→『生の技法 第3版』
■T 概要
□1 自立生活プログラム/ピア・カウンセリング集中講座/長期講座
「ピア・カウンセリング」自体は,自立生活センターの活動の中に組入れられており,その一部をなしているが,きまったプログラムとして定まった期間なされているというわけではない。特に自立生活センターの活動との関わりでは,「自立生活プログラム」の方法論として,手法としてまずある。自立生活プログラムは,在宅の障害者,施設に居住する障害者で特にこれから自立したい人に対して行われるプログラムであり,1つのシリーズが1週に1回,12回ほど(5回・10回といったセンターもある)。
ピア・カウンセリングの手法を学び習得すると同時に,これを体験する試みとしてヒューマンケア協会がまず行ったのが「ピア・カウンセリング集中講座」である(野上論文)。ここではピア・カウンセリングとは何かのイントロダクション,紹介が行われる。2泊3日〜3泊4日。ヒューマンケア協会主催の講座には全国各地から参加者が集まり,その参加者が自らの住む場所でカウンセリング講座を行うというかたちで広がっていった。ヒューマンケア協会はこうした講座に講師を派遣してきた。
ただこの集中講座自体はそう長い時間をかけて行われるものではない。ヒューマンケア協会が1989年から始めた「ピア・カウンセリング長期講座」は,ピア・カウンセラーを養成するための講座であり,週1回で3か月計40時間ほどの課程である。
このように日時が予め決まった講座・プログラムの他,ヒューマンケア協会,町田ヒューマンネットワーク,自立生活センター・立川等では,個人に対する自立生活プログラム,あるいはカウンセリング(ピア・カウンセリング)を行っている。例えば,ヒューマンケア協会では,91年5月に相談室「ピア」の運営を開始した。また町田ヒューマンネットワークでも90年以降,ピア・カウンセラーがスタッフとなって有料の相談業務を始めている。
なお,ここに掲載する諸機関の他,「全国自立生活センター協議会」に寄せられた情報(91年末)によれば,自立生活プログラムを行っている機関として,街かど自立センター(東京都三鷹市)、第一若駒の家(八王子市),わらじの会(埼玉県春日部市),AJU自立の家(名古屋市),クリエイティブサロン(東大阪市),メインストリーム協会(兵庫県西宮市)があり,また,ピア・カウンセリングを行っている機関としても,えーぜっとの会(大阪府豊中市),メインストリーム協会があるが,今回はこれらの活動内容を把握することができなかったので省略してある。またピア・サポートグループの活動についても以下では扱っていない。何より,日常的な活動としてのピア・カウンセリングそのものの実施の状況にはほとんど触れることができていない。別の機会に補いたい。
以下これらの実施の状況を報告するが,まず開始の年と92年初頭までの活動の概要について簡単にまとめておく。この資料を作成するにあたっては,各機関の機関誌を利用し,さらにヒューマンケア協会の野上温子氏(第4章担当)の協力を得た。
□2 各センターにおける概要
・ヒューマンケア協会(八王子市)
ILプロ:1986〜199205 13回
集中講座:1988〜1991 4回(第4回は中級者対象)
長期講座:1989〜199205 4回
・札幌いちご会
集中講座:1989〜1991 3回
・町田ヒューマンネットワーク
ILプロ:1990〜199207 5回 親プログラム 1回
集中講座:1990〜199206 3回
・自立生活センター・立川
ILプロ:1991〜1992 4回
ILプロ集中講座 91 1回(3日間)
集中講座:1992 1回
・HANDS世田谷
ILプロ:1991 3回(5回・4回・4回/回) 並行して親プログラムも
・自立生活企画(東京都田無市)
