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ウトロを守る会

http://www02.so-net.ne.jp/~utoro/



・・・・以下かんぴーより転載・・・・

■■ 2004年8月8日(日) ■■

ウトロを守る緊急行動

午後1時30分〜
場所 城南勤労者福祉会館
     案内:http://www.pref.kyoto.jp/shisetsu/s031/s031.html
     近鉄「伊勢田」駅より 西へ徒歩約10分
     TEL:0774−46−0780
    ウトロ広場(城南勤労者福祉会館近く)
内容 城南勤労者福祉会館: (午後1時30分〜)
     ・ティーチイン
     ・フィールドワーク
     ・ドキュメント映画「ウトロ 家族の街」上映 など
    ウトロ広場: (3時30分〜)
     ・住民からの訴え
       住民がそれぞれの思いを訴えます。
     ・ウトロを守るヒューマンチェーン
       ウトロ地区を<人間の鎖>で守ります。
     ・「デモ行進」(近鉄大久保駅まで)
       にぎやかに周辺住民にアピールします。

主催 ウトロ町内会 ウトロを守る会
     ホームページ:http://www02.so-net.ne.jp/~utoro/
     TEL:0774−41−7854
     FAX:0774−44−8500


解体業者などがひんぱんに徘徊  高まる年内強制執行の可能性

 昨年暮れに 、立ち退き裁判の原告で長年ウトロの土地所有者であった
 「(有)西日本殖産」から「得体の知れない個人」に土地所有権が移転し、
 ウトロをめぐる動きがにわかに慌しくなってきました。
 今年の春以降、不動産業者や解体業者と思われる見知らぬ連中が
 ウトロ地区に出入りし始め、同時に業者の間では、
 既にウトロの解体契約が結ばれたとの噂も流れています。

町内各所に新看板を設置。 緊急事態に備え、サイレンも。

 最高裁の「立ち退き判決」が出て4年。
 一見平穏な暮らしが続いていたウトロの住民の間にも
 大きな緊張と戸惑いが起こっています。
 住民は緊急の住民集会を開催し、認識を共有するとともに団結を確認し、
 即座に町内各所に「強制執行反対」の看板を設置しました。
 また、不審な人物の徘徊に対しては、「どのような用事なのか」
 「どこから来たのか」確認をするよう申し合わせを行いました。

無くしてはならない  在日コリアンの街―ウトロ

 現在ウトロには在日韓国朝鮮人約50世帯220人が住んでいます。
 ウトロは、戦前戦中に徴用で日本に渡ってきた朝鮮人が集まってできた
 国策事業の飯場がもとになった集落です。
 高齢者・生活保護世帯の比率が高く、
 ウトロを追い出されたら他に行き場のない人々が数多くいます。
 2年前には、高齢者のデイケアセンター「エルファ」が地区内に完成し、
 高齢者が安心して住み続けられる施設整備も始まったばかりです。
 「立ち退き判決」が確定して以降、地元宇治市・京都府など
 行政への救済(公営住宅の建設など)の陳情を繰り返し、
 ジュネーブの国連社会権規約委員会に出向き
 直接訴えかけをしたりしてきましたが、
 いまだ有効な手立てを打つことができていません。
 国にいたっては、責任を持って対応する省庁すら定まっていないのが現状です。
 国際的には「居住権」の確立が叫ばれている中、
 日本ではまったくと言っていいほどこのことが無視されています。

住民の団結と制執行反対の世論が  ウトロを守る唯一の力

 法的な救済措置がない中で、ウトロを守る力は、住民の住み続ける意志と
 「強制執行で街をつぶすこと」を許さない世論しかありません。
 ウトロ町内会は、8月8日「緊急行動」を呼びかけています。
 長年ウトロを支援してきた全国のみなさん、
 フィールドワークに来られた先生・生徒のみなさん、
 ウトロ周辺のご町内のみなさん、
 是非とも8月8日は「ウトロ」に来てください。


REV: 20160629
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