東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.367
2011年1月14日
新年のご挨拶
東京ハンディキャブ連絡会
代 表 荻 野 陽 一
明けましておめでとうございます。
昨年は、運転協力者講習会、そのインストラクター養成講座、福祉有償運送制度に関しての勉強会、福祉有償運送登録更新対策勉強会を開催し、学習を基盤にした活動に力を入れてきました。それぞれにご協力いただいたみなさん、ご参加いただいたみなさん、心よりお礼申し上げます。
今年は交通基本法制定の動きや、介護保険制度改正の動きなどの情勢の動向から目が離せない1年になりそうです。おりしも昨年末に国土交通省自動車交通局旅客課から「自家用有償運送運営協議会の合意形成に関する検討会」を発足するので出席願いたいという連絡をもらいました。一昨年5月まで半年から1年ごとに開催されていた「自家用有償旅客運送フォローアップ検討会」を再編し、運営協議会における合意形成の実態の確認、運営協議会における合意形成のあり方などを検討するのがねらいだそうです(3月まで計5回開催の予定)。当連絡会からは私と伊藤事務局長が出席することにしました。利用者利便の向上と移送サービス実施団体の発展という視点を重視し、地域の声を発言してきたいと思います。会員のみなさまから伝えて欲しい事案がありましたら、是非お寄せください。
こうした動きの中、恒例の「移送サービスのつどい2011」を3月4日、5日、6日に開催致します(詳細は記事をご参照ください)。是非、元気な顔を見せに来てくださいね。また、今年11月には「全国ボランティアフェスティバル」が東京で開催されます。当連絡会としても何らかの関わりをもって行きたいと考えています。また忙しい1年になる予感がします。
個人的には年男という人生の1つの節目の年を迎えます。ウサギだからといって跳ねまわり過ぎてお調子にのらないように気をつけながら、元気のある1年にしたいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い致します。
副代表 谷口 幸夫
2011年の年頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
昨年、ある移送サービス実施団体が廃業するという話を聞きました。2006年道路運送法が改正されてからサービス実施団体が活動を停止するという状況が後を絶ちません。東京都においては2007年3月、福祉有償運送登録団体は146団体ありましたが、2010年3月には130団体と減っています。
団体数が減少している原因については詳しく検証する必要がありますが、幾つかの団体からは移送件数が増え、経営が苦しくなったという話を聴いています。
移送サービスを利用する皆様が継続してサービスを享受することができるよう、何を行っていけばよいか、また、移送サービスのこれまで担ってきた役割を検証し、今後、移送サービス実施団体が目指す方向を模索していければと思います。私個人としてはまず各団体から現状のヒアリングを進めていければと考えております。
移送サービスは社会的に認知されてきましたが、継続することが困難な時代になっています。現状を打開していけるよう今後も努力していきたいと思いますので、本年もこ指導、ご鞭撻の程、よろしくお願いします。
1.福祉有償運送シンポジウム
移動支援ネットワークちば・千葉県移送サービス連絡会・千葉県社会福祉協議会共催
福祉有償運送関係の皆様に対し、日頃からのご尽力に敬意と感謝を申し上げます。
国民の移動の権利を保障し、公共交通政策の理念を盛り込んだ「交通基本法」の制定の動き、及び2011年の福祉有償運送に関する権限の地方移管などの動きに鑑み、シンポジウムを企画いたしました。
このシンポジウムは、今一度原点に立ち返り、移動制約者である利用者及びその関係者、そして、それを支える事業者や福祉有償運送者等の、忌憚のない意見交換の場を設定し、道路運送法の改正、また交通基本法に制定において、福祉有償運送の必要性を訴える一助になればと願っております。
福祉有償運送関係者、移動制約者の支援団体の方、加えて地方行政の方など、みなさまお誘いあわせの上、ご参加下さいますようご案内申し上げます。
日 時 2011年2月10日(木) 13:30〜16:30
会 場 千葉県社会福祉センター 4階会議室
千葉県千葉市中央区千葉港4−3
千葉モノレール市役所前駅下車徒歩3分
参加費 無料
内 容
第1部 千葉県内の利用者団体の紹介並びに移送の関する意見
1.障害者の生活と権利を守る千葉県連絡協議会
2.NPO法人 千葉県腎臓病協議会
3.千葉県がん患者団体連絡協議会
4.千葉県手をつなぐ育成会(交渉中)
第2部 移送団体の現状
1.NPO法人 我孫子ビークルサービス
2.東金市社会福祉協議会
3.NPO法人ケアグループあい・あい
4.介護タクシー協同組合
5.ムトウタクシー
第3部 意見交換
まとめ
申込み・問合せ先
千葉県移送サービス連絡会
260−8508
千葉県千葉市中央区千葉港4−3 千葉県社会福祉センター内
TEL 043−204−6010 FAX 043−204−6015
2.「駐車禁止指定除外車標章」の更新と新規申請について
指定駐車禁止区域等でも駐車可能となる「駐車禁止指定除外車標章」は、制度改正にともない、移送サービスで使用している車いす対応車両(車検証:車体の形状「車いす移動車」)にも発行される様になるとともに、年度単位の更新制となりました。
2011年度の更新は、2011年2月より受付が開始されます。東京ハンディキャブ連絡会では、団体会員の便宜を図るため、警視庁への申請書作成や提出事務を代行しています。
今年度までに連絡会で申請代行を行っている団体会員の皆様へは、今月中にE-mailにて、更新申請用の書類を送らせていただく予定となっていますので、届きましたら団体印を捺印の上ご返送をお願いいたします。
○申請代行サービスの変更について
東京ハンディキャブ連絡会では、団体会員の便宜(注)を図るため、警視庁への申請書作成や提出事務を代行しています。これまでは、会員サービスの一環として無料で行って来ましたが、連絡会の運営状況を考慮し、必要実費として1台あたり500円をいただくことになりましたので、よろしくお願いいたします。
新規に申請をご希望の団体会員及びこれまで独自に警視庁に申請されていた団体会員の方で、連絡会へ申請代行をご希望される場合は、連絡会事務局までご相談ください。
注:警視庁では、法人等で使用する車両に対する「駐車禁止指定除外車標
章」の交付申請を本庁のみでの受付としているため。
※東京都以外の運行団体につきましては、もよりの警察署にお問合せをお願いいたします。
※車検証の車体の形状の記載が「身体障害者輸送車両」の場合でも、標章の交付を受けられる方法がありますので、ご相談ください。
※申請対象車両が2010年4月から2011年3月末までに車検を受けられた場合は、新車検証の写しが必要となりますのでご用意ください。
問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
TEL&FAX 03−3222−8915
3.事務局より
明けましておめでとうございます。今年は福祉有償運送の登録更新が集中する年にあたります。すでに更新協議が始まっている運営協議会もあり、事務局には協議の内容や手続きについてご質問をいただいています。できるだけご質問等には答えて行きたいと思っていますが、運営協議会で実際に説明されるのは各実施団体の皆さんですので、一緒に勉強していきましょう。
連絡会では、運営協議会で各実施団体を実際にサポートする事業も行っていますので、いざという時はご活用ください。
毎回のお願いですが、団体会員でホームページの開設されたり、代表者や所在地(連絡先)の変更等がありましたら、連絡会事務局へのご連絡をお忘れないようにお願いいたします。
4.移送サービスについての関連記事
東京交通新聞2011年1月10日付
「有償運送 運営協合意形成で検討会
国交省が21日設置 登録制緩和にも」
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.368
2011年2月16日
1.移送サービスのつどい2011開催のお知らせ
「移送サービスのつどい2011」を2011年3月4日(金)〜6日(日)に開催いたします。会場は総て飯田橋のセントラルプラザです。是非皆さんご参加ください。
○3月4日(金)
「今、改めて運営協議会を考える」
13時〜17時
国土交通省が「運営協議会における合意形成のあり方検討会」をスタートさせました。東京都内でも運営協議会の合意形成に必要以上の制約が課せられ、必要な移送サービスが提供されなくなりそうだった地域もありました。検討会の経過もふまえながら、運営協議会のあるべき姿を考えます。
スピーカー 福祉有償運送運営協議会関係者、実施団体関係者など
参加費 連絡会会員500円(一般1,000円)
○3月5日(土)
「地域が必用とするユニバーサルタクシーシステムを考えよう!」
13時〜17時
誰もが利用できるタクシーとはどのようなものか、タクシーを便利に利用するには何が必要なのか、利用する市民の意見を集めたらどのようなタクシーサービスになるのか、新しいタクシーとして注目される「ユニバーサルデザインタクシー」を題材にして地域に必用とされるタクシーサービスひいては個別輸送サービスへの要求仕様を議論し、社会システムとしての位置づけを考えます。
参加費 連絡会会員1,000円(一般2,000円)
「福祉車両展示試乗会」
10時〜16時
メーカーのご協力により最新の福祉車両、ユニバーサルデザインタクシー車両の展示を行います。あわせて移送サービスと運行団体のPRも行います。
参加費 無料
「懇親会」
18時〜21時
移送サービスに関わっているみなさん、関わりたいみなさんも色々交流、情報交換しませんか?みなさんと楽しいひと時を過ごしましょう。 参加費 4,000円程度
○3月6日(日)
10時〜17時
オープニング講演「障害者総合福祉法と交通基本法で日本は何が変わるのか?」
講師 尾上浩二氏(DPI日本会議事務局長)
<セッション1>
「移送サービスの現場から〜イマドキの事情〜」
みなさんの活動現場で起こっている日々のチョットいい話、困っていること、怒っていること、他の地域で活動する仲間に伝えたいことなど、是非、当日、参加者の皆さんの前でお話してみませんか?そこから、イマドキの移送サービスのあり様が見えてくると思います。みなさんのナマの声をお待ちしております。内容は問いませんが、事前にお申込みいただき、お一人5分以内でお願いいたします。
<セッション2>
「地域が必用とするユニバーサルデザインタクシーシステムとは?」
少子高齢化の中で福祉輸送や過疎地の交通問題が大きくなり、その対応策としてタクシーやNPOが提供する個別輸送サービスの強化が重要となっています。導入が始まるユニバーサルデザインタクシーは、この問題の解決策の一つとして期待されております。前日に話し合われた「地域が必用とするユニバーサルタクシーシステム」を踏まえ、ユニバーサルデザインタクシー、福祉タクシーや移送サービスといった個別輸送のあり方を提案します。
<セッション3>
「市民がつくる地域福祉交通計画を考える」
地域福祉交通計画って何?それって市民が作れるものなの?その次元から話しを始めたいと思います。交通基本法が制定されれば、具体的計画作りは各地方自治体に任されてくるに違いありません。その時に私たちの目線から計画づくりに関われる仕組みが必要です。これまで、市民が主体的に関わって作られた地域交通の実践に学びながら、新しい時代における取り組みを模索します。
<パネルディスカッション>
「移動が権利として認められる社会を目指して、私たちは今…」
“誰でも、いつでも、どこへでも行ける社会を作りたい”これは、私たち移動と交通に携わっている者のみならず、誰もが共感できるはずのことです。この当たり前のことが、「移動権の保障」という言葉になると、今の社会では荷が重すぎて尻込みしてしまう。何故でしょう?重い荷とはなんでしょう?どうすれば担えるのでしょう?私たちに今、できる事は?少し頑張れば出来そうなことは?パネラーそれぞれの立場から出し合いながら、当たり前のことが当たり前に出来る社会に近づくための取り組みのヒントを模索しましょう。
参加費 一日4,000円(一律)
※開催要綱(参加申込書付)は、すでに会員の皆様に発送済みです。まだ到着していない場合は事務局までご連絡ください。
問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
102−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAX 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
※参加申込書の送付先は、東京ボランティア・市民活動センターになります。
2.「福祉車両展示試乗会」の車両協力及び宣伝希望団体募集
3月5日(土)に飯田橋セントラルプラザ脇のみやこ橋上(JR飯田橋駅西口側)で実施する「福祉車両展示試乗会」に車両の展示及び移送サービスのPRと運行団体のPR(利用会員と運転協力者の募集等)をしていただける団体を募集いたします。
飯田橋はいろいろな大学と各種福祉団体が集まる地域で、また観光地の神楽坂があり東京都や近県から大勢の方が訪れています。是非この機会に団体のPRをしてみませんか。
車両の提供がきる、パンフレットを提供できる、人をだせるなどのご協力いただける団体は事務局までご連絡ください。
問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
3.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。福祉有償運送(移送サービス)で運転を行う場合には、認定講習の受講が義務付けられておりますので、新規の運転協力者の方はこの機会にご受講ください。
