HOME
>
Tateiwa
>
武満徹『音、沈黙と測りあえるほどに』
立岩 真也
2008/05/20
『UNITAS PLUS』404:27(「私のオススメこの一冊」、立命館大学広報部)
■武満徹 1971 『音、沈黙と測りあえるほどに』,新潮社,241p. ISBN-10: 4103129018 ISBN-13: 978-4103129011
[amazon]
※
たしか高校2年の夏、たまたま、高校の図書館で借りて読んだはずです。そのときに私はまだその人の音を聴いたことがなかった。LPを買いました。で、しょっちょうその中の「ガーデン・レイン」という曲なんかを聞いてました(今はCDで聞けます)。そしてその後「地平線のドーリア」とか。ロック系とか、音聞きながら読んだ(見た)本もあるけど、まだ音として聞いていない音を聴きたくなる。ときどき本にはそんな力があります。(200字)
*次数の制約のため削除した部分
ジョン・ケージについて。「いかなる特許ともかかずらわない彼の音楽的な発明は、世界に匿名の申請をしている。不毛な〈音楽の土地〉をジョン・ケージは肥沃なものにしたいと願っている。彼は、音楽にたいして農民のように謙譲な魂をもっている。」
UP:20080402
◇
立岩 真也
◇
Shin'ya Tateiwa
TOP
HOME (http://www.arsvi.com)
◇