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劇団態変



 劇団態変のウェブサイト
 http://www.asahi-net.or.jp/~TJ2M-SNJY/

◆金満里ソロ公演「ウリ・オモニ」
2000年12月26日(火)・27日(水) 19:00 開場 19:30 開演
トリイ・ホール(大阪・千日前・kamigataビル)

◆BLOOM
2001年2月4日(日)昼(時刻詳細未定)
奈良県生駒市せせらぎホール

◆壷中一萬年祭2001
2001年3月
 22日(木)19時
 23日(金)19時
 24日(土)13時と19時
 25日(日)14時
扇町ミュージアムスクエア(大阪市北区)

◆第3回大阪演劇祭
とことん態変ワークショップ

世界中の誰も見たことのない革新的芸術の創造される現場

既存の枠組みをぶち壊し、概念をつくりかえながら、
障害者に触れたことの無い芸術家や舞台人、
舞台に触れたことの無い福祉や教育関係者、
そんな人たちを巻き込んで大きな渦を作っていくのが
態変の魅力です。

エジンバラ・フェスティバルにおいては、
「生活(life)と芸術(art)の垣根をハンマーでぶち壊すがごとき」
という劇評をもらった態変。
その稽古の現場は異種格闘技ならぬ異分野交差の渦のごとき
エキサイティングな創造現場なのです。

態変の展開してきた型破りな表現活動をまるごと体感してもらおうと、
表現ではドイツに2度に渡りWSを行うなど海外でも大きな評価を受けつつある
金満里による身体表現ワークショップをじっくりと体験することから始まり、
裏方・稽古場面と多角度から徹底的にその醍醐味に触れ、
身体と頭の総動員で体感するクリエイティブなワークショップを試みます。
 ※第2期の実践は「壷中」を創る稽古現場への参加です。

「壷中」とは
「壷中一萬年祭」と題しオーディションで選ばれた
一般公募の身障者エキストラと劇団態変の役者達が織りなす舞台空間に
多彩なアーティストが加わり不思議で濃密な祝祭空間を創りだす態変の作品。
今年で3回目を迎える。
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とことん態変ワークショップ

[第1期]「態変のうら・おもて」
●第一部「おもて」
 10月14日(土)13:00〜18:00
 劇団態変芸術監督・金満里による
 身体表現ワークショップ
●第二部「うら」
 10月28日(土)13:00〜18:00
 世界に類を見ないユニークな裏方・
 態変の黒子を体験する
※参加費:1500円(通し)
※定員 :約30名(申し込み先着順)

[第2期]「態変の創り方」
 劇団態変の実際の作品創りの稽古に参加して
 その途方も無い渦に巻き込まれつつ
 創造力を発揮するワークショップ
●オリエンテーションと準備のワークショップ
 1月6日(土)13:00〜18:00
 身体表現入門(講師:金満里)/裏方基礎練習
●実践!態変の稽古を体験する
 1月7日(日)8日(月)ともに13:00〜18:00
※参加費:1500円(通し)
※定員 :約20名(申し込み先着順・一期からの通し優先)
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※年齢・性別・経験・資格不問
※内容、参加申込に関するお問合わせは、
 イマージュ 電話/Fax 06(6320)0344
※体を動かし行うワークショップです。
 動きやすい服装でご参加ください。
※介護の必要な方は、付き添い同伴でお願いします。

大阪市立芸術創造館
〒535-0003 大阪市旭区中宮1-11-14
TEL 06-6955-1066・FAX 06-6955-7901

主催:大阪演劇祭実行委員会
*この事業は、ジャンボ宝くじの売上金から
 助成を受けて実施するものです。
*財団法人地域創造「地域の芸術環境づくり」支援事業

 

◆求人広告 人材募集

身体障害者とともに前衛的な舞台芸術(身体表現)を創造する!
劇団態変『壷中一萬年祭2001』(本番=3月)へ向けた
スタッフ募集

【劇団態変とは】
 身体障害者の身体は「見てはならないもの」として
隠されてきたのではないでしょうか。
どころがどっこい、身障者が舞台の上で渾身の身体表現をおこなった時、
私たちのこれまでの美意識や世界観や人間観をぐらぐらと
根元から揺さぶるような感動的な表現が姿を表しました。
そのような芸術活動を、世界に先駆けて本気で追求してきた集団が劇団態変です。
芸術の在り方そのもの(人と芸術の関わり方)を変革していく力を持った
芸術表現として欧州でも注目されつつあります。

【壷中一萬年祭とは】
 「芸術なんて自分には関係の無い遠い世界の話」という感じで
芸術から遠ざけられてきた人も多いと思います。
本当に革新的な芸術とは、そういう人々をも巻き込んでいく力を
持つべきだと私たちは考えます。
その考え方に基づいて、劇団態変が1999年から始めて、
次回3回目になる祝祭的公演が『壷中一萬年祭』です。
 施設や在宅で、芸術どころか、社会との接点さえ
奪われてきたような障害者も大勢います。
そういう人たちに呼び掛け、広く一般公募した障害者を
何十人もエキストラとして迎え入れて、しかし表現内容としては
妥協の無い芸術作品を創っていこうという企画です。
更に、裏方や介護スタッフとしても、広く色々な人を巻き込んで、
皆の創意工夫で感動的な舞台作品を創り出そうという取り組みです。