訪問介護事業所等で、一般乗用旅客自動車運送事業者(特定旅客自動車運送事業者を含む)にもとづく訪問介護員等による自家用自動車による有償運送(送迎)を行っている場合(通称:ぶらさがり許可)も訪問介護員の方は、この講習の受講が義務付けられています。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年4月16日(土)〜17日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 10,000円
NPO法人・社会福祉法人 15,000円
医療法人・その他 20,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※東京ハンディキャブ連絡会会員を対象とした先行受付を行います。受講をご希望の場合は、団体名と氏名または人数記載してFAXで仮申込をしてください。
※正式な受付開始は、3月中旬頃を予定しています。
※セダン等運転者講習のみの受講、福祉有償運送運転者代替講習のみの受講をご希望の方は、事務局までお問合せください。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
※次回の定期開催は2011年8月頃の予定です。
4.新高齢運転者標識使用開始
2月1日より、新高齢運転者標識が使用開始になりました。
なお、当分の間従来の標識(もみじマーク)も使用できます。
5.「駐車禁止指定除外車標章」の更新と新規申請について
2011年度分の駐車禁止指定除外車標章の交付申請について、事務局で申請代行を行っている団体へは、1月19日からE-mailで申請書類をお送りしています。まだご返送をいただいていない団体がありますので、ご確認をお願いいたします。
また、新規に交付をご希望の団体がありましたら、事務局までご連絡ください。
6.移送サービスについての関連記事
東京交通新聞2011年1月24日付
「有償運送 運営協の制度見直し 合意形成検討会が初会合」
東京交通新聞2011年1月31日付
「有償運送 全国市区町村の2/3で運行
国交省が全容調査 車両は1万7000台に増加」
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.369
2011年3月13日
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
1.東北地方太平洋沖地震への対応について
3月11日14時46分ごろに発生した「東北地方太平洋沖地震」について、都内の移送サービス実施団体からは、とりあえず損害等の報告はいただいておりません。もし車両を含め被災した団体がありましたら、ご連絡ください。
東北地方の移送サービス実施団体には、津波による被害があったところに所在する団体もあるため、現在情報収集をおこなっています。
また、今後の支援活動については、東京ボランティア・市民活動センターや東京災害ボランティア・ネットワークと協力してあたっていきたいと考えております。
会員の皆さんには、阪神大震災の時のように、ご協力をお願いすることもあると思いますので、よろしくお願いいたします。
日本財団では、被災した助成先団体の相談に応じるコールセンターを設置しました。
日本財団コールセンター
03−6229−5111
※9:00〜18:00
E-mail cc@ps.nippon-foundation.or.jp(@→@)
※随時受け付けています。
2.ガソリンスタンドでの給油販売制限について
製油所の被災や輸送体制の問題から、都内のガソリンスタンドで、ガソリン販売に際して、給油量の制限がかかっているようです。また給油する際にも順番待ちで時間がかかる所もあるようです。
運転ボランティアの方に給油を依頼する場合に、給油間隔や給油量、必要時間の余裕を取る等、適切な配慮を心掛けるようにしてください。
3.東京電力による計画停電について
東京電力では、発電所の被災等による電力供給の不足から、14日より4月中旬頃まで計画停電を実施することになりました。該当地域の団体におかれましては、時間帯の確認とともに、停電中の連絡手段の確認(最近の電話機は停電になると使用できなくものがほとんどです)、運転協力者への運転上の注意(信号機も停止します)をするようにお願いします。
<計画停電の予定地域>
第1グループ 6:20〜10:00 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 9:20〜13:00 の時間帯のうち3時間程度
第3グループ 12:20〜16:00 の時間帯のうち3時間程度
第4グループ 13:50〜17:30 の時間帯のうち3時間程度
第5グループ 15:20〜19:00 の時間帯のうち3時間程度
第1グループ 16:50〜20:30 の時間帯のうち3時間程度
第2グループ 18:20〜22:00 の時間帯のうち3時間程度
※グループ毎の具体的な地域については、別記の通りとなります。
※グループ毎の時間帯は、開始・終了時間が多少前後することがあります。
※設備状況により、各グループで停電エリアが変更となることがありますの
で、ご了承ください。
※なお、当日の需給状況によっては、予めお知らせした時間以外にも停電する
場合がございます。
【その他】
・切れた電線には絶対にさわらないでください。
・火災防止のため、自宅を離れる際には、ドライヤーなどの電気機器のスイッ
チを入れたまま外出しないようお願いします。
・自家発をお持ちのお客さまにつきましては、燃料の確保等をお願いいたしま
す。
◇第1グループ
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】さくら市、宇都宮市、益子町、塩谷町、市貝町、真岡市、
大田原市、那珂川町、那須鳥山市、那須町、日光市、芳賀町
【群馬県】みどり市、伊勢崎市、吉岡町、玉村町、桐生市?高崎市、高山村、
渋川市、榛東村、前橋市、中之条町、東吾妻町、藤岡市
【茨城県】かすみがうら市、つくばみらい市、つぐば市、阿見町、稲敷市、
下妻市、河内町、牛久市、境町、茎崎市、結城市、桜川市、取手市、守谷市、
常総市、水海道市、筑西市、土浦市、八千代町、板東市、利根町、竜ケ崎市
【埼玉県】さいたま市、ときがわ町、ふじみ野市、横瀬町、皆野町、寄居町、
狭山市、坂戸市、三芳町、志木市、所沢市、小鹿野町、小川町、新座市、
川越市、秩父市、朝霞市、鶴ヶ島市、東大和市、東秩父村、入間市、飯能市、
富士見市、嵐山町、和光市
【千葉県】野田市、流山市、柏市、白井市、松戸市、我孫子市、市川市、
浦安市、千葉市、大網白里町、八街市、東金市、山武市、長南町、市原市、
長柄町、睦沢町、茂原市、木更津市、白子町、袖ヶ浦市、君津市、富津市、
鋸南町、南房総市、鴨川市、館山市、勝浦市、大多喜町、御宿町、いすみ市、
船橋市、鎌ヶ谷市、八千代市、四街道市、佐倉市
【東京都】武蔵野市、三鷹市、西東京市、東久留米市、新座市、小平市、
東村山市、清瀬市
【神奈川県】逗子市、横須賀市、鎌倉市、藤沢市、茅ヶ崎市、相模原市、
座間市、海老名市、綾瀬市、平塚市、寒川町、厚木市
【静岡県】御殿場市、裾野市、小山町
◇第2グループ
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】佐野市、小山市、野木町
【群馬県】太田市
【茨城県】古河市
【埼玉県】川口市、さいたま市、蕨市、鳩ヶ谷市、戸田市、越谷市、吉川市、
松伏町、三郷市、春日部市、宮代町、杉戸町、川越市、狭山市、鶴ヶ島市、
日高市、飯能市、入間市、坂戸市、川島町、毛呂山町、越生町、ときがわ町、
騎西町、幸手市、大利根町、白岡町、北本市、蓮田市、伊奈町、鴻巣市、
桶川市、上尾市、加須市、久喜市、五霞町、行田市、熊谷市、羽生市、深谷市、
所沢市
【千葉県】千葉市花見川区・美浜区・中央区・稲毛区・若葉区、習志野市、
八千代市、印西市、我孫子市、白井市、栄町、成田市、神崎町、香取市、
多古町、芝山町、佐倉市、市川市、松戸市、船橋市、野田市、流山市
【東京都】東村山市、清瀬市、東大和市、国分寺市、府中市、小金井市、
八王子市、国立市、小平市、西東京市、武蔵野市、三鷹市、調布市、立川市、
昭島市、武蔵村山市、多摩ニュータウン、町田市、狛江市、多摩市、日野市、
稲城市
【神奈川県】横浜市鶴見区・港北区・南区・保土ヶ谷区・戸塚区・神奈川区・
瀬谷区、厚木市、海老名市、座間市、伊勢原市、茅ヶ崎市、寒川町、二宮町、
平塚市、大磯町、秦野市、中井町、大和市、相模原市、川崎市多摩区・高津区
【山梨県】笛吹市、市川三郷町、甲府市、中央市、鰍沢町、増穂町、韮崎市
【静岡県】熱海市、長泉町、清水町、沼津市、御殿場市、裾野市、三島市
◇第3グループ
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県]宇都宮市、鹿沼市、小山市、栃木市
【群馬県】太田市
【茨城県】水戸市、ひたちなか市、常陸大宮市、常陸太田市、那珂市、土浦市、
つくば市、かすみがうら市、牛久市、竜ヶ崎市、稲敷市
【埼玉県】さいたま市、春日部市、朝霞市、和光市、志木市、新座市、富士見市、
越谷市、川口市、戸田市、蕨市、幸手市、蓮田市、上尾市、桶川市、深谷市、
本庄市、伊勢崎市、熊谷市、行田市
【千葉県】成田市、富里市、佐倉市、八街市
【東京都】八王子市、日野市、東村山市、清瀬市
◇第4グループ
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】栃木市、佐野市、足利市、館林市、板倉町、明和町
【群馬県】館林市、邑楽町、千代田町、伊勢崎市、桐生市、みどり市、太田市、
大泉町
【茨城県】水戸市、那珂市、ひたちなか市、大洗町、城里町、笠間市、桜川市、
石岡市、茨城町、小美玉町
【埼玉県】本庄市、熊谷市、長瀞町、皆野町、秩父市、嵐山町、横瀬町、寄居町、
深谷市、神川町、小川町、鳩山町、東秩父村、ときがわ町、毛呂山町、越生町、
飯能市、入間市、坂戸市、日高市、東松山市、滑川町、吉見町、川越市、
鶴ヶ島市、川島町、狭山市、桶川市、富士見市、さいたま市、新座市、朝霞市、
和光市、ふじみ野市、戸田市、蕨市、川口市、上尾市、久喜市、北本市、加須市、
鴻巣市、蓮田市、伊奈町、白岡町、幸手市、宮代町、春日部市、杉戸町、松伏町
【千葉県】習志野市、船橋市、千葉市
【東京都】荒川区、立川市、昭島市、国立布、日野市
【神奈川県】川崎市、横浜市
【山梨県】甲府市、甲斐市、中央市、笛吹市、市川三郷町、昭和町、南アルプス市、
山梨市、甲州市
◇第5グループ
下記、市町村の一部のエリア
【栃木県】宇都宮市、矢板市、さくら市、芳賀町、市貝町、真岡市、益子町
【群馬県】前橋市、高崎市、安中市、富岡市、藤岡市、神流町、神川町、下仁田町、
南牧村、臼田町、草津町、中之条町、嬬恋村、長野原町、美九里、玉村町、
甘楽町、上野村
【茨減県】石岡市、小見玉市、茨城町、鉾田市、行方市、潮来市、神栖市、鹿嶋市、
かすみがうら市、土浦市、稲敷市、牛堀町、佐原市、香取市、波崎町
【埼玉県】川口市、越谷市、三郷市、草加市、八潮市、熊谷市、行田市、鴻巣市、
本庄市、上里町、深谷市、美里町、神川町
【千葉県】流山市、野田市、柏市、我孫子市、鎌ヶ谷市、白井市、松戸市、香取市、
神埼町、多古町、東庄町、銚子市、旭市
【東京都】町田市
【神奈川県】横浜市、川崎市、相模原市、鎌倉市、横須賀市、三浦市、葉山町、
逗子市、大和市
【山梨県】甲州市、山梨市、笛吹市、大月市、都留市、西桂町、富士吉田市、
富士河口湖町、鳴沢村、忍野村、山中湖村
【静岡県】富士宮市、富士市、沼津市、函南町、三島市、伊豆の国市、熱海市、
伊豆市、伊東市、東伊豆町、西伊豆町、南伊豆町、松崎町、河津街、下田市
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.370
2011年3月14日
被災された皆様にお見舞い申し上げます。
1.東京電力による計画停電について
昨日のニュースでお知らせいたしました、東京電力による計画停電のグループについて、当初23区内では、荒川区(第4グループ)しか記載されていませんでしたが、その後、
杉並区・練馬区(第1グループ)
板橋区・練馬区(第3グループ)
世田谷区・足立区・大田区・目黒区(第4グループ)
荒川区・足立区(第5グループ)
と修正(15日付発表グループ)されました。また、このグループ分けも一定ではなく、変更される可能性があるそうです。
なお、一つの区市町村でも違うグループにわかれる例もあり、区市町村以下の町名までのグループ分けも東京電力のホームページで公表されました。
15日は、6時20分に第3グループより開始され、22時に終了する予定で、各グループ最大3時間程度が予定されています。ただし、需給状況により実施しない場合、又は同一グループ内でも実施・未実施がわかれる場合、時間がずれる場合があります。
該当地域の団体では、停電時間帯の確認とともに、事務局及び利用者宅への停電中の連絡手段の確認(最近の電話機は停電になると使用できないものがほとんどです)をするとともに、信号機や街灯も消える場合がありますので、運転協力者へ注意を促すようにお願いします。
東京電力のホームページがアクセス集中により、時々閲覧ができなくなりますので、連絡会ホームページにも公表された資料を掲載いたします。ただし、東京電力の発表(ホームページ掲載)が遅く、ホームページ更新作業の関係で遅れる場合もありますので、テレビや新聞でのご確認もお願いいたします。
2.東北地方太平洋沖地震への対応について
東京ハンディキャブ連絡会では、他の移送・移動サービス地域ネットワークや、東京ボランティア・市民活動センター、東京災害ボランティアネットワークと連携して、被災地への救援活動の検討をおこなっています。
