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出生をめぐる倫理研究会


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■目的
 人の誕生(生めない、生まれる/生まれないこと、生む/生まないこと、育てること)をめぐる諸問題について、社会との関わりに注目し、倫理的観点から検 討し研究することを目的とする。特に、現在の医療や福祉の中で喫緊の問題である生命の選別や介入の問題、親や社会が生まれた子どもを受容し、生きることと 育てることを保障する仕組みや制度等について、具体的な課題を検討しながら考察を深め、あるべき方向性を構想する。

■生存学研究センター報告書
櫻井 浩子堀田 義太郎 編 20091204 『出生をめぐる倫理――「生存」への選択』,立命 館大学生存学研究センター,生存学研究センター報告10, 194p. ISSN 1882-6539 ※

◇センター報告目次

まえがき  松原 洋子 5

  「カトリックの教説から見る中絶問題――中絶に関わる諸事項の関連」
  ……池端 祐一朗 10
  「「こうのとりのゆりかご」と婚外子・未婚母――ドイツのBabyklappe, アメリカのsafe Haven Lawsとの比較から」
  ……吉田 一史美 34
  「「生きるに値しない生」とはどんな生か――メンバーシップの画定問題を考える」
  ……野崎 泰伸 62
  「ポリオ生ワクチン獲得運動に見いだされる社会的な意義」
  ……西沢 いづみ 83
  「「痛み」への眼差し――血友病者をめぐる論点の構図」
  ……北村 健太郎 113
  「出生前選別批判の可能性と限界」
  ……堀田 義太郎 143
  「妊娠22週児の出生をめぐる倫理的問題――新生児医療からのアプローチ」
  ……櫻井 浩子 171

あとがき 櫻井 浩子堀田 義太郎 190

◇200910 『出生をめぐる倫理』刊行予告 (PDF)


■2008年度年次報告書
20090310 『出生をめぐる倫理研究会  2008年度年次報告書』
全文 [WORD] (約0.6Mb) [PDF] (約1.2Mb)

◇報告書目次
2008 年度年次計画 ・・・・・・3
2008 年度実績 ・・・・・・5
T 生命のはじまり ・・・・・・9
養子縁組関連資料 吉田 一史美 ・・・・・10
カトリックの教説から見た「こうのとりのゆりかご」 池端 祐一朗 ・・・・・12 [PDF]
産むことと育てることの結合の圧力――「こうのとりのゆりかご」と特別養子制度から 吉田 一史美・・・・・21 [PDF]
文献リスト ・・・・・29
U 生命の価値 ・・・・・33
『〈個〉からはじめる生命論』紹介にあたり 野崎 泰伸 ・・・・・34
加藤秀一先生への質問事項 ・・・・・36
「生きるに値しない生」とはどんな生か――メンバーシップの画定問題を考える 野崎 泰伸・・・・・40 [PDF]
文献リスト ・・・・・48
V 生命への介入 ・・・・・55
「望むなら、欲しいときに、子どもを」――フランスにおける「生殖の自由」とは 柿本 佳美・・・・・56
生活の場を起点としたポリオ生ワクチン獲得運動 西沢 いづみ ・・・・・64 [PDF]
胎児外科治療に関わる倫理的問題の検討に向けて 櫻井 浩子 ・・・・・73 [PDF]
出生選択の倫理学――ジョン・ハリス「障害学の一つの原理と三つの誤謬」(2001)をめぐって 堀田 義太郎・・・・・81 [PDF]
文献リスト ・・・・・94

■研究会スケジュール
◆2008年度

◇研究会立ち上げに関するミーティング
2008年2月10日(日) 14:00〜16:00
場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋)
内容 研究会の設立趣旨の確認と2008年度の予定

◇第1回研究会
日時 2008年3月23日(日) 13:30〜16:30
場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋)
内容
パーフィットの『理由と人格――非人格性の倫理へ』の<第16章 非同一性問題>を読む
報告者:利光恵子(立命館大学先端総合学術研究科生命領域4回生)

『理由と人格――非人格性の倫理へ』の第16章の内容は以下
第16章 非同一性問題
119 実際にはわれわれの同一性は、われわれがいつ受胎されたかに依存している。それはいかにしてか
120 3種類の選択
121 われわれは未来の人々の利益にどれだけの重みを与えるべきか?
122 ある少女の子供
123 生の質を低下させることが誰にとっても悪化にならないかもしれない。それはいかにしてか
124 権利への訴えかけはなぜこの問題を解決できないのか
125 非同一性の事実は道徳上の相違をもたらすか?
126 遠い未来において予言できる破局を引き起こすこと
127 いくつかの結論

 なお、加藤秀一.2007.『〈個〉からはじめる生命論』日本放送出版協会に ついては以下を参照ください。

◇COE院生プロジェクト申請に関するミーティング
日時 2008年4月26日(土) 17:00〜19:00
場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋)
内容 2008年度COE院生プロジェクト申請内容について

