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障害者運動・対・介護保険 2004

立岩 真也 20040710
定藤記念福祉研究会
「地域自立生活支援の確立を目指して――支援費制度の今後を考える」 於:西宮市


 [注記]

※ 以下に掲載していただくのは、2004年2月のはじめに送付した、平岡公一・山井理恵編『介護保険とサービス供給体制――政策科学的分析』(仮題、東信堂、近刊)に収録される予定の原稿。(刊行されたらお買い求めいたただきますよう。)

※ 「統合」についての私の立場ははっきりしている。そのまま介護保険に「統合」されたら、介助を使っての暮らしは不可能になる。だからこれに反対。むろん、ならば別制度を足せばよいと言われるのだが、その制度のあり方はまったく示されていない。納得できるものを示すよう求め、示されないなら統合に賛成できず、納得できないものが示されるのであれば反対。
 きわめて短いものだが、DPI日本会議の機関誌『われら自身の声』に同趣旨の文章を書き(2004年4月)、全国自立生活センター協議会(JIL)のシンポジウム(5月、於:沖縄)でも、そのことを(「財源問題」などいくつかの論点を加えて)話した。私の書いたものも含め、関連情報をホームページhttp://www.arsvi.comに掲載しているので、どうかご覧いただきたい。

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障害者運動・対・介護保険
――2000〜2003――


◆cf.
 2004/04/05「抗する側に道理はある」
 『われら自身の声』20-1:6-7(DPI日本会議)【了:20040406 校正:0421】

■この報告への言及

◇立岩 真也 2020/06/08 「制度を使う・1――新書のための連載・5」,『eS』013


UP:20040630 
介助・介護(支援費制度/介護保険 …)2004  ◇立岩 真也
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