実際の救援活動としては、現地での活動の他にも募金等もあげられています。実施の際には会員の皆様のご協力をお願いいたします。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.371
2011年3月17日
1.ガソリンスタンドの給油情報を募集しています
都内のガソリンスタンドでは、一時的な供給不足の為、給油制限や給油のための待ち時間がかかる状況が発生しています。本来なら24時間営業の店舗でも、日中のみの営業になったり、品切れになると閉店となる場合があります。また給油の待ち時間が2時間程度かかる状況も発生しております。
会員団体からは「車の残量が少ないが給油している時間が無いので、なんとかならないか」という様なご相談が寄せられています。そこで、比較的給油しやすいガソリンスタンドの情報を集めたいと思います。各団体がご存知の、現時点で24時間営業をしているスタンド、比較的待ち時間が少ない様なスタンドがありましたら、事務局までFAX又はE-mailで情報をお寄せください。いただいた情報は東京ハンディキャブ連絡会ホームページに掲載したいと思います。
基本的には、あまり遠方のガソリンスタンドには行くことは難しいとは思いますが、回送中や夜間等に給油できる機会を増やしたいと思います。
皆様のご協力をお願いいたします。
2.利用者の相乗りへの対応について
ガソリン節約の方法として、同一目的地への利用者の相乗り利用が考えられますが、一部運営協議会では、利用者が2名以上乗車すると、利用料が1人の場合と同じ(1台分)であっても、通達上の「複数乗車」として、運営協議会の了承を得ることを求める例があります。
しかし「複数乗車」は、2名以上利用者を乗せた場合に、個々の利用者から収受する利用料を設定する場合となっています。したがって利用者の都合で2名以上利用者を乗せた場合(原則同一場所乗車、同一場所下車)でも、1人の場合と同じ(1台分)の利用料しか収受しないのであれば、「複数乗車」として了承を得る必要はありません。
ガソリンを節約するためにも巧く運用してください。
3.事務局へのご連絡について
現在、通信状況の悪化にともない、東京ハンディキャブ連絡会事務局の電話がつながりにくい状況が発生しております。ご迷惑をおかけしますがご了承ください。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.372
2011年3月18日
1.被災地への人員・物資等輸送運転ボランティア等募集
東京ハンディキャブ連絡会では、東京ボランティア・市民活動センターと協力して、今回の東北地方太平洋沖地震の被災地救援活動に当たっていますが、福島県内の県・市町村の災害ボランティアセンターに応援人員の輸送を担当することになりました。
つきましては、福島県まで車両を運転していただける運転ボランティア及び送迎・運搬用の車両を提供していただける団体を募集いたします。
○運転ボランティア 各日程1〜2名
3月23日(水)〜24日(木)
3月26日(土)〜27日(日)
3月29日(火)〜30日(水)
※原則1泊2日ですが、現地の状況により1日程度伸びる可能性があります。
食事は現物支給または経費を東京ボランティア・市民活動センターで負担の予定です。ただし、宿泊環境については、保障できませんので、ご理解の上ご参加ください。
4月も継続する予定ですが、日程については、改めてご連絡いたします。また上記日程も変更される可能性があります。
○車両提供 各日程1〜2台
上記の日程で、キャラバン又はハイエースクラスの車両。車いす対応車両の場合で定員8名又は10名仕様。セレナクラスでも可能な場合がありますので、可能な団体はお申し出ください。
地震の影響で、道路環境が悪いところがありますので、車両に傷がつく可能性がありますが、ご理解の上、ご協力お願いいたします。ガソリン代については、東京ボランティア・市民活動センターで負担の予定です。なお、福島県までは高速道路を使用しますが、それにともなう通行許可証の申請手続きは、連絡会で行います。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
〒102−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
2.東京電力による計画停電について
すでに影響を受けている団体もあると思いますが、信号機消灯にともなう交通事故も報道されています。また、高速道路でも、道路照明や行先表示板が消灯されており、わかりにくくなっています。運転協力者の方への注意喚起を徹底してください。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.373
2011年4月28日
1.被災地での医療救護活動の支援運転ボランティア募集
東京都では、東日本大震災による被災地での医療救護活動として、宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市へ医療、看護師等からなる医療救護班を派遣しています。この派遣実務は、特定非営利活動法人日本災害医療支援機構(JVMAT)が行っており、今回このJVMATより、現地での医療救護班の移動に際しての車両の運転ボランティアの派遣依頼を受けました。
障害者や高齢者などの移動困難者の送迎ではありませんが、被災地での運転は、一般の運転より注意が必要とされ、また送迎する医療関係者の方にも現場でよりよい活動をしていただくために、丁寧な運転が求められますので、日頃から移動困難者の方の送迎にあたっている移送サービスの運転協力者の技術が求められています。
実際には、宿泊拠点となる一関市から気仙沼市や陸前高田市の病院や避難所へ医療班をレンタカーを使用して、送迎する内容となっています。
日程は下記の通りとなっており、それぞれ2名〜3名を募集いたします。是非ご協力いただけますようにお願いいたします。
5月 3日(火)〜5月 8日(日)
5月 7日(土)〜5月12日(木)
5月11日(水)〜5月16日(月)
5月15日(日)〜5月20日(金)
5月19日(木)〜5月24日(火)
5月23日(月)〜5月28日(土)
5月27日(金)〜6月 1日(水)
何れの日程も、最終日は移動のみで、その日の早朝に東京に帰京することになっています。したがって、実質的には、4泊5日+車中1泊となります。
今回は、宿泊施設、食事(一部現地調達・後日精算)などは準備されています。一関市までも東京から送迎バス(東京都庁集合・解散)で往復します。都庁までの交通費も支給される予定です。
※6月以降も実施される予定となっていますので、日程が決まり次第募集いたします。
※それぞれの派遣期間については、若干調整することができますので、ご希望がありましたらご相談ください。
※募集締切は、原則としてそれぞれの日程の2日前の13時までとさせていた だきます。
例:5月3日からの分は、1日の13時。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
〒102−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
2.東北地方太平洋沖地震及びそれに伴う福島原子力発電所の
事故による被災者及び避難民を対象とするボランティア輸送の取扱いについて
事務連絡
平成23年4月5日
自動車交通局旅客課長
本年3月11日に発生した標記災害により、多数の被災者及び避難民(以下「被災者等」という。)の移動に係る支援が急務となっている。
被災地域等においては、報道等によると相当数のボランティア団体等が移動支援を含めた復興のための支援活動を行っており、それらボランティア団体等の活動は重要なものとなっている。
こうした状況を踏まえ、被災者等に対する移動支援のためのボランティア団体等の活動について、平成18年9月29日付け自動車交通局旅客課長事務連絡「道路運送法における登録又は許可を要しない運送の態様について」の1.(1)に規定するサービスの提供を受けた者からの「好意に対する任意の謝礼」と認められる場合や、1.(3)に規定する「実際の運送に要したガソリン代等の実費」の収受を行う場合は、道路運送法上の許可又は登録を要しないとしていることから、ボランティア団体等から被災者等の輸送に係る問い合わせ等があった場合には、間違っても過度に萎縮させることのないよう十分配慮して適切に対応するとともに、上記趣旨について説明をする旨、改めて運輸支局あて周知されたい。
○解説
東日本大震災の救援活動においては、被災地の移送サービス実施団体をはじめとして、全国から移送サービス実施団体が現地に入り、被災者を対象とする、避難所間の移動や通院、入浴、買い物などの送迎や支援要員の送迎などに取り組んでいます。
この取り組みに対して、国土交通省では前述の事務連絡を通知しました。
連絡会では、国土交通省自動車旅客課に確認を行いましたが、いわゆる「登録・許可を要しない有償運送」は、移動困難者だけを対象するものだけではなく、被災者全般を対象とした場合でも、あくまでもボランティア活動として通達の範囲内であれば問題無いという説明を受けております。
3.福祉車両を使いやすくするためのユーザーアンケートへのご協力のお願い
2011年4月9日付団体会員限定号外でお願いいたしました、標記アンケートにつきまして、ご回答いただいていない団体会員の方は、是非ご協力いただけますようにお願いいたします。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.374
2011年5月17日
1.2011年第34回「24時間テレビ」
福祉車両「ハッピーバード」寄贈申し込み募集
「24時間テレビ」チャリティ委員会では日本テレビ系列の24時間テレビ34「愛は地球を救う」2011年度分の福祉車両の寄贈申込みの受付けを行っています。
1.寄贈対象
(1)NGV(天然ガス/ガソリン併用)リフト付きバス
○車いす2名+8名
日産キャラバン2WD[5A/T]
トヨタハイエース2WD[4A/T]
(2)リフト付きバス
○車いす2名+8名
日産キャラバン2WD[5A/T]/4WD[4A/T]
トヨタハイエース2WD[4A/T]/4WD[4A/T]
○車いす1名+5名
日産セレナ2WD/4WD[エクストロニックCVT]
(3)スロープ付き普通自動車
○車いす2名+4名
日産NV200バネット2WD[4A/T]
○車いす2名+3名
トヨタノア2WD/4WD[Super CVT−i]
(4)スロープ付き軽自動車
○車いす1名+3名
ダイハツアトレースローパー2WD[4A/T]/4WD[4A/T]
スズキエブリィ2WD[3A/T]/4WD[3A/T]
○車いす1名+2名
マツダAZ−ワゴンi2WD[4A/T]
(5)入浴車・軽
ダイハツハイゼット+デベロ
日産クリッパー+サニーペット
(6)電動車いす
イマセンアクティブチェア
スズキモーターチェア
スズキモーターチェア
(7)折り畳み式電動車いす(手動兼用型)
イマセンデイリーパル
スズキカインドチェア
2.応募方法
「24時間テレビ」34福祉車両寄贈申込書に必要事項を記入の上「24時間テレビ」チャリティ委員会事務局へ郵送でお送りください。
2006年度以降に贈呈を受けている団体・個人に関しては選考外となります。
3.締め切り
2011年5月20日(金)消印有効
申込み・問合せ先
「24時間テレビ」チャリティー委員会事務局福祉車両寄贈申込係
〒105−7444
東京都港区東新橋1−6−1日本テレビ内
TEL 03−6215−3008
FAX 03−6215−3009
http://www.ntv.co.jp/24h/
※寄贈申し込み手引き・申込書は「24時間テレビ」ホームページからダウ
ンロードできます。
※東京ハンディキャブ連絡会では申請のご相談に応じています。
2.被災地での医療救護活動の支援運転ボランティア募集
東京都では、東日本大震災による被災地での医療活動として、宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市へ医師、看護師、薬剤師等の医療救護班や「こころのケアチーム」を派遣しています。この派遣の支援を、特定非営利活動法人日本災害医療支援機構(JVMAT)が行っております。連絡会はJVMATより医療救護班の移動に使用する車両の運転ボランティアの派遣依頼を受け、4月末より派遣を行っています。
被災地での運転は、一般の運転より注意が必要であり、また送迎する医療関係者の方にも現場でよりよい活動をしていただくために、丁寧な運転が求められます。日頃から移動困難者の方の送迎にあたっている移送サービスの運転協力者の皆さんがもつ運転技術が役に立っています。
実際の活動は、宿泊拠点となる一関市から医療支援本部がある気仙沼市(陸前高田市の場合あり)へ医療救護班を送迎することと、気仙沼市内の医療救護所の巡回や物資輸送、事務作業等をお手伝いする内容となっています。
6月中旬までの日程は下記の通りとなっており、それぞれ2名を募集いたします。是非ご協力いただけますようにお願いいたします。
6月 4日(土)〜6月 9日(木)
6月 8日(水)〜6月13日(月)
6月12日(日)〜6月17日(金)
6月16日(木)〜6月21日(火)
※6月の活動は、医療救護班の派遣縮小により、変更又は中止される場合が
あります。
何れの日程も、最終日は移動のみで、その日の早朝に東京に帰京することになっています。したがって、実質的には、4泊5日+車中1泊となります。
宿泊施設、食事(一部現地調達・後日精算)などは準備されています。一関市までも東京から送迎バス(東京都庁集合・解散)で往復します。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
〒102−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
※募集締切は、それぞれの日程の2日前の13時までとさせていただきます。