◇赤ちゃんポスト事前勉強会
日時 2008年4月29日(火) 13:30〜16:30
場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋)
内容 赤ちゃんポストをめぐる問題についてディスカッションをおこなう
1 日本の「赤ちゃんポスト」の歴史(終戦後「東京都済生会中央病院」、1986年「天使の宿」の設立と廃止の経過および論点)
2 日本での「赤ちゃんポスト」をめぐるメディアの主張と論点のまとめ
3 養子縁組(日本とヨーロッパの制度比較を中心に)
4 宗教と「赤ちゃんポスト」(カトリックの思想を中心に)
5 中絶の合法化と「赤ちゃんポスト」の関係性(日本とドイツの比較を中心に)
6 出自を知る権利
7 「捨て子」の歴史(日本とヨーロッパ)

◇<命のはじまり:“赤ちゃんポスト”を考える> 
日時 2008年5月18日 立命館大学大阪オフィス
招待講師:土屋貴志氏(大阪市立大学文学部准教授)
受付 12:50〜
1 開会 13:00
映画上映
2 「パンドラの月」(上映時間90分)映画革命HINAMI制作
あらすじ(http://www.hinami.org/otsuya.htm
予告編(http://www.hinami.org/otsuya2.htm
3 テレビドキュメント番組 (上映時間25分)
休憩 15:10〜15:20
4 土屋貴志氏からのコメント 15:20〜16:00
5 ディスカッション  16:00〜16:50
6 閉会 16:50


◇<命のはじまり> 事前勉強会
日時:2008年6月22日(日) 12:00〜15:30
場所:立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋)
内容
1 加藤秀一.2007.『〈個〉からはじめる生命論』日本放送出版協会.を読む [amazon]
2 胎児へのまなざし
 存在と非存在の比較を、妊娠週数による胎児の地位を検討。

◇第3回研究会
日程 2008年7月5日(土) 13:30〜16:30
場所立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋)
内容 Parfit, Derek.1984.Reasons and Persons.Oxford University Press.=森村進訳.1998.『理由と人格――非人格性の倫理へ』勁草 書房
報告者
 第17章 担当:吉田一史美(立命館大学先端総合学術研究科生命領域1回生)
 第18章 担当:堀田義太郎(日本学術振興会特別研究員)



◇第4回研究会「『生命』を問い直す―『生まれない方がよかった』という思想をめぐって」
日時:2008年9月27日(土)14:00〜17:30
場所:立命館大学衣笠キャンパス学而館2階 第1研究室

【企画趣旨】
 選択的中絶や尊厳死など生の輪郭が揺らぐなか、生命倫理という知/権力は「生命」の範囲を線引きしてきた。加藤秀一氏は、近著『〈個〉からはじめる生命 論』において、障害者が自己の出生を否定するロングフル・ライフ訴訟等を題材に倫理的配慮の対象は誰かを見定め、抽象化された従来の生命論を超えて、「誰 々が生きている」という人称性を伴った事実にこそ生の真髄があると主張する。本研究会では、加藤氏をお招きし、これら意欲的な論考をいかに受け取り、どの ように考えを進めるかディスカッションをおこなう。
【プログラム】
司会 櫻井浩子(先端総合学術研究科生命領域4回生)
14:00        開会
14:05〜14:10   挨拶および講師の紹介:松原洋子(先 端総合学術研究科教授)
14:10〜14:25   「この本で伝えたかったこと」:加 藤秀一氏(明治学院大学社会学部教授)
14:30〜14:45   『〈個〉からはじめる生命論』の概略紹介:野崎泰伸(生存学創成拠点PD)
進行 利光恵子(先端総合学術研究科生命領域4回生)
14:50〜16:40   指定質問とそれに対する加藤氏の応答
16:40〜16:50   休憩
16:50〜17:30   全体ディスカッション
17:30        閉会
【配布資料】
加藤氏招聘研究会「生命」を問い直すプログラム 【pdf ファイル】
加藤先生の紹介にあたり 【pdfファイル】
加藤先生への質問事項 【pdfファイル】

シンポジウムチラシ


第5回研究会 『生命への介入』
【日時】 2009年1月25日(日) 14時から17時00分まで
【場所】 立命館大学衣笠キャンパス学而館2階 先端院生共研202(通称生命部屋)
【テーマ】「産むときを選ぶということ−中絶、選択的中絶、匿名出産」
          フランスでの生殖をめぐる諸問題について
【講師】 柿本佳美(大阪産業大学教養部非常勤講師)
【プログラム】
 14:00 開会
 14:00−15:00 柿本佳美さんより報告
  「産むときを選ぶということ−中絶、選択的中絶、匿名出産」
 15:00−15:10 休憩
 15:10−17:00 全体ディスカッション
【主催】
立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点・院生プロジェクト「出生をめぐる倫理研究会」
立命館大学生存学研究センター


