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last update:20210911

◆20210911

 以下、龍谷大学で1970年代の初頭に配られたというビラについての情報あり。こういうものは全部を文字化して、資料というかちちで掲載する+若干の解説?をつけるというのがよいのではないかと。
 ガリ版のビラなので手で入力していくしかないですが、お金は出します。&今着いたメールによると他にも資料あるみたい。〜資料は資料、それとは別に論文という手もあるか。

 この時のことを新聞に書いている人がいて(私が見つけたのか、どうして見つけたのか記憶にない〜ただたんに検索していて出てきた)、それ楠頁の冒頭に貼ってあります。
http://www.arsvi.com/w/kt11.htm
こういう挿話も大切だと思っていて、こういうものも資料とかに貼るとよいと思います。

 楠を研究するという人もおり、障害学生支援のことを研究という人もいます。とりあえずこのМLのメンバーを1人追加予定。19人になると思います。

 以下に1967年入学1人とあるのは楠で、これは確実。
 1971年に4人とあります。これは当時の相場としては多いはずで、どういうことであったのだろうと。そういうことも知りたいは知りたい。


◆20210911 いただいたメール

資料についてです。
まずビラの発行者は「『視力障害者』の学習保証を克ち(ママ)取る実行委」とだけ書いてあります。障解委の名前はまったくないです。
発行年はよくわかりませんが、発行月は文脈から7月か8月だろうと思います。
当局への要求は「質問事項」という体を取っていますが、下記の5つが書かれています。

(1)入試に際して「視力障害者」に対する差別・不平をなくすために専門委員会を設置せよ。
(2)録音・【リーディング】のための【リーディング】室を設置せよ。 
(3)テープレコーダー・点字【板】・タイプライターなど、「視力障害者」の学習にとって不可欠な用具に対する援助を行うこと。
(4)点字図書の充実をはかること。
(5) 本学の【職】員に点字の講習を行い点字の読み書き可能な【職】員を保証すること

以上の質問並びに要求に対し、教育者としての真摯なる態度で回答されんことを要請します。

※【】は旧字体で読み取りづらく確証がない部分

同じビラによると、1967年に1人(楠?)、1971年に4人の視覚障害者が入学し計5人が在学していたようです。

かなり詳細に経緯が書かれているビラが8枚ほどあるので、読めばかなり細かく事情が分かります。



公開質問状

 昨年11月から12月にかけて、大学執行部側は、各学部教授会に対して、「資力障害者」の入学に関する討議を依頼した。それを受けた教授会は「視力障害者」の入学を各学部一名に制限し、法学部に於いては、二名在学中につき当分は入学を認めない。(句点ママ)との決定を行った。そして、今年2月、執行部は代表として中垣教授、および教務課長を京都府立盲学校に派遣して、この決定を一方的に伝えた。我々は、この決定が明らかに「視力障碍者」の教育【権】を剥奪する差別的なものであることをはっきりと確認するとともに、この決定を白紙撤回することを強く要求するものである。更に、入学制限の理由が「視力障害者が増えると保障ができない」とか「学内をウロウロされると危険だ」とかいうものである。これは「視力障害者」んじ対する無理解、無関心から生じたもの以外の何ものでもない。入学を希望する「視力障害者」の多くは、現在の竜谷大学に完璧な保障など期待してはいない。憲法で保障された、職業選択の自由も奪われ、あんま、はり、きゅう以外には殆ど進む道のない「視力障害者」にとって、大学進学はかすかな希望なのだ。今年の入試においても、この大学の不当な決定によって受験を断念せざるを得なくなった「視力障害者」のいた事実を大学執行部、および教授一人々々(ママ)はどう考えるのか。
 大学側が真に「視力障害者」の入学について考えると言うのなら、まず盲教育関係者や盲学生と話し合い、具体的な問題の解決を計るのが当然ではないのか。我々「視力障害者」入学制限に抗議する実行委員会は、まず大学執行部、および各学部教授会に対してただちに我々との話し合いに応じ、入学制限の理由を再度明らかにすることを要求する。更に、我々とともに今後の「視力障害者」の入学、および学習について大学側ができうる最低の保障を【率直】に話し合うことを要求する。我々はこれまで二度にわたって公開質問状を提出したが、何ら回答をも得ていない。こうした不誠実な態度に断固、抗議するとともに、この公開質問状に関して誠意ある回答を示すことを強く要求する。なお、回答制限は11月24日、1時半までとし、回答は【深草】および【大宮】に提示すること。更に我々実行委員会宛に教務課へ提出することとする。

要求項目
一、「視力障害者」の入学制限を白紙撤回し、短大を含めたすべての学部の入学を認めること。
一、「視力障害者」のためのリーディング室を設置すること。
一、図書館に展示の【図】書類を置くこと。
一、点字タイプ、ライター、テープレコーダー等の「視力障害者」の学習活動に必要な用具を保障すること。
一、大学当局は、我々との話し合いにすみやかに、応じること。

1972年11月24<提出日>

龍谷大学執行部、各学部教授会 殿

「視力障害者」入学制限に抗議する実行委員会

以上の質問並びに要求に対し、教育者としての真摯なる態度で回答されんことを要請します。

※【】内は旧字体あるいは略字のために解読が正確ではない可能性がある。


UP:20210911 REV:20210912
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