ILプロ:1992年度は準備期間として各地の自立生活プログラム等に参加予定
・広島 集中講座:1990〜1991 2回
・京都 集中講座:1990 1回
・旭川 集中講座:1991 1回
・名古屋 集中講座:1991 1回
・長野 集中講座:1991〜1992 2回
・板橋 集中講座:1992新規
・静岡 集中講座:1992新規
・埼玉 集中講座:1992新規予定
・新潟 集中講座:1992新規
・岐阜 集中講座:1992新規予定
・熊本 集中講座:1992新規予定
・大分 集中講座:1992新規予定
・自立生活問題研究会 イントロダクション:91 1回
・清瀬療護園 集中講座:1991 1回
ILプロ:1992 1回
■U 各センターの活動
□1 ヒューマンケア協会(東京都八王子市)
★自立生活プログラム
01 19860707-1008 八王子@ 5人 (延べ36名)
居住形態・金銭管理・自己認知 12回シリーズ 1週間に1回
自立プログラムの説明・目標を設定/居住形態・・どのような住居で生活したいのか /フィールド・トリップ・・外出の中で何が学べるか/調理・・軽食を作る/金銭管 理/フィールド・トリップ・・銀行の機能を知ろう/自己認知・・様々な視点から見 た自分/介助者,ボランティアとの人間関係/公的サービスについて/調理・・昼食 を作ろう/フィールド・トリップ・・計画を立て,町に出よう/目標の再確認・今後 について
※「自立生活プログラムについて」「日程」『ヒューマンケア・ニュース』01:03, 「自立生活プログラム第1期終了」02:07,安積純子「自立生活プログラム第1期を 終えて」02:07-08,本間良之「自立プロに参加して」02:08
02 19870403-0612 相模原 6人(延べ70名)
ケア付住宅での介助者との人間関係・自己認知・主張 14回シリーズ(内4回ヒュー マンケア協会出張)
※「第2期自立プログラムのお知らせ」『ヒューマンケア・ニュース』安積純子「 「脳性マヒ者が地域で生きる会」からのILP出張要請に答えて」03:01『ヒューマ ンケア・ニュース』03:03
03 19870428-0728 八王子A 6人
自己受容・対人関係・トラブル処理・恋愛 12回シリーズ
04 19871007-1223 八王子B 7人
自己主張・自己受容・自己信頼・調理・フィールドトリップ 12回シリーズ
05 19881111-19890210 八王子C 7人
目標設定・差別を考える・セクシュアリティ 12回シリーズ
短期・長期目標の設定/目標達成の計画作り/フィールドトリップ・・町田の美術館 ・障害者の店見学/個別プログラム(手紙・計算)・差別を考える/交流会/介助を 人に頼むロール・プレイ/クリスマス・パーティ/男らしさ・女らしさについて考え る/調理/セクシュアリティ(妊娠と出産)/フィールドトリップ・・国分寺ワーク センター見学/目標達成を振り返る
※『ヒューマンケア・ニュース』10:05-06(感想)
06 19890517-0802 八王子D 5人
社会資源・権利について考える
07 19900418-0710 90年度1期 八王子E 8人
人間関係を作るには 第一若駒の家との共同プログラム@
08 19900912-1205 90年度2期 八王子F 5人
家族との関係/介助について 12回シリーズ 第一若駒の家共催A
09 19910123-0313 90年度3期 八王子G 5人
金銭管理について 第一若駒の家共催B
10 19910418-0711 91年度1期 国立 8人 第一若駒の家と共催
ピア・カウンセリングを使った自立プログラム 12回シリーズ
担当:境屋・山上昌子 国立市の障害者スポーツセンターで
『ヒューマン・ケア・ニュース』18:4-5(報告・感想)
