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「年二七六万円」を夫が払う?

―妻の家事労働の経済的評価を考える―

立岩 真也 1997/12/01

『開花』1-2(1997-12):108-109,わかさ出版


*但し掲載された文章は私が書いたものと異なります→編集部より謝罪。
 以下の本に収録されました。そこに掲載されているのはもとの原稿です。

カバー写真 ◆立岩 真也・村上 潔 20111205 『家族性分業論前哨』
 生活書院,360p. ISBN-10: 4903690865 ISBN-13: 978-4903690865 2200+110
 [amazon][kinokuniya] ※ w02,f04

■経済企画庁の計算

 編集部から次のようなお電話をいただきました。
 「今年の五月、経済企画庁経済研究所から、一般のサラリーマン家庭での専業主婦の家事労働に対する年間評価額を、約二七六万円とする試算が公表され、この数字が果たして妥当かどうか、様々な見解が寄せられていますが、どう考えますか。」

■払っている人もいるらしい

■子どもには手間もかかるがお金もかかる

■夫に対する労働だけでどれほど稼げるか

■そして自分の分は払わないとならない

■問題は別のところにある


UP:1997 REV:20111221
家事労働
立岩 真也
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