3.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。新規の運転協力者の方はこの機会にご受講ください。なお、今回より参加費を諸般の事情により値上げさせていただきます。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年8月6日(土)〜7日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
NPO法人・社会福祉法人 17,000円
医療法人・その他 22,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※東京ハンディキャブ連絡会会員を対象とした先行受付を行います。受講をご希望の場合は、団体名と氏名または人数記載してFAXで仮申込をしてください。
※正式な受付開始は、7月中旬頃を予定しています。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.375
2011年5月30日
1.被災地での医療救護活動の支援運転ボランティア募集
東京都では、東日本大震災による被災地での医療活動として、宮城県気仙沼市と岩手県陸前高田市へ医師、看護師、薬剤師等の医療救護班や「こころのケアチーム」を派遣しています。この派遣の支援を、特定非営利活動法人日本災害医療支援機構(JVMAT)が行っております。連絡会はJVMATより医療救護班の移動に使用する車両の運転ボランティアの協力依頼を受け、4月末より派遣を行っています。
被災地での運転は、一般の運転より注意が必要であり、また送迎する医療関係者の方にも現場でよりよい活動をしていただくために、丁寧な運転が求められます。
日頃から移動困難者の方の送迎にあたっている移送サービスの運転協力者の皆さんがもつ運転技術が役に立ち、災害救援活動の経験が無い方でも、参加できる内容です。
実際の活動は、宿泊拠点となる一関市から医療支援本部がある気仙沼市(又は陸前高田市)への医療救護班等の送迎と、市内の医療救護所の巡回や物資輸送、事務作業等の手伝いとなっています。
7月1日までの日程となっていますので、是非ご協力いただけますようにお願いいたします。
(気仙沼市)
6月 4日(土)〜6月 8日(水)
6月 8日(水)〜6月12日(日)
6月12日(日)〜6月16日(木)
6月16日(木)〜6月20日(月)
6月20日(月)〜6月24日(金)
6月24日(金)〜6月28日(火)
6月28日(火)〜7月 1日(金)
(陸前高田市)
6月 8日(水)〜6月12日(日)
6月12日(日)〜6月16日(木)
6月20日(月)〜6月24日(金)
宿泊拠点である一関への往復は、新幹線の利用となります。最終日は23時に東京駅着の予定です。
現地で運転する車両は、ハイエース、アルファード、エルグランドなどのワンボックスタイプです。
宿泊施設、食事(一部現地調達・後日精算)などは用意されています。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
〒102−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
※募集締切は、それぞれの日程の3日前の13時までとさせていただきます。
2.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。新規の運転協力者の方はこの機会にご受講ください。なお、今回より参加費を諸般の事情により値上げさせていただきます。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年8月6日(土)〜7日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
NPO法人・社会福祉法人 17,000円
医療法人・その他 22,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※東京ハンディキャブ連絡会会員を対象とした先行受付を行います。受講をご希望の場合は、団体名と氏名または人数記載してFAXで仮申込をしてくだ さい。
※正式な受付開始は、7月中旬頃を予定しています。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
3.2010年度自家用有償旅客運送(福祉有償運送)
輸送実績報告書提出について
福祉有償運送の登録を行っている団体は、各年度(前年4月1日から3月31日まで)の運送実績(送迎実績)を5月31日までに各運輸支局に提出することになっており(旅客自動車運送事業等報告規則第2条の二)、昨年度分の締切が迫っています。
今年度は登録更新の協議に入る団体が多くなりますが、未提出の場合、一部委員から追及される場合もありますので、ご注意ください。
書式は、同規則第6号様式に定められており、国土交通省の自家用有償旅客運送コーナーの「福祉有償運送ガイドブック」に掲載されています。
※団体会員の方でご必要の場合は、事務局までお問合せください。FAXまたはE-mail(PDFファイル又はワードファイル)で書式をご提供いたします。
※提出が間に合わない場合は、所管の運輸支局輸送担当に連絡するようにしてください。
4.2011年度定例総会のお知らせ
東京ハンディキャブ連絡会2011年度定例総会の開催を2011年7月10日(日)午後に予定しております。会員の皆様のご出席をお願い申し上げます。開催場所等の詳細及び議案等については、6月末に各会員宛てにお送りする予定です。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.376
2011年6月27日
1.2011年度定例総会のお知らせ
日 時 2011年7月10日 日曜日 13:30〜14:30
会 場 セシオン杉並 第5集会室
東京都杉並区梅里1−22−32
東京メトロ丸の内線東高円寺駅下車徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅より都営・京王バス渋谷駅行セシオン杉並下車徒歩2分
内 容 議案1 2010年度活動報告
議案2 2010年度会計決算報告
議案3 2011年度活動計画案審議
議案4 2011年度会計予算案審議
その他
※総会で審議を希望する議題がありましたら、事務局までご連絡くだ
さい。
※団体会員の皆さんは団体の代表(又は代理人)、個人会員の皆さん
はご本人のご出席をお願いいたします。正式な開催のご案内、当日
資料等は、後日ご送付いたします。
2.勉強会「震災後の移動困難者の実態と今後のまちづくり戦略的展望」
東日本大震災の被災地での調査を踏まえ、今後のまちづくりのあり方をお話しいただきます。
日 時 2011年7月10日 日曜日 14:40〜16:30
講 師 秋山哲男氏(北星学園大学客員教授)
会 場 セシオン杉並 第5集会室
東京都杉並区梅里1−22−32
東京メトロ丸の内線東高円寺駅下車徒歩5分
JR阿佐ヶ谷駅より都営・京王バス渋谷駅行セシオン杉並駅下車徒歩2分
参加費 団体会員・個人会員 無料
会員外 1000円(予定)
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
TEL&FAX 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
※団体会員・個人会員の方は、総会の出欠確認の際に併せてお申込みください。
3.日本財団2011年度福祉車両助成申請募集のお知らせ
日本財団は、ボートレースの売上げを財源に活動している、民間の助成財団です。国ではできないこと、国の施策が行き届かない問題はたくさんあります。私たちは、このような問題を解決するため、「公の心」をもちながら「民の視点」で取り組んでいます。1994年度から始まった福祉車両の助成事業も2010年度には、累計で2万7千台を超えました。
○助成対象団体
社会福祉法人、特定非営利活動法人、財団法人、社団法人など。
○助成対象事業
社会福祉等に係るすべての事業が対象となります。ただし、東日本大震災被災地支援ならびに高齢者や障害者が地域で暮らすための在宅サービス、通所サービス、就労支援のための車両配備を優先します。
○助成対象車両について(抜粋)
1.「2011年度設定車両一覧表」より、ご希望の車種をお選びください。
2.各車両とも複数台の申請が可能です。
3.一部の車両を除4WDの設定が可能です。ただし設定に関する費用は自己負担になります。
4.当財団にて指定された装備以外に助成対象者がオプション装備を追加する場合は、自己負担となります。
○申請の方法(抜粋)
福祉車両の申請はインターネット申請によって行ってください。
○申請期間
2011年6月15日〜6月30日 17:00
○福祉車両設定車両一覧( )内は助成金額です。
◆車いす対応車〈普通車〉
トヨタハイエース・リフトタイプ
車いす2名+8名仕様(208万円)
◆車いす対応車両〈軽自動車〉
ダイハツハイゼット・スロープ
車いす1名+2名仕様(93万円)
◆送迎車〈普通車〉
ホンダステップワゴン・手すり・オートステップ付
8名(140万円)
◆その他〈就労支援等〉
普通車バン
軽自動車バン
軽自動車トラック
ダブルキャブトラック
普通車〈ヘルパー送迎用〉
マイクロバス〈送迎用〉
冷蔵車
申込み・問合せ先
日本財団 福祉チーム車両ユニット
〒107−8404
東京都港区赤坂1−2−2
TEL 03−6229−5163 9:00〜17:00(土日祝日除く)
FAX 03−6229−5169
http://www.nippon-foundation.or.jp/
※東京ハンディキャブ連絡会では申請のご相談に応じています。また、インターネットに接続できる環境をお持ちでない団体の支援もいたしますので、ご相談ください。
4.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。新規の運転協力者の方はこの機会にご受講ください。なお、今回より参加費を諸般の事情により値上げさせていただきます。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年8月6日(土)〜7日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
NPO法人・社会福祉法人 17,000円
医療法人・その他 22,000円
※会員以外の参加費については、変更する場合があります。
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※東京ハンディキャブ連絡会会員を対象とした先行受付を行います。受講をご希望の場合は、団体名と氏名または人数記載してFAXで仮申込をしてください。
※正式な受付開始は、7月中旬頃を予定しています。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
5.国土交通省 運営協議会における合意形成のあり方検討会のまとめ(抜粋)
はじめに (略)
1.運営協議会の役割と協議の趣旨
(中略)
こうした措置を認めるに当たり、運営協議会は、移動制約者等による移送ニーズと当該地域内の旅客自動車運送事業者による運送サービスの提供状況を的確に把握した上で、当該地域における自家用有償旅客運送の必要性に関する判断を行う必要がある。また、運営協議会では、自家用有償旅客運送の必要性に加えて、運送の区域、運送の対価、旅客の範囲などについても合意を得ることとされているが、これら事項について判断する際には、自家用有償旅客運送が許容されるのは当該地域について自家用有償旅客運送の必要性があるという認識が運営協議会構成員の間で共有された上で、各事項について当該必要性から合理的に導かれる内容とすることが必要である。
これまで円滑な協議が実現している運営協議会においては、各構成員が、上記の役割と協議すべき内容について的確に理解していると考えられるのに対し、一部運営協議会において協議が円滑に進まないのは、構成員の理解が十分でないことが理由として考えられる。
このような基本認識のもと、運営協議会の運営に関する課題と改善策について、以下のように整理する。
2.検討会において指摘された課題とその改善策
(1)運営協議会の趣旨等に関する構成員の理解向上の必要性について
【課題】
運営協議会は市町村が主宰することとされているが、主宰者たる市町村の職員は、旅客自動車運送事業とその補完である自家用有償旅客運送制度に係る法制度に必ずしも精通しているわけではなく、また、市町村以外の運営協議会の構成員も自家用有償旅客運送制度の趣旨等を理解していないことが多い。
このため、関係法制度に関する構成員による正確な理解に運営協議会の時間の多くが費やされ、運営協議会において十分に議論されるべき当該地域における自家用有償旅客運送の必要性についての協議が疎かになることがある。
【改善策】
運営協議会を主宰する市町村と道路運送法を所管する立場にある運輸支局は積極的に連携を図り、両者は協力しつつ運営協議会を運営していくこととする。
運輸支局の職員は、主宰者たる市町村職員を始め、運営協議会に参加する者に対し、自家用有償旅客運送制度の趣旨、協議のポイント、進め方等について、例えば運営協議会の冒頭又は開催前の時間を活用して、予め説明を行うこととする。また、協議の場においても、必要に応じて自家用有償旅客運送制度の趣旨、協議のポイントについて構成員の注意喚起を図って、当該地域における自家用有償旅客運送の必要性に関する議論の充実を図るなど、主宰者たる市町村の職員をサポートして円滑な協議の実現に努めることとする。
このように、運輸支局の職員が運営協議会の主宰者たる市町村職員のサポートを図ることで協議の質を高めるために、一部の運営協議会で採用されている「運営協議会運営マニュアル」を参考とすることは有効である。運輸支局の職員の研修の場において、こうしたマニュアルも用いて、運輸支局の職員が運営協議会の場で適切にイニシアティブを発揮するよう努めるべきである。
