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大会長挨拶

立岩 真也 2012 『日本生命倫理学会第24回大会予稿集』p.1

2012/10/27-28 於:立命館大学衣笠キャンパス
https://sites.google.com/site/seimeirinri24/


  このごろ、「生命倫理学」はそこにあって、あとは教育されたり普及されたりするものであるかのように見えてしまうことがあります。もちろん、議論すべきことがみな決着しているのであればそれにこしたことはなく、以後、啓蒙したり相談に乗ったりすればよいのでしょう。ただ、残念ながら、そんなことばかりでもなく、「倫理」について、それを論じるに際しての「事実」について、詰められていない、あるいは単純に知らないことがまだたくさんあるのではないか。そして そんなこんなの間に、生きるためのことを止めることやしないことは、なんだか当たり前のことになりつつあるようにも見えます。そんなことを、2011年度をもって終了し、これから大学内の研究センターとしての活動として引き継がれていくグローバルCOEプログラム〈「生存学」創成拠点――障老病異と共に 暮らす世界の創造〉の活動を行っていく中で感じてきました。調べ、考え、報告し、議論する。それを続けていかねばなりません。学会とその大会はそのためにあるでしょう。そこで非力ながら会場校をお引き受けすることにしました。闊達な議論がなされることを期待します。


UP:2012 REV:
生命倫理学  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa
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