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ピア・カウンセリング関連文献の紹介・U <日本>

立岩 真也 1992/09/25 『自立生活への鍵――ピア・カウンセリングの研究』,ヒューマンケア協会


■T マニュアル・解説書

▽自立生活プログラムに関するマニュアルとしては以下のものがある。
★安積純子 編集責任者 19890920 『自立生活プログラムマニュアル』,ヒューマンケア協会,83p.,1300円(〒260円)
 序文/第1章 目標設定/第2章 自己認知/第3章 健康管理と緊急事態/第4章  介助について/第5章 家族関係/第6章 金銭管理/第7章 居住/第8章 献立と買物と調理/第9章 性について/第10章 社交と情報/ILプログラム受講表/自立生活技術の評価

▽本報告書にも寄稿していただいたLaureen Summersの文章が以下に訳されており,これ がいくつかの報告書に転載されている。
★Summers, Laureen The Peer Counseling Program 198808(再版199010) ヒューマンケア協会訳,ヒューマンケア協会,33p.(ヒューマンケア協会 19881200 『ピア・カウンセリング集中講座・・自立への大いなる歩みを進めるために』:31-61他に再録)
 1.ピア・カウンセリング/2.ピア・カウンセリングの基本概念/3.ピア・カウンセリングにおける人間関係/4.カウンセリングのプロセス/5.カウンセラーとしてしていけないこと/6.その他のカウンセリング理論

▽ヒューマンケア協会を初めとするピア・カウンセリングにおいてその基本的な方法論と なっている再評価のカウンセリング(re-evaluation counseling),コウ・カウンセリ ング(co-counseling)については次の翻訳がある。
★Jackins, Harvey 19811107 The Art of Listening, California Nental Health
 Association=「聞くことの大切さ」,ヒューマンケア協会訳・発行,20p.
 誰かが耳を傾けなければ/私達の本質は,素晴らしい/知性への妨害/人間は良きもの/回復するプロセス/出来事,そしてそれが伝染すること/組織的な抑圧も/多の人が学んでいる/内容は普遍的である/人は人である/カウンセリングの仕方/どのような態度か/自信を与えること/高い期待をかける/コミットメント/愛/する価値のあること/本当に生きる

▽また,米国の障害者の自立生活センター運営については次のものが参考になる。自立生活研究所(ILRU)・ヒューストン自立生活センター(HCIL)・パラクォッド(PARAQUAD)・インパクト(IMPACT)の自立生活プログラム※やピア・カウンセリングについての情報(リーダーの講演,質疑応答)が掲載されている。またいくつかのパンフレットが翻訳されている。この一部を紹介する。
★ヒューマンケア協会 19901101 『自立生活への衝撃(インパクト)・・アメリカ自立生活センターの組織・運営・財務』,132p.,1000円
 ※この言葉は米国では日本とは別の意味で用いられているようだ。「@理事会の51%は障害者でなくてはならない。A重要な決定をくだす幹部の少なくとも一人は障害者でなくてはならない。B職員の少なくとも1名は障害者でなければならない。C多様なサービスの少なくとも一つ以上を行っている。」の4つの要件を全部満たしているのが自立生活センター,全部は満たしていないのが自立生活プログラムとされている(ILRU(INDEPENDENT LIVING RESEARCH UTILIZATION=自立生活研究所)のPeg Nosekの説明(p.25))。あるいはプログラムの中で要件を全て満たしているものをセ ンターと呼んでいるようにも解せる(p.29-)。私達が使う自立生活プログラムにあたる言葉としては,「自立生活技術トレーニング」「自立生活技術クラス」が用いられているようだ。またLex Freeden, Laurel Richards, Jean Cole,and David Bailey
 "A Glossary for Independent Living"(高橋由和訳「自立生活用語集」(p.5-9)では,「自立生活プロジェクト」の特定の形態(非営利的,非居住型のプロジェクトで,障害を持つ利用者によって運営)が「自立生活センター」と呼ばれ(p.7),さらに「重度の障害を持つ人が比較的依存的な生活状態から,より自立した状態へと移るのを援助するプログラム」として「自立生活移行プログラム」が定義され,その基本的なサービスとして「自立生活技術トレーニング」があげられている(p.8-9)。
 ・「自立生活技術トレーニング − 障害を持つ人が自立した生活を送れるよう技術を身につけるためのトレーニングコースを提供しています。その中には公共交通機関の利用方法,個人の家計管理,無理解な,あるいは差別的な扱いに対する対応の仕方,その他。」
 ・「ピア・カウンセリング − 障害を持つ人が,他の地域で自立生活を営む障害を持つ人に働きかけるサービスを提供しています。その目的は,障害を持つ人がしばしば突き当たる問題を解決することです。たとえば新たに生じてきた障害に対する調整や,生活の仕方の変化を経験すること,地域サービスをより有効に活用できるように学ぶことなどです。」(以上,ILRU FIELD WORK A National Technical Assistance Project for Independent Living "AN ORIENTATION TO INDEPENDENT LIVING CENTERS"
 (高橋由和訳「自立生活センターのしおり」(p.10-14)のp.12)
 ヒューストン自立生活センターのピア・カウンセリングについてp.67-70,他。

