ここでは一つのできごとだけを記しておく。2002年10月、DPI(障害者インターナショナル)――1981年結成、結成前後とそれからしばらくについてDriedger[1988=2000]――世界大会が日本の札幌であった。112の国・地域から参加があったその記録が公刊されている(DPI日本会議+2002年第6回DPI世界会議札幌大会組織委員会編[2003]○、以下数字はこの本の頁を表示)。11の分科会の中に「生命倫理」の分科会もあった。本ではこの分科会について約50頁の記録がある。この分科会に4つの集まりがあった。遺伝学と差別/生命倫理と障害/QOL(生活の質)の評価/誰が決定するのか。