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争いを期待する

御挨拶に代えて

立岩 真也 2010/10/02
公開シンポジウム「生存学×医療の哲学×生命倫理学――安楽死を巡る学説の展望と課題」
於:京都府中小企業会館8階 会議室802


 *以下は、開催前に主催者の側から求められた「抄録」としてお送りしたものであり、実際の――ごくごく短い――挨拶とは別のものです。

  この主題について拙著『良い死』(2008、筑摩書房)、『唯の生』(2009、筑摩書房)で私が考えられたことを記した。『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』(2000、青土社)、『希望について』(2006、青土社)でもこの主題について論じた(多くは長くない)文章が収録されている。そして『ALS――不動の身体と息する機械』(2006、医学書院)でもこの主題についての考察がある。これらに書いたことにつけ加えることは今のところは私にはない。残念なのは、それらに対する批判が――このかんの社会の趨勢を見ても――いくらもあるはずであるのに、いただけていないことである。昨年の東京大学での催しは有意義なものではあったが、議論は中途で終わった。詰められることを詰められるところでまで詰めることができたらと願っている。

弱くある自由へ ALS 不動の身体と息する機械 希望について 良い死 『唯の生』表紙


UP:20090924 REV:
安楽死・尊厳死  ◇「死生学と生存学――対話・1」  ◇立岩 真也  ◇Shin'ya Tateiwa
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