(2)自家用有償旅客運送の数量的なデータに基づく把握・判断について
【課題】
地域における移動制約者等の移動にどの様に取り組むかについて、対象旅客として申請された会員の輸送は、本来、バス・タクシー等の公共交通機関が担うべきものであるということを関係者が認識することが重要であり、公共交通機関のみによっては十分な輸送サービスを確保することができないことの確認を運営協議会にて行った上で協議を進めることが大前提である。
さらに、移動制約者等の移動機会確保に関する長期的な対応も含め議論を深めるためには、数量的なデータの把握が必要である。
このため、運営協議会においては、移動制約者等の移送ニーズと当該地域内の旅客運送事業者による運送サービスの提供状況を的確に把握した上で、自家用有償旅客運送の必要性について判断する必要があるが、一部の運営協議会では、必要性に関する数量的なデータに基づく議論が必ずしも十分に行われていない。
【改善策】
これまでも、運営協議会に関する国土交通省としての考え方を示した「運営協議会の設置及び運営に関するガイドライン」や「地域における福祉タクシー等を活用した福祉輸送のあり方調査」に関する報告書において、自家用有償旅客運送の必要性に関する協議の基礎となる数量的データの考え方を示しているところであり、主宰者たる市町村は、運輸支局の協力も得つつ、可能な限りこうした数量的データに基づいて自家用有償旅客運送の必要性に関する協議を進めることが望ましい。
あわせて、当該地域において公共交通機関のみでは、移動制約者等に対する輸送サービスの提供が十分ではない旨の確認を行うことが必要である。
(3)「医療、保健、福祉専門職」の知見の活用について
【課題】
要介護者や身体障害者などの移動制約者を対象とする福祉有償運送の旅客の範囲は、他人の介助によらず移動することが困難であると認められ、かつ、単独では、公共交通機関を利用することが困難な身体障害者、要介護者、要支援者、その他肢体不自由、内部障害、知的障害、精神障害その他の障害を有する者とされている。
運営協議会を主宰する市町村においては、会員等の障害の態様を記載した書類の提出を申請団体に求め、各会員が旅客要件を満たしているかについて運営協議会の場や判定委員会を設置するなどして既に確認を行っている。
しかし、一部の運営協議会においては、申請団体の個々の会員が自家用有償旅客運送の対象として認められる旅客の範囲に該当するか否かの確認に時間を要している場合がある。また、上記旅客の範囲に個々の会員が含まれるかどうかを判断するために必要な情報は、個人情報の保護の観点から取扱いに留意が必要である。
【改善策】
対象会員が福祉有償運送の旅客の範囲に含まれるか否かの判断は、高度、かつ、専門的な知見が必要であり、知的障害、精神障害など他人の介助によらず移動することが困難であるかどうかなど書類のみに基づいて判断することは難しい場合がある。
対象旅客として認められるか否かについて、高度かつ専門的な確認行為が必要な場合は、運営協議会の主宰者である各市町村に在籍している「医療、保健、福祉専門職」の知見を活用することが有効である。こうした「医療、保健、福祉専門職」の協力を仰いで助言を受けたときは、その助言結果に基づいて運営協議会において判断を行うこととし、運営協議会の場で構成員が個々の会員の関係書類の確認を行うことはしないようにするべきである。
このため、厚生労働省と国土交通省は、「医療、保健、福祉専門職」の知見を積極的に活用するよう市町村に対して連名で通知することを検討するべきである。
また、その他の事項についても市町村による事前チェックが可能となるよう、市町村と運輸支局において協力体制を構築することにより可能な限り効率化を図るよう努めることとする。
(4)ローカルルールの適時適切な見直しについて
【課題】
一部運営協議会において、関係法令・通達に定められていない独自の基準(以下「ローカルルール」という。)が定められており、当該ローカルルールを申請者が満たせないことにより、協議が合意に至らない場合があるとの指摘がある。
【改善策】
平成18年12月から平成21年5月にかけて開催された「自家用有償旅客運送フォローアップ検討会」の指摘を踏まえ、平成21年5月、「運営協議会において定められた独自の基準に対する考え方について」の通達が発出されており、当該通達では、地域における移動制約者等の状況、タクシー等の公共交通機関の整備状況等を踏まえ、自家用有償旅客運送について十分な検討が行われ、合理的な理由に基づき合意され設けられたローカルルールは、自家用有償旅客運送に過度な制限を加えるものでない限り、排除されるものではないとしている。
他方、一度定められたローカルルールについて、その前提となる状況が変化しているにもかかわらず、長期間見直しを行わないことや、個別の事例につき適用された取扱いを、他の事例との違いを吟味せずに地域で一律のローカルルールとして適用するのは適当でない旨など、ローカルルールに関する国の考え方を各運輸局、(社)全国乗用自動車連合会及び(財)全国福祉輸送サービス協会あて通知しているところである。
運輸支局は、運営協議会の場を通じ当該通達を再度周知するとともに、運営協議会の主宰者たる市町村に対し、合理性がないと認められるローカルルールの見直しを働きかけることにより、運営協議会の場において協議を行うこととする。
(5)運営協議会の適正な運営について
【課題】
市町村に対し、自家用有償旅客運送を行うため運営協議会の開催を申し入れたにもかかわらず運営協議会が長期間開催されない場合や、そもそも設置さえされない場合がある。
また、運営協議会において合理的でないローカルルールの見直しが行われておらず、当該ルールによって協議が合意に至らない場合がある。
このような場合において、構成員及び申請団体から設置・開催や見直しのための申し出を受ける窓口がない。
【改善策】
開催の申し出を行ったにもかかわらず長期間運営協議会が開催されない場合や、上述(4)の改善策を講じたにも拘わらず合理的理由に基づかないローカルルールにより合意に至らない場合等の問題に対応するため、構成員及び申請団体からの申し出を受ける窓口を運輸支局に設けることするほか、運輸局、本省それぞれの段階で以下の通り対応する。
@運輸支局の対応
運営協議会の運営状況等が合理的でない、あるいはローカルルールに合理的理由がないといった申し出が、書面により、構成員及び申請団体から運輸支局に対してあった場合、運輸支局の担当者は、当該申出内容について座長及び関係者からのヒアリング等を実施することにより事実関係の把握を行う。
これら事実関係の把握を行った上で、道路運送法に基づく規定、通達に照らして合理的でないと認められる場合は、これを是正するため関係者に対して積極的に働きかける必要がある。また、申し出者に対して、合理的と判断した理由及び関係者への働きかけ状況等について書面で示すことが望ましい。
上記働きかけを行っても、なお、運営協議会において見直しが行われない場合、運輸支局において判断が困難な場合等が生じた際は、運輸支局は上位部局である運輸局に報告する。
A運輸局の対応
運輸支局から上記報告を受けた運輸局は、運輸局管内の他都道府県における取扱い等上位部局としての広範な知見等をもってローカルルールの合理性等について検討を行い判断し、必要な場合は、運輸支局を通じて運営協議会の構成員に対し再考を求めることとする。なお、運輸局による検討に当たり、第三者の客観的意見が必要な場合は、管内における主要な運営協議会の座長、学識経験者等を委員とする判定会議を開催するなど第三者の意見を得る場を設けることが望ましい。
B国土交通省本省の対応
ローカルルールの合理性等について広く全国的な見地から判断することが必要な場合もあると考えられる。このため、本検討会は今回の報告によって一旦終了することとするものの、国土交通省は、必要に応じ、学識経験者を含む本検討会構成員に相当する関係者から意見を聴く場を随時開催することを検討すべきである。
なお、今回運輸支局等が上記のような対応を行うこととしたのは、運営協議会における「合意」がそもそも行政処分に該当せず、行政不服の対象となリ得ないことも踏まえつつ、関係者から広く申し出を受け付ける運輸支局が、関係者から広く申し出を受け付け、必要な場合には、関係者に働きかけを行う等により、関係者による制度理解も深め、運営協議会における議論の質を高めることにより改善を図る趣旨であることを関係者は理解する必要がある。
終わりに (略)
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.377
2011年7月30日
定例総会を終えて
東京ハンディキャブ連絡会
代 表 荻 野 陽 一
去る7月10日、早々に明けてしまった梅雨が憎らしくなるくらいの暑さの中、定例総会を開催し、提案させていただきました議案すべてに、ご承認いただきましたことを報告いたしますとともに、厚くお礼申し上げます。
今年、東京ハンディキャブ連絡会は創立25周年を迎えます。総会の席上、会の財政状況や運営状況が厳しくなっていることをお伝えしました。そうした中で迎える25周年です。今こそ、東京ハンディキャブ連絡会の原点、ミッションを見つめ直し、今後の活動を展望していかねばなりません。このことを役員一同しっかりと受け止め、総会でご承認いただいた方針を真摯に実践していく所存です。どうか1年、よろしくお願い致します。
1.2011年度定例総会のご報告
2011年7月10日に召集されました、2011年度定例総会につきまして、以下の様にご報告いたします。なお、詳細につきましては、会員の皆様には、別途議事録を送付させていただきましたので、ご参照ください。
日 時 2011年7月10日(日) 13:30〜14:30
会 場 セシオン杉並
会員現況 団体会員 75
個人会員 8
計 83(定足数42)
出席会員 団体会員 7
個人会員 4
*総会開始時
委 任 団体会員 31
個人会員 2
議案1 2010年度活動報告
◎賛成多数 (書面決議 賛成32 反対0)
議案2 2010年度会計決算報告
◎賛成多数 (書面表決 賛成32 反対0)
議案3 2011年度活動計画案
◎賛成多数 (書面決議 賛成32 反対0)
議案4 2011年度会計予算案
◎賛成多数 (書面決議 賛成31 反対1)
2.2011年度会員登録更新・年会費納入のお願い
東京ハンディキャブ連絡会の2011年度会員登録更新のご案内を、会員の皆様に7月29日付でメール便で発送いたしました。会員の皆様のお手元にはすでに届いていることと思いますが、ご確認をお願いいたします。会員登録の更新は、2011年度会費を納入いただくことで、完了となります。
2010年度以前の会費が未納の方、2010年度会費を既に納入済みの方には、それぞれご案内を同封しておりますので、併せてご確認をお願いいたします。
例年、会費納入用の郵便振替用紙にお名前やご住所をご記入されないで、お払込みされる方がおいでになります。ご納入が確認できなくなりますので、手続き前に必ず、ご記入洩れが無いか、ご確認ください。
※ご記入は、用紙左側の通信欄中の項目にご記入ください。用紙右側の小さい枠内のみでは、払込者等の情報は届きません。
東京ハンディキャブ連絡会の会員登録は原則自動更新となっておりますので、退会をご希望になる場合は必ず事務局までご連絡ください。
お忙しい事とは思いますが、ご納入は8月31日までにお願いいたします。
3.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。会員の方は、月曜日まで受付をいたしますので、この機会に受講ください。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年8月6日(土)〜7日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
定 員 30名
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
4.新規運転協力者の活動上の運転について
各運行団体に新しい運転協力者の方が入った場合、実際に運転を担当していただくのは、必ず国土交通大臣認定の「福祉有償運送運転者講習」を受講した後でなければなりません(普通第2種免許の方を除く)。
当会が実施している移送サービス運転協力者講習を受講される方の中には、すでに「活動上の運転経験あり」という方が時々おいでになります。認定講習を受講する前に運転を行うと、道路運送法施行規則第51条の16に抵触し、違反行為となります。各運行団体のコーディネーター(運行管理者)の方は、十分に注意してください。運転を伴わない同乗研修等は問題ありませんので、認定講習受講までは、そのような内部研修を行うようにしてください。
5.自治体職員向け福祉有償運送制度の勉強会を開催しました
連絡会では、都内の区市町村の福祉有償運送担当職員の方を対象とした「福祉有償運送制度に関しての勉強会」を7月22日(金)に飯田橋セントラルプラザで開催いたしました。これは、主に今年度新しく福祉有償運送の担当になられた職員の方を対象として、本制度の基礎的理解と、6月30日付の新規通達について勉強していただくために、東京運輸支局のご協力をいただいて開催しました。
登録団体向けは9月頃に開催予定です。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.378
2011年8月18日
1.日産LV(福祉車両)お出かけキャンペーン
出かける喜びを、一人でも多くの方へ。「日産LVシリーズに乗って出かけたい場所、やりたいこと」をご投稿ください。素敵なご投稿をいただいた方の中から少なくとも5組の方に、日産LV(ライフケアビークル)シリーズを無料でお貸しします。さらに、Quoカード3,000円分をご一緒にプレゼント!