11 19910905-1128 91年度2期 国立
自分の要求や気持ちをうまく伝える 12回シリーズ
国立の障害者スポーツセンターで
12 19920130-0319 91年度3期
様々なテーマに取り組む 8回シリーズ
13 19920507- 92年度1期 国立市の障害者スポーツセンターで
※87年7月 練馬区で出張講座 「自己信頼ILプログラムとは」 3回 参加者40人
※90年の「第一若駒の家」(八王子市内の通所訓練施設)主催の自立生活(外出)プロ グラムに協会のケアスタッフが介助者として参加
『ヒューマンケア・ニュース』18:4,5(報告・感想)
★ピア・カウンセリング集中講座
01 19880911-0913 王子スポーツセンター 30人
講師:ジュディ・ヒューマン,ペグ・ノゼック
主催:ヒューマンケア協会 後援:朝日新聞厚生文化事業団
参加者:3日間を通しての参加者約30名 北海道・名古屋・大阪等
0911午後 ワークショップ「自他紹介」 講師:野上温子
ワークショップ「いろいろなカウンセリング」 講師:野上温子
0912午前 ワークショップ「ピア・カウンセリングの理論とデモンストレーション」
講師:安積純子
ワークショップ「聞くことと受容」 講師:安積純子
午後 記念講演「自立生活のためのピア・カウンセリング」講師ペグ・ノゼック
対談「ピア・カウンセリングの有効性と今後」
ペグ・ノゼック ジュディ・ヒューマン 安積純子 中西正司
0913午前 デモンストレーション「ピア・カウンセリングの実際」
講師:ジュディ・ヒューマン
ワークショップ「自立生活プログラムにおけるピア・カウンセラーの役割」
講師:安積純子 樋口恵子
※報告書有。我妻武「ピア・カウンセリングに参加して」『いちご通信』76(198901
10):11-13(『リハビリテーション世界会議報告書』(199002)から抜粋)
02「ピア・カウンセリング集中講座'89」
19890813-0815 新宿区立身障センター 30人
主催:ヒューマンケア協会・新宿身障明るい街づくりの会
0813 1300-1330 オリエンテーション
1330-1500 フリートーキング「自立生活とピア・カウンセリング」
1515-1700 ワークショップ1「自他紹介・リレーションを作るために」
1800- 予約による個別カウンセリング
0814 0930-1015 講義「カウンセリングってどんなこと」
1015-1230 ワークショップ2「グループカウンセリングの実際」
1330-1500 ワークショップ3「ピア・カウンセリングの基本となる技法」
1515-1700 ワークショップ4「感情解放のデモンストレーション」
1800-2000 親睦パーティ
0815 0930-1230 ワークショップ5「自立プログラムとピア・カウンセリング」
※感想:『ヒューマンケア・ニュース』12:02-03
03 19901117-1119 新宿区立身障センター 30人
共催:ヒューマンケア協会・新宿身障明るい街づくりの会
後援:朝日新聞東京厚生文化事業財団
定員:30名(先着順締め切り) 参加費:6000円(3日分)
参加資格:自立生活を実践している障害者あるいはしようとしている障害者
資料代:400円 宿泊:20名まで(1泊2800円で予約)戸山サンライズ
パーティ参加費:2000円 参加締め切り:1115
1117 1330-1500 ワークショップ「自他紹介」・・リレーションを作る
0515-0700 基本となる方法「ピアカウンセリングのために」
1930-2100 希望者を対象に個別のカウンセリング
1118 0900-1130 ワークショップ「ピアカウンセリングの実際」・・デモンストレ ーションとミニセッション