■U 報告書

□1 ヒューマンケア協会

▽ピア・カウンセリング集中講座に関する報告書として
★ヒューマンケア協会 19881200 『ピア・カウンセリング集中講座・・自立への大いなる歩みを進めるために』,61p.,1000部 198905増刷500部,500円
  「第1回ピア・カウンセリング集中講座」の記録
  目次:序文p.01/目次p.02/写真p.03〜04/講座の意義とねらいp.05/日程p.07/各  講座のねらいと概要p.08〜24/受講者の感想p.25〜29/Summers,Laureen THE PEER
   COUNSELING PROGRAM 「ピア・カウンセリング・プログラム」p.31〜61
★ヒューマンケア協会 198912 『第2回ピア・カウンセリング集中講座報告書』,500部,
★ヒューマンケア協会 199103 『第3回ピア・カウンセリング集中講座報告書』,150部,35p.
  序文p.01/今回講座の狙いp.02/ピアカウンセリングQ&Ap.03-12/受講者の感想
  p.13-15/付録・今回講座のテスキトp.16-25

▽また自立生活プログラムの報告としては
★ヒューマンケア協会 19880000 『報告 第三期自立生活プログラム』,ヒューマンケ ア協会

▽他にヒューマンケア協会の5年間の活動をまとめたものとして次のものがあり,その中 で自立生活プログラム,ピア・カウンセリング集中講座実施の概要についてまとめられ ている。
★ヒューマンケア協会 19910622 『ヒューマンあれこれ・・五周年記念会員所感集』,
 60p.

□2 町田ヒューマンネットワーク

▽集中講座の報告として
★町田ヒューマンネットワーク 199012 『ピア・カウンセリング集中講座報告書』,86+24p.,1000円
 はじめに/「受容・傾聴」ピア・カウンセリングの基本/人間の本質/感情の解放/ピア・サポート/カウンセリングのいろいろ/セッションについてのQ AND A/自立生活プログラム/具体的なピア・カウンセリグ/お手紙/ピア・カウンセリング集中講座アンケート/Summers, Laureen The Peer Counseling Program<テキスト>「ピア・カウンセリング・プログラム」24p.

□3 札幌いちご会

▽集中講座の報告として
★札幌いちご会 『「街で生きるぞ!」北海道ピアカウンセリング集中講座89報告書』
600円(なおこの報告書の中のジューン・カイエス(元全米自立生活協議会副代表)の集中講座での講演「自立生活のためのピアカウンセリング」が『いちご通信』080:05-08,081:03-06,082:03-06に再録されている)
★札幌いちご会 19910110 『いちご通信』087 第一部 いちご通信87/第二部 第2回北海道ピア・カウンセリング集中講座報告書,500円
 ピア・カウンセリングの効果/かんそうぶん(参加者)/おはなし(集中講座から)1.性の問題 堤愛子 2.労働の問題 安積純子/かんそうぶん(ボランティア)/ピア・カウンセリングとは(Summers, Laureen The Peer Counseling Program(ヒューマンケア協会訳の抜粋)