「日産LVシリーズに乗って出かけたい場所、やりたいこと」をご投稿ください。ご応募いただいた方の中から少なくとも5組の方に実際に日産LVシリーズでお出かけいただきます。また、お出かけの様子は後日、日産LVサイト・あんしゃんぽででご紹介させていただきます。ぜひこの機会に日産LVシリーズでのお出かけをご体験ください。
○きのこコース
おでかけ日程:2011年9月16日(金)〜10月17日(月)
応募受付締切:2011年8月26日(金)
○もみじコース
おでかけ日程:2011年11月1日(火)〜11月30日(水)
応募受付締切:2011年10月12日(金)
※車両貸出期間は、上記の日程のうち最大5日間までとなります。またご応募
は普通自動車免許証を取得されている方に限らせていただきます。
○貸出車両
1.セレナ アンシャンテ セカンドスライドアップシート
2.セレナ チェアキャブ リフタータイプ
3.セレナ アンシャンテ 送迎タイプ 助手席スライドアップシート付
4.NV200バネット チェアキャブ 車いす1名仕様
スライドアップシート付
○応募方法
専用用紙にご記入の上、郵送されるか、WEB(「あんしゃんぽ」で検索
し、日産LVお出かけキャンペーンをクリック)からご応募ください。
「日産LVシリーズに乗って出かけたい場所、やりたいこと」など、あなた
の思いをご記入ください。
※専用応募用紙をご希望の方は、東京ハンディキャブ連絡会事務局でも配布しております。
2.国際福祉機器展 H.C.R.2011 http://www.hcr.or.jp/
世界の福祉機器を総合展示。ハンドメイドの自助具から最先端技術を活用した福祉車両まで世界の福祉機器を一堂に集めた国際展示会。保健医療・福祉・介護の各分野の制度改革や事業活動を紹介する国際シンポジウム、セミナーを開催。
期 間 2011年10月5日(水)〜10月7日(金)
10:00〜17:00
会 場 東京ビックサイト 東展示ホール
シンポジウム・セミナーなど
国際シンポジウム「英国のキャメロン改革と社会保障制度(仮称)」
ふくしのスキルアップ講座
特別コーナー
子ども広場、ふくしの相談コーナー他
出展者ワークショップ、出展社セミナー
問合せ先
(財)保健福祉広報協会
TEL 03−3580−3052 FAX 03−5512−9798
3.第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYOで分科会を担当します
東京ハンディキャブ連絡会では、2011年11月12日(土)・13日(日)に両国国技館、青山学院大学などで開催される第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYOで、移送サービスをテーマにした分科会を2つ実施いたします。12日は、分科会49「ボランティア(法定対象外)としての移送サービスを社会福祉協議会を通して考える」。13日は、分科会54「市民活動としての移送サービス 道路運送法と今後の活動展開」です。この全国ボランティアフェスティバルで移送サービスが分科会テーマに取り上げられるのは2006年以来です。
会員の皆さんには、開催要綱を登録更新のご案内に同封させていただきましたので、ご覧いただき、是非皆さんでご参加ください。
また、この分科会の企画、準備、進行をお手伝いいただける方を募集していますので、ご協力いただける方は事務局までご連絡ください。
4.2011年度会員登録更新・年会費納入のお願い
東京ハンディキャブ連絡会の2011年度会員登録更新のご案内を、会員の皆様に7月29日付でメール便で発送いたしました。会員の皆様のお手元にはすでに届いていることと思いますので、ご確認をお願いいたします。会員登録の更新は、2011年度会費を納入いただくことで、完了となります。
2010年度以前の会費が未納の方、2011年度会費を既に納入済みの方には、それぞれご案内を同封しておりますので、併せてご確認をお願いいたします。
例年、会費納入用の郵便振替用紙にお名前やご住所をご記入されないで、お払込みされる方がおいでになります。ご納入が確認できなくなりますので、手続き前に必ず、ご記入洩れが無いか、ご確認ください。
※今年も既に未記入の振替通知が届いています。ご記入は振替用紙左側の通信欄中の項目にご記入ください。用紙右側の小さい枠内のみでは、払込者等の情報は届きません。
東京ハンディキャブ連絡会の会員登録は原則自動更新となっておりますので、退会をご希望になる場合は必ず事務局までご連絡ください。
お忙しい事とは思いますが、ご納入は8月31日までにお願いいたします。
5.移送サービスについての関連記事
全自交しんぶん2011年7月1日付
(全国自動車交通労働組合連合会 ハイヤー、タクシー、観光バス等の労働者
で組織される労働組合)
「自家用有償運送「運営協議会」運輸支局が積極リードへ」
「NPOの目論みを阻止」
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.379
2011年8月24日
1.移送サービス立ち上げ支援講座&福祉有償運送制度の最新動向勉強会
これから移送サービスを始めてみたい、始めたけどまだやり方や制度がよくわからない、最新の制度を勉強したいという団体(個人)向けの「移送サービス立ち上げ支援講座」と、「福祉有償運送制度の最新動向勉強会」を開催いたします。
立ち上げ支援講座では、移送サービスの基本理念から、法律上の登録手続、実際の運営方法までを学習します。
最新動向勉強会では、国土交通省が「運営協議会における合意形成のあり方検討会」の結論をもとに、運営協議会のあり方について通達を出しましたが、この内容をどう捉えて、どう取り組んでいくかなどを中心に福祉有償運送制度について学習します。
団体の代表者だけでなく、移送サービスを実際に担当するコーディネーターの方なども、この機会に是非ご参加ください。
日 時 2011年9月18日(日)
移送サービス立ち上げ支援講座 13:15〜15:15
福祉有償運送制度の最新動向勉強会 15:30〜17:00
会 場 飯田橋セントラルプラザ12FA会議室
参加費(一人)
移送サービス立ち上げ支援講座
会 員 1000円
非会員 2000円
福祉有償運送制度の最新動向の勉強会
会 員 1000円
非会員 2000円
※資料の一つとして国土交通省編集の「福祉有償運送ガイドブック」
を使用しますので、参加される方は持ちください。なお当日会場で
も販売いたします。1冊300円。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
192−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAX 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
※参加のお申込みは、FAX又はE-mailをご利用ください。
2.警視庁震災警備総合訓練に伴う交通規制について
警視庁では、9月1日の防災の日に行われる防災訓練にともない、都内約100か所の交差点で交通規制を行います。運行時間にかかる場合がありますので、各運行団体の運行計画の際には、ご注意ください。
日 時 2011年9月1日 9時〜9時10分の約10分間
(場所により数分程度異なります)
内 容 環状7号線 20交差点 都心方向への車両通行禁止
国道16号線 4交差点 都心方向への車両通行禁止
国道16号線 東側の都県境12交差点 車両通行禁止
上記以外の幹線道路 61か所(区間) 車両通行禁止
※自転車も交通規制の対象となります。歩道を歩く場合は対象外で
す。
※詳細は警視庁ホームページを参照してください。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/
3.社会貢献付飲料水自動販売機設置のお願い
「お〜いお茶」で有名な(株)伊藤園では、社会貢献付自動販売機の設置をすすめています。設置した団体(施設)だけでなく、指定された団体に売上に応じた寄付が自動的に行われます。東京ハンディキャブ連絡会で設置を仲介した場合は、連絡会へ2%が寄付されます。自動販売機の大きさは各種あり、ちょっとしたスペースがあれば設置できますので、是非ご協力をお願いいたします。
○販売手数料(寄付額。売上比)
設置先団体(施設) 20%
NPO事業サポートセンター 2%
市民福祉団体全国協議会 2%
東京ハンディキャブ連絡会 2%
※連絡会が仲介した場合。NPO事業サポートセンターと市民福祉団体全国協議会は、この設置事業を推進しています。伊藤園は売上の1%を寄付として手数料を上乗せしています。
自動販売機の設置(簡易な電気工事を含む)や、その後の商品の補充、空き缶、空きペットボトルの回収はメーカー側が行います。また、撤去する際もメーカーが責任をもって行います。売上見込みが不明な場合でも、とりあえず一年ほど設置して様子をみることができます。
メーカーの担当者が説明にお伺いいたしますので、説明をお聞きいただいた上でご検討ください。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
4.もしもしの時の団体の賠償責任をどうしていますか?
移送サービスでは、制度にもとづき任意自動車保険への加入は義務付けられています。しかし自動車保険で保障されるのは、車両への乗降時や乗車時など、自動車に起因する事故のみとなっています。
たとえば、車両から降りて、建物に入るまでに車いすが転倒し、利用者がケガをしても自動車保険ではカバーされません。利用者宅内や送迎先で物品を破損した場合などはどうされるのでしょうか。
自動車関係以外の事故に対応するために「ボランティア保険」に加入されている団体もありますが、利用料を収受している移送サービスは、「ボランティア保険」では“ボランティア活動”とはみなされておらず、保障の対象外とされています。
また、利用者だけでなく、運転協力者や事務局スタッフが活動中や往復途中でケガをした場合の保障はどうでしょうか。会社員が加入する労災保険のような保険に入っていますか?