1320-1600 ワークショップ「サポートグループ」
1615-1700 安積の話 カウンセリング・セッション 安積の説明 互いの長 所を誉め合う
1119 0900-1130 ワークショップ「ILPをどう進めるか」
※以上『第3回ピアカウンセリング集中講座報告書』
「一層実践面を重視した内容,感情解放のテクニックとグループサポート・ワークが 大きな柱」(p.02)『ヒューマンケア・ニュース』14:07(案内)『ヒューマンケア ・ニュース』16:03-04(感想)
※この時のアンケートの全てを整理しコンピュータに入力してあり(回答数20・名前 は伏せてある・入力は立岩が担当)必要な人に提供可能。質問項目は
01 3日間を通して,心に残ったプログラムはなんでしたか。
02 デモンストレーションについてどう感じましたか。
03 サポート・グループについてどう感じましたか。
04 こういうことをしたかった,時間が足りなかった,など,希望や気付いたことを お聞かせください。
05 介助者,会場など,全体の感想はどうでしたか。
06 これから継続の養成講座(3ケ月)を開催したら,参加してみたいですか(12月 から開催予定) 形式として,どんなものが参加しやすいですか
04 19911213-1215 受講経験者対象=ピア・カウンセリング中級講座 定員20名
場所:戸山サンライズ
アメリカからのゲスト:レスリー・マクガバンが参加
※『ヒューマンケア・ニュース』017:06(お知らせ)
『町田ヒューマンネットワークニュース』,『ヒューマンケア・ニュース』20:04- 05(山上昌子「ピア・カウンセリング講座を終えて」)
★ピア・カウンセリング長期講座
01 19891012-19900123 八王子台町身障者センター 6人
講師:安積 週1回 12回
「本格的なピアカウンセリング講座としては初めての試みだったが,1名は介助動物 の協会を設立し,2名はILプログラムのリーダーとしての活動を始めるなど大きな 成果を上げている。」(『ヒューマンケア・ニュース』14:03)
『ヒューマンケア・ニュース』13:05(報告)
02 19910117-0328 大和田市民センター 6人
感情の解放/人間の本質/サポートを得ること,あげること/アプリケーション/パ ターン/障害をもっていること/カウンセラーであること・年齢への抑圧/信頼する こと/力について/様々な抑圧(人種,性etc)…2回連続/リーダーシップ
※安積執筆の資料あり
03 19910904-1127 ピア・カウンセリング初級長期講座 週1回 12回 12人
参加者は皆ピア・カウンセリングを知っている人達
『ヒューマンケア・ニュース』20:04-05(山上昌子「ピア・カウンセリング講座を終 えて」)
04 199205-07 週1回
★相談室「ピア」
199105開始 相談内容:1.障害者の自立に関すること 介助,住宅,仕事,年金など,自立についての問題 2.家族関係 3.心の相談 4.性の問題 5.お年寄りの問題など
相談日,時間:月曜〜金曜 午後1時半〜4時 1回1時間以内 あらかじめ予約をとること 0426-23-3911 費用:初回,本会々員の場合無料 会員外と2回目以降については 1時間700円 担当者:本会のスタッフで研鑽を詰んだピア・カウンセラーがあたる
※『ヒューマンケア・ニュース』017:08
□2 札幌いちご会
★ピア・カウンセリング集中講座
01 「ピア・カウンセリング集中講座'89」 19890827-29
会場:道立社会福祉総合センター(札幌市)
受講料:障害者7500円 同伴介助者6000円(宿泊・資料代含む)
主催:札幌いちご会 八王子ヒューマンケア協会
協力:朝日新聞東京厚生文化事業団・北海道・札幌市