□4 その他

★広島ピア・カウンセリング集中講座実行委員会 1992 『'91ピア・カウンセリング集中講座報告書』,24p.,1000円
  感想文集p.1-19/ピア・カウンセリングとは(Summers, Laureen The Peer Counsel  ing Program(ヒューマンケア協会訳の抜粋)p.20-22/アンケートp.23-24

★第3回自立生活問題研究全国集会実行委員会 19911123 『自立生活NOW資料集』:87-96「ピア・カウンセリング入門講座」(講座の内容については第7章を参照のこと)
  ピア・カウンセリングの意味/「障害者だけ」の意味/「自立生活プログラム」にも  応用/講座日程 安積遊歩「受容・傾聴・・ピア・カウンセリングの基本」(この部  分は町田ヒューマンネットワーク199012『ピア・カウンセリング集中講座報告書』か  ら転載…ピア・カウンセリングとは/自分の問題と他人の問題を区別する/カウンセ  ラーとしてしてはいけないこと)

■V 専門書・論文・雑誌記事

□1 カウンセリング関連の書籍
 筆者はカウンセリングの専門家ではなく,確かなことはわからないが,いくつか文献を見る限りでは,一般に販売されているカウンセリング関係の書籍にまとまった記載のあるものはないようである。
 目にとまったものとして,藤田雅子編著『福祉カウンセリング』(内山喜久雄・高野清純監修 実践・カウンセリング5,日本文化科学社,1990年,205p.,1700円)にピア・カウンセリングについて3箇所で触れられているのでこれを紹介する。

★「身体障害者の領域では,ピア・カウンセリング(peer counseling)と呼ぶ方法が取り入れられつつある。同じ障害をもつ人がカウンセラーとしての資質を獲得しカウンセリングに当たる。結婚カウンセリングやキャリア・ガイダンス(就職相談・進路相談)を初め,人生のエポックや日常の生活に,有効なピア・カウンセリングを取り入れたいものである。」(第1章「福祉カウンセリング:福祉における心理的援助」(執筆:藤田雅子)の4「福祉カウンセリング:心理的援助の方法」の4)「福祉におけるユニークなカウンセリング」の(3)「ピア・カウンセリング」の全文(p.26) cf.(1)自助グループによるカウンセリング(2)リハビリテーション・カウンセリング(4)痴呆老人のカウンセリング:リアリティ・オリエンテーション(5)親の離婚に伴う子どものカウンセリング(6)死別カウンセリング)

★「同病の連帯感,親近感によって,仲間同士で相談にするということで,専門家が果たし得なかった,医療上,生活上,仕事上の問題を解決に導くというケースがしばしばある。
 たとえば,車椅子常用者の運転免許取得,スポーツへの参加,脊髄損傷者等の排尿処理の具体的指導,アミューズメントの情報,その他社会生活や仕事で門外漢には見えにくく,細部にかかわる知恵袋をそれぞれもっている
 施設では,共同生活上の制約,自治会,サークル,年齢差,社会経験の個人差等が,人間関係のさまざまな糸のつながりと絡んでいる。施設内の仲間に限らず,地域で生活する身体障害者との交流をも含めて,仲間同士のカウンセリングを形あるもにすることが望ましい。」(第4章「心身障害児・者の日常生活における福祉カウンセリング」の5「身体障害者の授産施設」(執筆:川原直治)の3)「重度身体障害者に対する心理的援助の留意点」の(2)「ピア・カウンセリング」の全文(p.104) cf.(1)言語障害と傾聴)