NPO法人では、法人としての社会的責任も問われることが多くなっていますので、是非保険について考えてみてください。ご興味のある方は、東京ハンディキャブ連絡会事務局までお問合せください。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.380
2011年9月16日
1.福祉有償運送制度の最新動向勉強会
福祉有償運送制度の最新の内容を勉強したいという団体(個人)向けの「福祉有償運送制度の最新動向勉強会」を開催いたします。
国土交通省では7月末に「運営協議会における合意形成のあり方検討会」の結論をもとに、運営協議会のあり方についての通達を出しました。この内容をどう捉えて、どう取り組んでいくかなどを中心に福祉有償運送制度について学習します。
各運営協議会における「ローカルルール」とは何かを中心に、制度のよりよい発展と運営協議会のあり方についての意見交換も行いたいと思います。
団体の代表者だけでなく、移送サービスを実際に担当するコーディネーターの方なども、この機会に是非ご参加ください。
日 時 2011年9月18日(日) 15:30〜17:00
会 場 飯田橋セントラルプラザ12階A会議室
参加費(一人)
会 員 1000円 非会員 2000円
※資料の一つとして国土交通省編集の「福祉有償運送ガイドブック」
を使用しますので、参加される方は持ちください。なお当日会場で
も販売いたします。1冊300円。
なお、13:15〜15:15には「移送サービス立ち上げ支援講座」を開催いたしますので、ご興味のある方はご参加ください。
移送サービス立ち上げ支援講座(一人)
会 員 1000円 非会員 2000円
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
192−0072
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAX 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
※参加のお申込みは、FAX又はE-mailをご利用ください。
2.東京モーターショー2011 車いす利用者特別見学日参加者募集
今年は、東京モーターショーの開催年にあたります。今回は、会場を東京ビックサイトに移し、12月3日(土)〜11日(日)[一般公開日]に開催されます。
一般公開に先立って、報道関係者招待日の12月1日(木)13時〜18時が「車いす利用者特別見学日」として公開されます。
対 象 日常的に車いすを利用されている方で、会場までご自身または付添者
の補助により来場することが可能な方に限ります。なお、車いすはご
持参ください。
※参加申込者全員をご招待します。
※付添者は2名まで同伴可能です。
入場料 無料。要入門証(当日限り)
募集期間 2011年9月15日(木)〜10月20日(木)
申 込 「参加申込書」に必要事項をご記入の上、東京モーターショー東京ビ
ックサイト事務局までE-mailまたはFAXでお送りください。申込書
は、東京モーターショーホームページからダウンロードできます。
参加申込書受理後、事務局より確認の連絡があります。
申込み・問合せ先
東京モーターショー東京ビックサイト事務局
車いす利用者特別見学日担当
月〜金 9:00〜17:00
TEL 03−5530−1369 FAX 03−5530−1699
E-mail tms@tokyo-bigsight.co.jp(@→@)
3.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。新規の運転協力者の方はこの機会にご受講ください。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年12月3日(土)〜4日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
NPO法人・社会福祉法人 18,000円
医療法人・その他 24,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※東京ハンディキャブ連絡会会員を対象とした先行受付を行います。受講をご希望の場合は、団体名と氏名または人数記載してFAXで仮申込をしてください。
※正式な受付開始は、11月上旬頃を予定しています。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
4.認定講習インストラクター養成講座開催のお知らせ
道路運送法施行規則に規定されている福祉有償運送運転者講習・セダン等運転者講習の講師養成のための講座を10月16日(日)と23日(日)に実施いたします。詳細は後日お知らせいたしますが、受講ご希望の方は、事務局までお問合せください。
5.日産キャラバンチェアキャブの初期型を探しています。
2012年は、日産キャラバンチェアキャブ(リフト付車いすす対応車両)が発売されて35周年になります。そこで、初期型のE23型キャラバン(1979年から85年頃までの発売。同型のホーミーも含む)を関係者が探しています。すでに発売から30年近くたっていますが、まだ所有、使用している団体・個人の方をご存知の方がおいでになりましたら、事務局まで御一報いただければ幸いです。運転席、助手席の窓が角形で下辺に角張った段ついている形をしています。
また、これより以前のタイプ(E20〜E22)の情報も求めていますので、ご協力をお願いいたします。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.381
2011年9月30日
1.福祉有償運送認定講習インストラクター養成講座参加者募集
自家用有償旅客運送(福祉有償運送)の運転協力者は、国土交通大臣に認定された団体による講習を受講する必要があります。東京ハンディキャブ連絡会では、認定講習を実施していますが、この講習での座学と実技のインストラクター(講師)を養成する講座を開催いたします。
東京ハンディキャブ連絡会の認定講習での講師を担ってみたい方、各運行団体内での研修の講師を担当する方など、運転協力者を養成する講習・研修にご興味のある方は是非ご参加ください。
日 時 2011年10月16日(日) 10:00〜17:30
10月23日(日) 10:00〜17:00
※1日のみのご参加も可能です。
会 場 練馬区大泉ボランティア・地域福祉推進コーナー
西武鉄道池袋線大泉学園駅徒歩約10分
内 容
本講座は、福祉有償運送運転者講習・セダン等運転者講習の大臣認定基準に
沿った内容です。
○16日 座学講習編
1.認定講習の意味とインストラクターの役割について
2.各科目の講義科目のポイントについて
移送サービスとは(概論)
移送サービスの利用者を理解する
移送サービスのセダン車両の利用者に対する理解と介助について
移送サービスの運転について
安全・安心な運行と緊急時の対応
移送サービスの法律を理解する
福祉車両について
3.ミニセミナー「古武術を介助に活かす」
講師 石黒佳代氏
○23日 実技講習編
1.各科目の講義科目のポイントについて
移送サービスの利用者に対する接遇と介助について(座学・実技)
福祉車両の取扱い実技について
車いす等介助実技とセダン等乗降介助実技について
福祉車両運転実技のチェックポイントについて
2.ミニセミナー「接遇・介助 私の教え方」
講師 谷口幸生氏(ヘルプ協会立川所長)
参加費 2日間通しの場合( )内は1日のみ。
NPO法人 14,000円(8,000円)
営利法人 18,000円(10,000円)
連絡会会員 12,000円(7,000円)
※この他、テキストとして「移送サービス運転協力者講習テキスト(S.
T.プランニング発行)」を使用します。お持ちでない場合はご購入くだ
さい。1冊1,500円です。
※受講された会員の方は、東京ハンディキャブ連 絡会登録講師として、認
定講習等で活動をお願いすることがあります。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
〒102−0078
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
2.第7回 市民発!介護なんでも文化祭
介護なんでも文化祭は、「市民の手で介護の文化を創ろう!」をスローガンに介護の先輩達と一般の市民・NPO等市民団体、企業・行政など様々な人達が智恵と情報を持ち寄り、交流する提案社会型の手作りイベント。今年で第7回を迎えます。
介護に関わる様々な立場からの「情報」が集まります。市民誰もが主役の文化祭です。
日 時 2011年10月23日(日) 10:00〜16:30
会 場 上智大学四谷キャンパス 12号館・体育館1階
JR・東京メトロ四ツ谷駅下車徒歩5分
内 容
介護のはてな(?)ミュージアム」
介護のAtoZがわかる!介護者の声
「地域資源」の広場
制度のスキマを埋める市民グループが集合!
「介護者がほっとする」広場
「セミナー、学び」のフロア
特別テーマ館「災害と介護」
メーカー、高齢者住宅、介護用品、書籍等の展示
問合せ先
介護のあり方を考える会/介護者の会ネットワーク会議
160−0022
東京都新宿区新宿1−25−3 エクセルコート新宿302号室
TEL 03−5368−1955 FAX 03−5368−1956
E-mail kaigobunkasai2011@gmail.com(@→@)
3.第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO
参加者募集締切延長!!
2011年11月12日(土)・13日(日)に両国国技館、青山学院大学などで開催される第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO参加者募集締切が、10月28日(金)まで延長されました。
移送サービスをテーマにした分科会は、連絡会の企画で2つ実施します。12日は、分科会49「ボランティア(法定対象外)としての移送サービスを社会福祉協議会を通して考える」。13日は、分科会54「市民活動としての移送サービス 道路運送法と今後の活動展開」です。
会員の皆さんには、開催要綱を登録更新のご案内に同封させていただきましたので、ご覧いただきお申込みください。大勢のご参加をお待ちしています。
また、この分科会の企画、準備、進行をお手伝いいただける方を募集していますので、ご協力いただける方は連絡会事務局までご連絡ください。
4.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年12月3日(土)〜4日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※正式な受付開始は、11月上旬頃を予定しています。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.382
2011年10月28日
1.福祉車両購入助成の推薦希望団体募集のお知らせ
東京ハンディキャブ連絡会では、毎年福祉車両の購入助成の推薦について助言を依頼されており、年間を通して福祉車両の入手についてご相談をいただいた団体会員の中から、推薦助言をさせていただいてきました。今年度については、ご相談が少ないことから、改めて団体会員の中で推薦希望を募集させていただきます。
助成条件は、都内(助成団体の条件により、町田市を除く)で活動する福祉車両の購入を希望する移送サービス実施団体です。1団体あたり130万円(予定)で、2〜3団体が対象となります。
ご希望の団体がありましたら、連絡会事務局までお問合せください。なお、ご希望の団体が多数の場合は、役員会で検討させていただきます。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
〒102−0078
東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
2.これからの被災地支援を考える
〜地元との連携・協働による新しい支援の仕組みづくり〜
本年3月に発生した東日本大震災では、NPOやボランティアの活動が被災地の支援に大きな役割を果たしていますが、それらの支援活動をより有効に行うためには、様々な機関や地元との連携・協働を通じた被災地の真のニーズに沿った、ミスマッチのない支援が求められます。
本シンポジウムを通じて、特に地元との連携・協働の重要性やその方法などについて考え、今後中期的、長期的に行われていくNPOなどによる被災地支援のあり方、方向性などについて提案していきます。
日 時 2011年11月11日(金) 13:30〜16:30
会 場 千代田放送会館2階ホールスタジオ
東京都千代田区紀尾井町1−1
東京メトロ有楽町線・南北線・半蔵門線永田町駅下車徒歩8分
内 容
○基調講演
田村太郎氏
(東日本大震災復興対策本部事務局震災ボランティア班企画官)
○被災地での活動報告
NPO法人ハックの家(岩手県下閉伊郡田野畑村)
NPO法人DoTankみやぎ(宮城県石巻市)
NPO法人NPOほうらい(福島県福島市)
○バネルディスカション
バネリスト
菊池亮氏(釜石市災害支援ボランティアセンター)
阿部由紀氏(石巻市災害ボランティアセンター)
今野大氏(相馬市生活復興ボランティアセンター)
及び活動報告3団体
コーディネーター 山岡義典氏(日本NPOセンター代表理事)
定 員 100名(定員になり次第締切)
締 切 2011年11月4日(金)
申込み・問合せ先
独立行政法人福祉医療機構(WAM)助成事業部助成計画課
〒105−8486
東京都港区虎ノ門4−3−13 神谷町セントラルプレイス9F
TEL 03−3438−4756 FAX 03−3438−0218
E-mail wamjyosei@wam.go.jp(@→@)
※お申込みは、FAX又はホームページで
FAXの場合は、氏名、団体名、住所、電話、FAX、E-mail
を記載の上送付。
http://hp.wam.go.jp/tabid/1131/Default.aspx
3.福祉車両シンポジウム 移動の自由を未来へ
〜被災地でわかった!福祉車両は復興のシンボル〜
第42回東京モーターショー2011
復興を見据え、一丸となって歩み続けている被災地。多くの人々が日常を取り戻し、街が動き出す中で高齢者や障がい者など、移動困難者の問題が深刻化しています。果たしてその実態は!?そして、福祉車両の役割とは!?様々な被災地を取材した映像をもとに、ご来場の皆様といっしょに考えていきたいと思います。ぜひ、ご参加ください。
日 時 2011年12月10日(土)14:00〜15:30
会 場 東京ビックサイト会議棟6F(東京モーターショー会場内)
入場料 無料(東京モーターショー入場券が必要です)
定 員 約200名
内 容
パネリスト
本郷道夫氏(東北大学病院総合診療部長)
村島弘子氏(災害移動支援ボランティアRera)
岸田広子氏(全国訪問ボランティアナースの会CANNUS)