後援:北海道社会福祉協議会・札幌市社会福祉協議会・道立福祉村・メビウス
記念講演講師:ジュディ・ヒューマン(が参加不可能になりジューン・カイエス)
シンポジウムパネラー:安積純子・野上温子・小山内美智子 参加者:25名
※「ピア・カウンセリング’89来て下さい!!」『いちご通信』078(19890610)p.6
「ピアカウンセリング集中講座に参加して」『いちご通信』080(19891110):09-10(ジューン・カイエスの感想)
02 「第二回北海道ピア・カウンセリング集中講座」19901027-29
会場:北海度難病センター 主催:札幌いちご会・ヒューマンケア協会
講師:安積純子 27名参加
オリエンテーション,ロールプレイ,デモンストレーションなどのワークショップを 中心にピア・カウンセリングについての講義+交流会
※『第2回北海道ピア・カウンセリング集中講座報告書』,小山内美智子「第二回ピ アカウンセリング集中講座のお誘い」『いちご通信』085(19900910):21,相馬正明 「第2回ピアカウンセリング集中講座報告」『いちご通信』086(19911110):30-31
小山内美智子「心を開くことから」『いちご通信』087(19910110:01,安積純子「北 海道でのピア・カウンセリング・・リーダーとして」『いちご通信』087:07
03 第3回集中講座 19911102-04 主催:札幌いちご会・ヒューマンケア協会
『ヒューマン・ケア・ニュース』19:02
□3 町田ヒューマンネットワーク
★自立生活プログラム
01 19900629- 週1回全12回 メインテーマ:「1人暮らしのイメージと実際」
受講者:8名(女5・男3) ピア・カウンセラー:田村・堤・樋口
※『町田ヒューマンネットワークニュース』010:13
02 19910111-0329 週1回全12回(→<参考>↓)
※『町田ヒューマンネットワークニュース』014:03-04 感想:04
03 19910712-199110 週1回全12回 テーマ:「生活を楽しむために」
※「フィールドトリップに行ってきました」『町田ヒューマンネットワークニュース』
16:4(報告:関根)
04 19920116-0402 週1回(木曜日)全12回 テーマ:「自分の世界を広げよう」
参加者6名
※田村和久「可能性を信じて冒険を・・第4期自立生活プログラム(ILP)を終え て」『町田ヒューマンネットワークニュース』19・20:6
05 199207 - 予定 週1回全12回 受講料12000円
<参考>「町田ヒューマンネットワーク 第二期 自立生活プログラムのご案内
町田ヒューマンネットワークでは発足以来,障害者が自立して生きる地域作りを目指して,様々な取り組みを行っています。障害を持つ仲間に対しての自立生活プラグラムを通して“自立して生きる”ことのイメージや,すでに一人暮しをしている人たちの次のステップ“生活の質”を見つめています。
障害を持ち自立して生きるピアカウンセラーと一緒に3ヶ月の自立生活プログラムを体験してみませんか。
日時 1月11日より毎週金曜日PM1:30〜4:00
(一部AM10:00〜4:00)
会場 市民サロン,公民館など 定員 10名 参加費 10,000円(分割可)
参加資格 自立生活を実践している障害者,または目指している障害者
申込方法 12月25日までに電話又ははがきで参加の有無をご連絡下さい
主催 町田ヒューマンネットワーク
自立生活プログラム 日程
日時(金1:30〜4:00) テーマ・内容
1/11 自己紹介 目標設定 自己紹介,自立生活プログラム中に獲得したい目標を設 定する
1/18 対人関係@ 介助の頼み方を中心に
1/25 フィールド・トリップ 寒さに負けず思いきり楽しもう!
