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出生前診断についてのコメント

立岩 真也 2013/03/30
「新型出生前診断 4月スタート 「妊婦の決断」ケアの課題に」産経新聞 3月30日(土)15時3分配信



□2013/03/27

60字すこしこえますが
こんなかんじでしょうか。

「検査で陽性ならさらに面倒な羊水検査も受けねばならない。生まれる人を選んでよいか、迷うかもしれないと思うなら検査を受けないことだ。」

立岩

□2013/03/27

立岩さま
ありがとうございます。

生まれる人を選ぶというのは、障害の有無で中絶するかどうか選ぶ、という解釈で良いのでしょうか?

何度もお尋ねをして申し訳ありません。

□2013/03/27

一般的には障害とは限らないですが
この場合はそう(ダウン症です。
あと選ぶのはそうですね
産むか中絶するか、ですね。

□2013/03/28

立岩さま

お世話になります。

コメントをお寄せいただきありがとうございました。
文字数の加減で難しい注文をしてしまい申し訳ありませんでした。

先生からいただいたコメントと解釈を少し合わせさせていただいてます。これでも構いませんか?

「検査で陽性ならさらに面倒な羊水検査も受けねばならない。障害の有無で出産・中絶の選択を迷うかもしれないと思うなら検査を受けないことだ」

(ただ、ここからさらに編集部門で字数を整えたり多少さわらせていただくかと思います。
出来上がったものをチェックしてもらえればベストなのですが、編集権の兼ね合いで出来ないのです、申し訳ないです)

□2013/03/28

そういうことでよいです。
ありがとうございました。

立岩 真也

 *以下が掲載された記事の全文。「しないことだ」と「すべきでない」は(私にとってはかなり)ちがいますが。

◆2013/03/30 「新型出生前診断 4月スタート 「妊婦の決断」ケアの課題に」
 産経新聞 3月30日(土)15時3分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130330-00000141-san-hlth

 新型出生前診断を受ける場合の流れ(写真:産経新聞)→上掲HP

 「□阪大病院、検査再考期間設ける
 新しい出生前診断の実施施設として認定を受けた大阪大学医学部付属病院(大阪府吹田市)が、4月上旬からの診断実施に向けて準備を進めている。ダウン症などの染色体異常を高い精度で調べる新診断には生命倫理上の問題を指摘する声もあり、妊婦らからは「母親の判断を支える態勢は整っているのか」などと戸惑いの声も上がる。医療関係者は「検査を受けるかどうかも、よく考えて決めてほしい」と呼び掛けている。
 新診断をめぐっては、日本医学会や日本産科婦人科学会(日産婦)などが、阪大病院など全国15施設を実施施設として認定した。
 阪大病院では1月、産婦人科と遺伝子診療部でつくる医療チームが発足。臨床遺伝専門医や染色体異常の子供の診断経験があるベテラン医師、カウンセラーら約10人で構成される。同病院では4月上旬から2年間で、50人を目標に検査を実施する予定だ。
 出生前診断は、これまで母体血清マーカー検査などが行われてきたが、精度は6〜8割だった。精度の高い羊水検査は流産のリスクがあり、敬遠する人も少なくなかった。
 新診断は、血液検査だけのためリスクが低く、高精度だが、出生前の人工中絶など「命の選別につながる」という懸念もある。阪大医療チームの金川武助教は「陽性だったとしても子供に障害がない可能性もあり、確定検査が必要だ」と説明する。
 新診断の導入を控え、妊婦らの思いはさまざまだ。
 4月に出産予定の東京都目黒区の40代主婦は「自分の妊娠判明時にこの検査があれば受けていた」と話す。この主婦は昨年11月、母体血清マーカー検査を受けた。その結果、ダウン症の確率は主婦の年齢を考慮しても高いものではなかったが「検査をきっかけに夫と『子供に障害があったらどうするか』と真剣に話し合った」と振り返る。
 別の妊婦は「(障害のある子を)産もうと決めた妊婦へのケアがまだまだ不十分ではないか」と戸惑う。
 中絶には妊婦の負担も大きい。出生前診断について詳しい立命館大先端総合学術研究科の立岩真也教授は「障害の有無で出産、中絶の選択を迷うかもしれないと思うなら、検査を受けるべきでない」と指摘する。日産婦は、新診断について、検査対象を高齢妊娠や染色体異常の子供の妊娠歴がある妊婦などに限るとする実施指針を決めている。
 阪大病院の場合、検査希望者に対し、新診断や染色体異常について丁寧な説明を行うだけでなく、1週間の再考期間も設ける。陽性の場合はその後も診察を継続しケアを続ける方針だ。
 金川助教は「診断は赤ちゃんの命に関わる問題。受ける前にしっかり考えてほしい」と話している。

【用語解説】新型出生前診断

 妊娠10週以降の妊婦の血液を採取し、血液中の胎児のDNA情報から胎児のダウン症など3種類の染色体異常を調べる検査。自己負担の費用は約21万円で、従来の出生前診断よりも早い妊娠10週から検査できる。従来診断より精度が高く、陰性の的中率は99%。ただし陽性の場合は年齢などの条件によって確率が異なるため、羊水検査などが別途必要となる。日本産科婦人科学会は今月、検査対象を高齢出産などに限定するとした指針を発表した。
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最終更新:3月30日(土)15時29分5」(全文)

 ※私がお送りしたコメントと若干?ニュアンスがことなります。→「コメント」


UP:20130331 REV:
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