大内正人氏(医療法人社団湖聖会「はまなすの丘」事業部長)
村上充氏(気仙沼市在住)
司会
熊谷麻衣子氏(フリーアナウンサー)
第42回東京モーターショー2011
http://www.tokyo-motorshow.com/
4.第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO
移送サービスをテーマにした分科会は、連絡会の企画で2つ実施します。12日は、分科会49「ボランティア(法定対象外)としての移送サービスを社会福祉協議会を通して考える」。13日は、分科会54「市民活動としての移送サービス 道路運送法と今後の活動展開」です。
締切は過ぎましたが、まだ受付が可能なようですので、ご参加をご希望の方は至急お申込みください。
また、連絡会ではこの分科会の運営をお手伝いいただける方を募集しています。
5.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年12月3日(土)〜4日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.383
2011年11月26日
1.首都高速新料金体制への移行とETCへの対応について
首都高速道路では、来年(2012年)1月1日より、従来の定額料金制から利用距離に応じた料金体系へ移行することに決まりました。
移送サービスを利用される障害者の方に対しては、有料道路の利用料が半額又は無料となる障害者割引制度がありますが、対象者1名につき1台の登録とされています。また障害者の方が自動車を所有しない場合に、移送サービスで利用する車両の登録を希望した場合でも営業車両(法人登録車両)は登録対象外とされているため、頻繁に利用されていても、登録することができません。
1月1日以後、障害者の方(高齢者の方)が、移送サービスでETCを装着していない送迎車両で首都高を利用する場合には、、利用距離に関わらず現金で900円を支払うことになります。なお、阪神高速道路でも同様の制度に変更にされます。
東京ハンディキャブ連絡会としては、この機会に障害者割引制度の運用見直しを関係機関に働きかけることを検討していますが、参考資料として各移送サービス実施団体で使用する車両のETC機器の装着状況を調査したいと思いますので、別途アンケートにご協力をお願いいたします。
※首都高速道路株式会社の広報資料より一部は抜粋。
距離別料金への移行等のお知らせ
〜お客様により利用しやすい料金へ 平成24年1月1日(日)午前0時スタート〜
首都高速道路株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:橋本圭一郎)は、首都高の基本料金について、料金圏のある均一料金(普通車、東京線700円、神奈川線600円、埼玉線400円)から、料金圏のない距離別料金(500〜900円)へ平成24年1月1日(日)午前0時から移行します。
首都高では、全ての出口に料金所のスペースを確保することが困難な中で膨大な交通量の処理に迅速に対応する必要があるため、均一料金を採用してきたところです。しかしながら、
・ネットワークの拡大に伴い利用距離のバラツキの拡大及び短距離利用と長
距離利用のお客様間における負担の不公平感が拡大してきたこと
・ETCの整備により、出口料金所がなくても利用距離を把握し料金計算を
することが可能となったこと
・多くのお客様がETCをご利用いただく状況となったこと
などから、国と地方自治体の意見を踏まえながら、料金圏のない距離別料金へ移行することとしました。
今回の移行により、より多くのお客様にご利用いただき、お客様に満足していただける質の高いサービスの提供を目指してまいります。
○距離別料金移行の概要
1.料金圏(東京線、神奈川線、埼玉線)の撤廃
2.ETC普通車500円(6キロ以下)〜900円(24キロ超)利用距
離に応じた料金(6キロごとに100円ずつ加算)
3.現金車は900円(但し、郊外方向の端末入口料金所は距離に応じて5
00〜700円)
4.ETCのお客様への各種割引及び現金のお客様への支援の実施
○新料金概要一覧表
【ETCの場合】
料金
料金距離(km)普通車
〜 6km 500円
6km超 〜 12km 600円
12km超 〜 18km 700円
18km超 〜 24km 800円
24km超 〜 900円
(大型車は普通車の2倍)
割引項目
(平成25年度までの割引)
・NEXCOの乗継割引
・中央環状線迂回利用割引
・埼玉線内々利用割引
・放射道路の端末区間割引
・羽田空港アクセス割引
・物流事業者向け割引の拡充
(継続する割引)
・環境ロードプライシング割引
・障害者割引
・路線バス割引
【現金の場合】
・原則、普通車900円、大型1,800円
・但し、郊外方向の端末入口料金所は距離に応じて500〜700円。
例
高速3号渋谷線(下り)池尻 600円
高速4号新宿線(下り)外苑 600円
高速4号新宿線(下り)永福 500円
高速7号小松川線(下り)錦糸町 600円
(大型車は普通車の2倍)
○ETC車載器購入助成
◇セットアップ店での対応
1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)のセットアップ店(首都高ETCキャンペーン取扱店)で新規にETC車載器をご購入・セットアップ、かつ、アンケートにご回答いただいた方に対して5,000円を助成します。
期間 2011年11月25日(金)〜2012年1月31日(火)
対象台数 先着8万台
※特設会場での対応もありますが、募集期間が終了しています。
◇ETC車載器取付料割引
首都高の領収書(コピー不可)を集めていただき、首都高ETC宅配サービスにてETC車載器をご購入いただいた方を対象にETC車載器取付料を領収書合計金額の10%(上限4,000円)割引します。
期間 2011年11月3日(木)〜2012年1月31日(火)
対象台数 先着2万台
○ETCパーソナルカード
なお、ETCカードは、クレジットカード会社による発行が原則ですが、クレジットカードの発行が受けられない(または作りたくない)方向けには「ETCパーソナルカード」というサービスがあります。
ETCパーソナルカードは、有料道路の通行料支払いに限定したカードです。ただし、前もって最低4万円の預託金が必要となります。
◇ETCパーソナルカード新規入会キャンペーン
1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)にお住まいの方で、キャンペーン期間中に新規にETCパーソナルカードの発行を申込まれた方を対象に、首都高が初年度年会費(1,200円)を無料とします。
さらに、入会後の6ヶ月間、首都高速道路を毎月1回以上利用された金額の合計が3,000円以上で、金融機関からの自動引き落しがなされた方を対象に、キャッシュバック(3,000円)を実施します。
期間 2011年11月3日(木)から1年間(カード発行時点)
対象人数 先着2千名
2.移送サービス運転協力者講習会のお知らせ
国土交通大臣認定講習 国自旅第230号
移送サービス運転協力者講習を下記の通り開催いたします。会員の方は、月曜日まで受付をいたしますので、この機会に受講ください。
○福祉有償運送運転者講習(セダン等含)
開催日 2011年12月3日(土)〜4日(日)
参加費 東京ハンディキャブ連絡会会員 12,000円
定 員 30名(先着順・会員優先)
会 場 津田山オートスクエアセミナーハウス
神奈川県川崎市高津区
※会員の方は、締切申込み後でも受付可能の場合がありますので、ご希望の方
はお問合せください。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
3.新規運転協力者の活動上の運転行為について(要注意)
各運行団体に新しい運転協力者の方が入った場合、実際に運転に携わっていただくには、必ず国土交通大臣認定の「福祉有償運送運転者講習」を受講した後でなければなりません(普通第2種免許の方を除く)。
当会が実施している移送サービス運転協力者講習を受講される方の中には、すでに「活動上の運転経験あり」という方が時々おいでになります。認定講習を受講する前に運転に携わった場合、道路運送法施行規則第51条の16に抵触し、違反行為となります。各運行団体のコーディネーター(運行管理者)の方は、十分に注意してください。運転を伴わない同乗研修等は問題ありませんので、認定講習受講までは、そのような内部研修を行うようにしてください。
4.バザー用食器等の提供について
市民団体では、運営資金の捻出のためにバザーの実施やフリーマーケットへの出店などをおこなっていることころもあると思います。
事務局では販売用に使用できそうな食器(陶器、ガラスコップ)や調理器具をお分けいたします。ご希望の団体は、連絡会事務局までお問合せください。
東京ハンディキャブ連絡会ニュース
No.384
2011年12月20日
1.急募!福祉車両購入助成の推薦希望団体
東京ハンディキャブ連絡会では、毎年福祉車両の購入助成の推薦について助言を依頼されておりますが、今年度分について団体会員から1団体を急募いたします。
助成条件は、都内(助成団体の条件により、町田市を除く)で活動する福祉車両の購入を希望する移送サービスを実施する市民団体です。
ご希望の団体がありましたら、24日(土)までに連絡会事務局までご連絡ください。なお、ご希望の団体が多数の場合は、役員会で検討させていただきます。
申込み・問合せ先
東京ハンディキャブ連絡会
TEL&FAL 03−3222−8915
E-mail office@tokyo-handicab.net(@→@)
2.多摩地域福祉有償運送運営協議会での
高齢運転協力者への安全運転適性確認の議論について
多摩地域福祉有償運送運営協議会では、7月27日に開催された協議会において、70歳以上の運転協力者に対して、何等かの安全対策を取るべきではないかという意見がタクシー業界代表委員から発案され、他の委員から特に異議が無かった事から、協議会事務局において点呼(運行内容の確認作業)の際に実施する適性チェック表案(運行前1週間ほどの健康状態や行動状態および認知機能検査に類する内容を問診する)が11月29日に開催された特別幹事会に提出されました。
このチェック表案について、多摩地域の一部団体や連絡会役員で検討した結果、内容的に移送サービスの安全運行や運営に必ずしも資するものではないと考え、以下の内容の意見書を多摩地域福祉有償運送運営協議会に提出しましたので、ご報告いたします。
高齢運転協力者に対する安全対策については、他の運営協議会でもタクシー業界委員会から意見がだされることがありますので、その際はこの意見を参考にしてください。
高齢運転者に対する安全運転適性確認のあり方に対する意見
日頃より、地域福祉と移送サービス(福祉有償運送)の推進にご尽力いただき御礼申し上げます。私ども東京ハンディキャブ連絡会は、都内を始めとする移送サービスを実施する市民団体などで構成される中間支援団体として、移送サービス(福祉有償運送)を始めとする自家用有償旅客運送の健全な発展を目指して、法律の制定や運用改善について様々な活動を行ってきております。
さて、現在、多摩地域福祉有償運送運営協議会において、福祉有償運送の運転に関わる70歳以上の者に対し、高齢運転にともなう安全を担保するために、運転適性チェック表を作成することを検討されていると伺いました。先般の特別幹事会に提出された素案を拝見させていただきましたが、このチェックを実施することが、安全対策上どのような効果を持つのか疑問を感じましたので、意見を述べさせていただきます。
まず、法律上、福祉有償運送の運転者要件には年齢に関する制限はありません。このため、安全を理由に運営協議会で一定のチェックの義務付を決定し拘束力を持たせるとすると、所謂ローカルルールの制定ということになります。場合によっては、そのことで運行に支障がでかねない内容であり、そこまでの必要性の根拠となる高齢運転協力者による事故の多発などが現にあるのでしょうか?運転者に対する客観的根拠のない制限は、運行の妨げとなり利用者利便の低下につながると考えます。
次にチェック内容についても、70歳以上の運転協力者に限らず福祉有償運送で運転を行う者であれば、質問項目に該当するような自覚症状があれば、自ら運転を辞退するように認定講習や内部研修などで教育を受けています。その上で毎回このような確認作業を行うことは、運行団体のコーディネーター(運転管理責任者)との信頼関係に亀裂が生じ、地域福祉サービスに貢献しようとする運転協力者の士気が低下を招き、かえって安全な運行に悪影響を及ぼしかねません。
そもそも移送サービス(福祉有償運送)では、一般のタクシーと違い長距離、長時間の運転をすることは少なく、更に利用者が固定した会員であることから、常に運転協力者の運転はもちろん言動や接遇を評価しているという重要な要素があり、問題行動があれば直ちに利用者からコーディネーター(運転管理責任者)に意見や苦情などが入るようになっています。また、高齢運転協力者が登録している団体では、以前から高齢運転の問題に対処するために、その団体の実情に合わせて様々な工夫をこらし、安全に運行を行えるようにしております。一例をあげれば、長時間、長距離、夜間の運行は担当しない、特定の利用者や特定の送迎など慣れた運行に限る、定期的な運転状況の確認や健康診断を行う、合意の上での定年制を設定するなど、正に市民活動から発展した移送サービス(福祉有償運送)らしい実践経験から学び得た自己規制を行っています。
したがって、一律のチェック表のような義務付けではなく、各運行団体の実情にあわせた安全運行に対する意識を高める形での啓発方法を検討していただきたいと考えますので、更なるご検討をいただけますようにお願い申し上げます。
3.ETC車載器装備状況調査アンケートの報告
11月26日付ニュースで、来年1月1日からの首都高速道路の距離別料金体制への移行にともなう、各実施団体のETC整備状況についてアンケート調査を実施させていただきました。ご回答いただいた団体が都外を含めて19団体と少なかったのですが、結果をご報告いたします。
( )内がETC装備台数
○団体福祉車両 79台( 8台 10%)
○団体セダン型車両 13台( 1台 8%)
○持込福祉車両 6台( 5台 83%)
○持込セダン型車両 95台(36台 38%)
団体所有車両でETCの装備を検討しているのは1団体のみでした。
ETCを装備しない理由としては、
○装備費用が無い 5団体
○有料道路(高速道路)を使用しない 12団体
○利用者負担なので考慮していない 10団体
という結果でした。(複数回答)
現在の移送サービスでは、遠距離利用が減り、高速道路等を使用することが減っていることと、実際には利用者負担のため、あまり考慮していないというのが実情のようです。
ただし、持込車両は個人でETCを装備していことが多いため、高速道路等を利用した際の車両や時間帯によって利用者負担に差がでてしまうことが考えられ、配車や走行経路の設定に際しては注意が必要になると考えられます。