2/1 生活の工夫 衣服,身辺用具のちょっとした工夫で暮しやすく
2/8 健康管理@ CPの緊張を解く,リラックスの仕方 PTを招いて
2/15 調理実習@ 電子レンジを使った料理
2/22 対人関係A 家族,近所つきあい等
3/1 性の話 初歩の性知識 愛を伝えるロールプレイ
3/8 健康管理A 栄養管理,薬のこと,過労,睡眠,体力コントロール, 二次障害
3/15 調理実習A 栄養バランスを考えて
3/22 一人暮しに必要な手段 自立している障害者の体験談を聞く 住居,所得,介助 等総合的に
3/29 終了パーティ 反省会 3ヶ月を振り返って,どこまで目標を達成できたかを話 し合う」
・親プログラム
01 19910703-0724 4回 障害者(児)親を対象としたプログラム
参加者4名 担当:樋口
※『町田ヒューマンネットワークニュース』16:5(報告:樋口)
★ピア・カウンセリング集中講座
01 第1回ピア・カウンセリング集中講座
19900517-20 主催:町田ヒューマンネットワーク 共催:市民サロン
後援:朝日新聞東京厚生文化事業団 場所:大地沢青少年センター
参加者:14名 町田・狛江・世田谷・相模原等近隣地域からの参加が中心だったが
静岡・大阪・北海道からの参加者もあり
スタッフ・介助者:15名(1日参加も含め)
※『町田ヒューマンネットワークニュース』009:01-02(感想:02)『ピア・カウン セリング集中講座報告書』
02 第2回ピア・カウンセリング集中講座
19910606-09 主催:町田ヒューマンネットワーク 3泊4日
宿舎兼会場:町田市内の重度障害者授産施設「花の家」
助成:朝日新聞東京厚生文化事業団 講師:安積
20名定員 35名応募 キャンセルあり 希望者全員28名で
参加費:10000円(送迎・食事・パーティ参加費・資料代・介助などの実費)
主催:町田市民サロン 共催:町田ヒューマンネットワーク
※『町田ヒューマンネットワークニュース』014:??(案内)『町田ヒューマンネット ワークニュース』15:01-02(報告),菊池洋子「ピア・カウンセリング集中講座に参 加して」,『CILたちかわ通信』04:06-07
03 第3回ピア・カウンセリング集中講座
199206
★ピア・カウンセリング
「ピアカン集中講座以降,事務所に訪ねてくる人が増えていますが,その中でも@精神的な悩みや個人の生活上のこと(プライベートなこと)が中心で,A3回以上継続して相談(カウンセリング)を希望する場合,1時間 700円。同時に,専従職員が相談に応じるのではなく,ピア・カウンセラーを養成し,その人たちにパートタイムで相談業務に携わってもらおうと考えています。そのため,介助派遣の場合同様,利用者,カウンセラー(パート)双方から50円の事務手数料をいただきます。」『町田ヒューマンネットワークニュース』009:06(198900618)
□4 自立生活センター・立川
★自立生活プログラム
スタッフ 高橋修:自立生活プログラム・コーディネイター
吉川順理:自立生活プログラム担当
※『CILたちかわ通信』05:02(19911030)
年に3回の連続講座と1回の集中講座
01 91年度第1期自立生活プログラム 910417-910619 全10回
01:910417 ゲスト:樋口恵子 自己紹介/New & Goods/目標の設定
※『CILたちかわ通信』03:04-05
02:自立生活って? 03:制度学習(松本正夫) 04:障害の受容(樋口恵子)
05:介助者との関係づくり 06:フィールド・トリップ
※『CILたちかわ通信』03:12(活動記録)
07:健康の管理 08:障害者と性 09: 10:まとめと今後について
※『CILたちかわ通信』04:12(活動記録)
02 91年度第2期自立生活プログラム 910926-1128 全10回
内容:制度・介助者との関係づくりなど 受講料10000円
※『CILたちかわ通信』04:02(案内)
03 91年度第3期自立生活プログラム 920123-0326
※「自立生活プログラムの今」『CILたちかわ通信』07:01
04 91年度第4期自立生活プログラム 9205-
内容:自立生活を始めるための必要な基礎知識の学習など
※『CILたちかわ通信』07:06(案内)
** 自立生活プログラム・夏季集中講座
910821〜23 八ケ岳荘(山梨県) 参加者8人
