784903690148 10桁ISBN4903690148 2500+ [amazon][kinokuniya] ※ dh
◆吉見俊哉編 2015 『万博と沖縄返還――一九七〇前後』,岩波書店,ひとびとの精神史5
◆頼尊恒信 2015 『真宗学と障害学――障害と自立をとらえる新たな視座の構築のために』,生活書院

◆著者紹介 立岩真也(たていわ・しんや)
1960年佐渡島生。専攻社会学。立命館大学教員。著書に『生の技法』『私的所有論』(現在は生活書院から文庫版)他。近刊に『造反有理――精神医療現代史へ』(青土社、2013)『自閉症連続体の時代』(みすず書房、2014)。


UP:20150426 REV:20150607, 21, 0926
横田 弘  ◇青い芝の会  ◇生を辿り道を探る――身体×社会アーカイブの構築  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa 
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