★「(3)混乱の時期
 現実の進行と共に次第に完治への望みが薄くなっていく。その現実を否認することも次第にできがたくなり,攻撃性が高くなったり,抑鬱や逃避の傾向が生まれたり,時には自殺企図もあると言われる。
 私たちの心理的サポートは必要である。しかし生半可な姿勢はむしろ患者の反発となる。五体満足なのに先生が何で私の気持をわかるのかといわれたこともある。共感というが体験の共有がなければ真の共感はないともいわれる。私たちが努力しても患者側の拒否反応が強く,外からの援助のむつかしさを痛感することが多い。
 そのような経験の中からピア・カウンセリング(peer counseling,仲間同士のカウンセリング)という用語が生まれ,その実践も行われ始めている。以前から障害者自身あるいは障害児の親の体験をした先輩が,入口にいる後輩によきアドバイスをあたえうることが知られていた。そのことから,障害者がカウンセリングを学び,未熟な障害者に対するカウンセラーになるということが実践されはじめている。」(第5章「人生のエポックと心身障害児・者の福祉カウンセリング」(執筆:高松鶴吉)の4「中途障害者の障害受容」,「中途障害者の障害受容の過程」の(3)の全文(p.137))

□2 論文・雑誌記事

▽各自立生活センターの機関誌(『ヒューマンケア・ニュース』『町田ヒューマンネット ワークニュース』『いちご通信』『CILたちかわ通信』等)における案内・報告・感 想の記事については「実施状況」の章に紹介してある。

▽私達の知るところではピア・カウンセリングの実際について,本格的に扱った論文はな い。自立生活プログラムについては以下のものがある。前2者はプログラムの全容を紹 介したものというよりは,自立生活プログラムの支える理念,基本的な姿勢といったも のを抽出し,考察したものである。最後のものは本報告書のデータも使用して,自立生 活プログラムを概観したものである。
★岡原正幸・立岩真也 19901025 「自立の技法」,安積・岡原・尾中・立岩『生の技法・・家と施設を出て暮らす障害者の社会学』,藤原書店:147-164
★石川准 1991 「二つの選択・・ある自立生活プログラムの実践から」,『あくしょん』13:28-31
★谷口明広 19911026 「自立生活プログラムの現状と課題」,第2回自立生活問題研究集会実行委員会 発行『自立生活NOW'91』(165p.,大阪府堺市百舌鳥梅町4-804大阪府立大学社会福祉学部定藤研究室):39-46
  1.はじめに/2.自立生活プログラムの定義と実践(カリフォルニア州ロスアンジェル  スのDuarrell McDaniel Independent Living Center で行われている「自立生活技術  プログラム」と「障害者自立生活問題研究所」での「自立生活教育プログラム」を紹  介)/我国における自立生活プログラムの課題と展望
★立岩真也 19920925 「自立生活プログラム・・自立生活運動の現在・2」,『福祉労働』56
▽ヒューマンケア協会のピア・カウンセリングの中心的な役割を担っている安積(純子あ るいは遊歩)の文章・講演,安積へのインタヴューのうちいくつかをあげる。
★安積純子 1984 「性と結婚」,仲村優一・板山賢治編『自立生活への道・・全身性障害者の挑戦』(全国社会福祉協議会,334p.,1500円):208-218
★安積純子 1986 「アメリカ研修旅行の中で」,『リハビリテーション』281(1986-2・3):30-33
★安積純子 1989 「性をタブーにしないで」,『ナーシング』9-8(1989-8):70-73
★安積純子 19900415 『「障害は私の個性」・・共に生き,共に学ぶ』,神奈川県高等学校教職員組合・高等学校教育会館,神高教ブックレット16,29p.(講演の記録)
★安積純子 19901020 「<私>へ・・三〇年について」,安積・岡原・尾中・立岩『生の技法・・家と施設を出て暮らす障害者の社会学』,藤原書店:19-56
★安積純子 19910210 「人に「助けて」と言える人ほど強いのだと思います」(私の言いたいこと),『クロワッサン』(318・1991-2-10):5
★安積純子(文:山崎満喜子) 19910901 「人は人の中で癒される!」,『アルコール・シンドローム』(アルコール問題全国市民協会出版部』,700円)34:75-79(ドキュメント人間の尊厳・第二部2)
★安積遊歩(話) 199203 「自由と愛に身をゆだねるために・・内と外との抑圧をひもとくコウ・カウンセリング」,『NETWORKちきゅう 女性・環境・教育』7・8:11-23(91年3月の「『個人』を育て合うネットワーク講座」での講演
★安積遊歩・岩井美代子(インタヴュー) 199203 「コウ・カウンセリングの会」,『くにたちウィ・アー』3:19