ピア・カウンセリング,ミニセッション,ロール・プレイ,制度についての学習…
※『CILたちかわ通信』03:03(案内),井内ちひろ「自立生活プログラムに参加 して・・CIL・立川 夏期集中講座」,『CILたちかわ通信』05:04-05
★ピア・カウンセリング集中講座
01 920821〜23 場所:立川市中央公民館
※『CILたちかわ通信』09:03(案内)
□4 HANDS世田谷
★自立生活プログラム
01 199109- 5回 本人30名 親30名
02 199112- 5回 本人30名 親30名
03 199202ー 5回 本人30名 親30名
<参考>1991年度スケジュール[基本的に親も同じプログラム]
9月
本人(30名) 親(30名)
01 自己紹介
自己目標設定
02 自分の受けている制度確認
出きる限り制度を受けていく
03 対人関係 対人関係
介助の頼み方/近所との付き合い 子離れのすすめ/我が子意識の改革
家族(親) 介助者のとらえ方
04 調理実習
自分で作る時/介助者と作る時
05 自立している人の生活状況
人を呼ぶ/ビデオを観る
住宅所得制度/介助
〇12月
本人(30名) 親(30名)
01 自己紹介
自己目標設定
02 家族の問題 家族の問題
金銭管理/制度面での管理 子の自立性を高める/子供がもらってい
家の改造/介助者と親との関係 る制度を本人に渡す/使いやすい家にす
るには/介助者との関係
03 健康管理 健康管理
自分の身体の構造 アテトーゼの発生/病気と障害の違い
二次障害/薬の副作用 医者の怖さ/薬の副作用
04 性の問題
性の知識/愛の伝え方
歴史的タブーの問題
〇2月
本人(30名) 親(30名)
01 調理実習
栄養のバランス/簡単な料理
自己工夫
02 手続きの仕方について
行政制度/窓口の対応
銀行その他の手続き
03 介助者の集め方 介助者の集め方
自己主張/ビラ作戦 介助料の必要性/親と介助者の違い
介助者とボランティアの違い
04 一年を振り返って
反省会 どこまで目標を達成したか話し合う
□その他
★京都 ピア・カウンセリング集中講座
199008 日本自立生活センター・大阪中部障害者解放センター・大阪行動する障害者応援 センター・メインストリーム協会・ヒューマンケア協会 参加者30人
★広島市 ピア・カウンセリング集中講座
01 19900914-0916 主催:広島実行委員会・ヒューマンケア協会
082-261-4750 FAX082-263-8524 参加者30人
02 19911011-1013 主催:広島実行委員会・ヒューマンケア協会
沖縄・大分・福島・広島から参加者を迎える 初の試みとして4名の聴覚障害者の参 加を得る ※報告書有→第10章,『ヒューマン・ケア・ニュース』19:02
★長野ヒューマンネットワーク ピア・カウンセリング集中講座
01 19910913-0915
主催:長野ヒューマンネットワーク 0262-23-7909
★旭川 ピア・カウンセリング集中講座
01 19911026-1028 主催:旭川実行委員会・ヒューマンケア協会
0166-24-4971(ふれあいセンター:上西)
参加者20名,介助者30数名,カメラマン1名,ビデオ制作3名
『ヒューマン・ケア・ニュース』19:02
★名古屋 ピア・カウンセリング集中講座
01 199103 主催:AJU自立の家
★自立生活問題全国集会(東京)
ピア・カウンセリング入門講座(19911123-1124) 講師:山上昌子・安積遊歩(純子) 助手:関根善一・堤愛子・佐藤侑子 担当者:堤 愛子
1123 午後22:45-5:30
@ピア・カウンセリングとは 2:45ー3:15
Aリレーションをつくる 3:15-4:45
B傾聴と受容・ミニセッション 4:45ー5:30
1124 午前9:15-12:00
@デモンストレーション 9:15ー10:00
Aミニセッション・質疑応答 10:00ー10:30
Bピア・サポート・グループ 10:30-11:30
Cこの2日間で学んだ事 11:30-12:00
※第3回自立生活問題研究全国集会実行委員会『自立生活NOW資料集』:87-96
★清瀬療護園
・ピア・カウンセリング集中講座
199101 初めての施設での講座(ヒューマンケア協会から講師派遣)
・自立生活プログラム
19920226- 清瀬療護園自治会の要請により 5回 日本社会事業大学の教室を借りる
(自立生活センター・立川から講師派遣)