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コメント:2001/02/21(水)「安楽死法成立・あなたはどう考える」

NHK教育テレビ「人間ゆうゆう」19:30〜

http://www.nhk.or.jp/yy/kore/kore_2m3w3d.html
http://www.nhk.or.jp/nhkvnet/youyou/


→◆立岩 真也 2001/05/25 「死の決定について・2」(医療と社会ブックガイド・5),『看護教育』42-5(2001-5):378-379(医学書院)
→◆立岩 真也 2001/06/25 「死の決定について・3」(医療と社会ブックガイド・6),『看護教育』42-6(2001-6):454-455(医学書院)

 ◆安楽死
  このファイル収録の情報を増やしました。ご覧ください。

 反・安楽死の運動についてもお話しできればと思います(0212)。
 時間がなくてなかなか、でした。ホームページをご覧ください(0214)。

 このホームページの
安楽死・尊厳死:合衆国
安楽死・尊厳死:合衆国・オレゴン州
 等に、以下のホームページを一部紹介していますので、
 ご覧いただければと思います。

◆International Anti-Euthanasia Home Page
 http://www.iaetf.org/
◆Not Dead Yet
 http://acils.com/NotDeadYet/

 「ただ、いま市野川さんがおっしゃったような障害者自身の動きっていうのはナチズムを体験したドイツ以外にはないかっていうと、やっぱりあるんですよ。たとえばこの前、アメリカのNCIL(全米自立生活センター協議会)、それなりに大きな組織だけれども、その事務局長に話を聞いたんだけど、出生前診断については、「うーん…」っていう感じで、組織として反対するっていうことはやってないというかできてないというか、でも少なくともよいものだとか、当然だという受け止め方ではなかった。それから安楽死のことね。医師の幇助のもとでの自殺としての安楽死に関しては、組織として反対の声明を出してるって言ってました。これって自己決定でしょ、ある意味では。もし彼らが自己決定ってことだけを旗印に闘っていたんだとすれば、ある種矛盾するかもしれないことでしょ。だけどもっとも強力に自己決定を主張してきたアメリカの当事者たちにしてもね、やはり医師の幇助による安楽死に対しては、反対しているということがある。」
(市野川容孝・立岩真也1998/02/01「障害者運動から見えてくるもの」(対談),『現代思想』26-2(1998-2):258-285→立岩『弱くある自由へ』(青土社,2000)に収録)

 なお、これまでに私が書いた文章として以下があります。

◆立岩 2000/10/10「死の決定について」
 大庭 健・鷲田 清一 編 20001010 『所有のエチカ』
 ナカニシヤ出版,叢書思想のフロンティアIII,243p. 2200円+税
◆立岩 1998/08/01「「そんなので決めないでくれ」と言う――死の自己決定、代理決定について」
 (インタヴュー)『ヒポクラテス』2-5(1998-8):26-31
 →立岩『弱くある自由へ』(青土社,2000)に収録
◆立岩 1998/01/20「都合のよい死・屈辱による死――「安楽死」について」
 『仏教』42:85-93(特集:生老病死の哲学) 25枚
 →立岩『弱くある自由へ』(青土社,2000)に収録

 

◆オランダで安楽死を選んだ女性のこと

 (なぜモルヒネを使わなかったのだろう。)

 「ひどい罰を受けているようなものでした。
 安楽死を選んだからこそ、はっきりした意識をもったまま、人生を閉じることができたのです。」


UP:2001
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