◆今回募集する人材◆
●黒子(くろこ)
  舞台の上で、全身黒づくめの格好をして、
  身体障害者である役者さんたちが舞台に登場・退場したり、
  演技をするサポートをする裏方です。
●送迎介護者
  施設などで生活している障害者は、
  送り迎えを手伝ってくれる人がなければ、
  舞台のための稽古に参加することができません。
●公演の本番を支える色々な裏方
  楽屋での色々な仕事、メイク、観客への対応など、
  本当に色々あります。
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●劇団態変の黒子について
 劇団態変に関わってみようとする人にまず第一にお勧めしたい
 実にエキサイティングな仕事です。

★実際的な黒子の仕事は…
・役者の登場・退場の時に、幕の「かいしゃく」をして、
 美しく出入りできるようにする。
・役者を抱えて舞台上に連れていく(板付けする)、また連れて帰る。
・色々な演技上のサポート

非常にシンプルな仕事なので、
舞台の経験の全然無い人でも、覚えることができます。
特別な能力や知識が必要なわけでもありません。
ただし、一見単純そうな仕事ながら、やってみると奥が深いです。

施設から、在宅から、様々な思いを胸に集まって来る障害者たちが、
稽古を重ねる内に見る見る、演技者・芸術家へと脱皮していく。
そういう彼らの芸術表現に最も近く、密着して
一緒に創りあげていく仕事でもあります。

更に、この劇団態変の黒子という舞台スタッフの存在は、
世界中に此処にしかありません。
大袈裟な言い方になりますが、世界最先端の独創的な活動だと言えます。

★黒子になるための条件
・3月21日〜25日の本番(21日は舞台設営とリハーサル)に
 全参加できる事が望ましい。
・11月から3月まで、毎週日曜(祭日)の昼〜夕方に稽古
 (夜に集約と打ち合わせ)。
 これにできる限り多く参加できること。
・理想は、全参加を目指していただきたいですが、
 そこは、現実味のある関わり方をさぐってください。
・人の身体を抱えるので、足腰がある程度丈夫であること。

とりあえず、3月25日までの『壷中一萬年祭2001』を
創っていくメンバーとして募集しますが、
2001年9月中旬に予定されているベルリン公演に加わるメンバーとして
継続的にかかわっても良いという方がいれば、大歓迎です。
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黒子をやるほどびっしりと詰めて参加するのは困難という場合にも、
色々と関わっていただける仕事があります。

●送迎介護者
12月3日のエキストラのオーディションと、
それ以降3月までの稽古と本番のために、
障害者入所施設まで迎えに行き、
終わったら送って行く介護の仕事です。
毎回毎回でなくても、入れる時に入ってくださればありがたいです。

主な施設の所在地:
 堺市の福泉、富田林のPL塔近く、千里の山田、神戸の須磨

交通の便の悪い所も多いので、11頃までに迎えに行き、
途中で昼食の介護をし、1時からの稽古(主に東淀川区淡路で)に
間に合うように連れて来て、4時頃に出て施設に送って行く、
というパターンが多いようです。

・交通費全額支給
・介護初心者には講習もおこないます。

●本番の様々なスタッフ
11月〜3月の稽古は、時おり覗きに来る程度しか無理だが、
本番の時には関われるという方も、この機会に是非とも、
身体障害者とともに前衛的な舞台芸術(身体表現)を創造する
現場に関わってみてください。
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応募方法
電話やE-mailで、劇団事務所の方にご連絡ください。
時間を調整して一度、面接(オリエンテーション)に来ていただきます。

劇団態変/イマージュ
〒533-0032 大阪市東淀川区淡路5-1-11
TEL 06-6320-0344
E-mail taihen@japan.email.ne.jp

 

劇団態変
身体とガムラン・アンサンブル、映像による祝祭空間、再び
「壺中一萬年祭(こちゅういちまんねんさい)」

第一回に引き続き、一般公募の障害者エキストラを多人数起用。
空間を満たすガムランの響き、身体に投影され身体と戯れるビデオ映像、
不思議で濃密な空間の中で、態変独自の身体表現とエキストラの存在が、
身体そのものの持つ《紡ぎ》と《共鳴》をより濃密に現出させる。

作・演出 金満里
出演
 井上朋子/北角和恵/木村年男/金満里/小泉ゆうすけ/中尾悦子
 福森慶之介/藤山富士美/松葉さとみ/的川哲也/李義明
 一般公募エキストラ多数
ガムラン・アンサンブル
 ダルマ・ブダヤ
ビデオ・インスタレーション
 ハマヤサトシ・應矢泰紀

日時
 3月17日(金) 午後7時
 3月18日(土) 午後2時、7時
 3月19日(日) 午後2時
 3月20日(月) 午後2時
 (受付・整理券発行は各1時間前。開場は開演の30分前)

場所 扇町ミュージアムスクエア
    大阪市北区神山町1-11 電話 06-6361-0088

全席自由

前売 3000円  当日 3500円
障害者+介護者割引 5000円(劇団前売・予約のみ)

チケット取扱
劇団態変   電話 06-6320-0344
チケットぴあ 電話 06-6363-9999
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この情報については、劇団態変のホームページでも見ることができます。

http://www.asahi-net.or.jp/~TJ2M-SNJY/kochu2_2K.htm


UP: REV:20081023
障害(者)・と・メディア・芸術  ◇障害者とアート  ◇障害者とパフォーミング・アーツ関連年表 1995 -2008~   ◇組織
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