□3 東京都心身障害者センターでの自立生活プログラム

▽当事者によるプログラムではないが,東京都心身障害者福祉センターで行われてきてい る自立生活プログラムに関して以下の文献がある。
赤塚 光子 1982 「在宅重度脳性まひ者を対象とした自立生活プログラム」 『肢体不自         由者の参加促進技術』:91-103 東京都心身障害者福祉センター
――――― 19880901 「重度障害者の在宅生活をささえる教育プログラムの実際・・東         京都心身障害者福祉センターの「自立生活プログラム」」 三ツ木編         『続自立生活への道』,全国社会福祉協議会,264-298
――――― 1988 「「自立生活プログラム」に参加した6人の青年の生活」 『あくしょ         ん』8:32-35
赤塚 光子・三ツ木 任一 1983 「重度脳性マヒ者の自立をめざす教育についての実証的         考察」 『日本特殊教育学会第21回大会発表論文集』:168-171
――――― 1985 「自立をめざす教育のあり方・・重度障害者を対象とした「自立生活         プログラム」の経験から」 『肢体不自由教育』71:58-61
――――― 1986 「重度障害者の在宅生活を充実させる教育プログラムの展開・・精神         薄弱を伴う事例への適用とその結果」 『日本特殊教育学会第24回大         会発表論文集』:308-039
――――― 1988 「終了生の生活状況にみる「自立生活プログラム」の効果」 『日本特         殊教育学会第26回大会発表論文集』:308-309
赤塚 光子・三ツ木 任一・古牧 節子・寺山 久美子 1979 「重度障害者の在宅生活を         充実させる教育プログラム(1)(2)(3)」 『日本特殊教育学会第17回大         会発表論文集』:238-243
三ツ木 任一・赤塚 光子 198102 「在宅重度脳性マヒ者を対象とした自立生活プログラ         ムの試み」 『はげみ』156:10-17→障害者自立生活セミナー実行委員         会編[1983:68-76]
――――― 1981 「学卒重度脳性マヒ者を対象とした自立生活プログラムの試みとその         効果(1)(2)」 『日本特殊教育学会第19回大会発表論文集』:208-211
――――― 1982 「学卒重度脳性マヒ者を対象とした自立生活プログラムの実証的考察         (1)(2)」 『日本特殊教育学会第21回大会発表論文集』:168-171
――――― 19900616 「「自立生活プログラム」の構想と具体的展開」 『東京都心身障        害者福祉センター研究報告集』20:35-77
「自立生活プログラム」の仲間たちの会 19900825 『自立生活をめざして』 117p. 「自        立生活プログラム」仲間たちの会,連絡先:343 越谷市大里221-50 三        ツ木任一方 0489-78-9094

「東京都心身障害者福祉センター職能科では,昭和55年4月から平成元年3月までの9年間,「重度障害者の在宅生活を実現させる教育プログラム(通称,自立生活プログラム)」を実施しました。/本プログラムは,主として肢体不自由養護学校を卒業した脳性マヒの人たちの,学校生活から社会生活への効果的な橋渡しを意図したもので,学校教育とは一味違った,問題解決の体験を通して主体的に学習する機会でした。/プログラムを修了した61名のほとんどは,それまでの依存的な親がかりの生活から脱却して,自分の意志と責任に基づいた自律的な生活に移行していく契機をつかむことができたと思われます。そして「自立生活プログラム」の意義と成果は,一人ひとりのその後の生活,生き方に示されているはずです。」(三ツ木任一「まえがき」,『自立生活をめざして』p.1より)



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