◆2010年度

◇第8回出生をめぐる倫理研究会

日時: 2010年5月18日(火) 13:00〜15:00
場所: 立命館大学衣笠キャンパス創思館416(通称、書庫)

テキスト: 加茂直樹2010『現代日本の家族と社会保障』世界思想社(第T部「家族」,5-63).
報告@第1章「現代家族を取り巻く社会状況」,5-14.
第2章「家族と社会の変容は人づくりにどう影響するか」,15-34.
報告者:吉田一史美・生命領域3回生
報告A第3章「子育て支援はなぜ必要か」,35-63.
報告者:村田千津子・生命領域3回生


◇第9回出生をめぐる倫理研究会
(沢山美果子先生ご講演にむけての事前勉強会)

日時: 2010年6月22日(火) 14:00〜17:00
場所: 立命館大学衣笠キャンパス創思館416(通称、書庫)

テキスト:
@沢山美果子,2010a,「出産と医療を通してみた近世後期の胎児・赤子と母の「いのち」」『19世紀東北日本の武士、農民家族の性と生殖(科研費報告書)』,11-35.
報告者:櫻井浩子(グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点PD)
A――――,2010b,「一関藩の「育子仕法」からみた武士層の妊娠、出産」『文化共生学研究』9: 59-82.
報告者:村田千津子(先端総合学術研究科生命領域3回生)
B――――,2010c,「近世後期の「家」と女の身体・子どもの「いのち」――「いのちのジェンダー史」のために」『七隈史学』12: 3-17.
報告者:吉田一史美(先端総合学術研究科生命領域3回生)
C――――,2010d,「江戸における子どもの行方(京都橘大学女性歴史文化研究所第18回シンポジウム)」『女性歴史文化研究所紀要』18: 115-131.
報告者:指定なし


◇第10回出生をめぐる倫理研究会
「子どもの「いのち」と女性の身体――沢山美果子先生をお迎えして」

日時:2010年7月25日(日)14:00から17:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス志学館121教室
交通アクセス http://www.ritsumei.jp/accessmap/accessmap_kinugasa_j.html
衣笠キャンパス http://www.ritsumei.jp/campusmap/index_j.html
招聘講師:沢山美果子(岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員・国立民族学博物館特別客員教授)
司会・進行:吉田一史美(立命館大学大学院先端総合学術研究科院生)&櫻井浩子(立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点ポストドクトラルフェロー)
コメント:松原洋子(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)
参加費無料、事前申し込み不要

【テキスト】
テキストは創思館416(書庫)の「出生研ボックス」に入れてありますので、お持ちください。

沢山美果子,2010a,「出産と医療を通してみた近世後期の胎児・赤子と母の「いのち」」『19世紀東北日本の武士、農民家族の性と生殖(科研費報告書)』,11-35.
――――,2010b,「一関藩の「育子仕法」からみた武士層の妊娠、出産」『文化共生学研究』9: 59-82.
――――,2010c,「近世後期の「家」と女の身体・子どもの「いのち」――「いのちの ジェンダー史」のために」『七隈史学』12: 3-17.
――――,2010d,「江戸における子どもの行方(京都橘大学女性歴史文化研究所第18回シンポジウム)」『女性歴史文化研究所紀要』18: 115-131.

【タイムスケジュール】
14:00        開会 櫻井浩子(立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点ポストドクトラルフェロー)
14:05〜14:10    挨拶および講師の紹介 松原 洋子(立命館大学大学院先端総合学術研究科教授)
14:10〜14:40    沢山先生からのお話
14:40〜15:00   休憩
15:00〜15:50   指定質問とそれに対する沢山先生の応答
15:50〜16:00   休憩
16:00〜17:00   全体ディスカッション
17:00        閉会 吉田一史美(立命館大学大学院先端総合学術研究科院生)

研究会終了後、懇親会を予定しています。あわせてご参加ください。

◇主催
2010年度立命館大学大学院先端総合学術研究科公募研究会「出生をめぐる倫理研究会」
◇共催
立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点、立命館大学生存学研究センター
◇研究会連絡先
吉田一史美(立命館大学大学院先端総合学術研究科生命領域3回生) gr013089@ed.ritsumei.ac.jp(@→@)


◇第11回出生をめぐる倫理研究会(荻野美穂先生ご講演に向けての事前勉強会)
日時: 2011年1月24日(日) 13:00〜14:30
場所: 立命館大学衣笠キャンパス 存心館901
テキスト:荻野美穂,2008,『「家族計画」への道――近代日本の生殖をめぐる政治』岩波書店.
     ――――,2001,『中絶論争とアメリカ社会――身体をめぐる戦争』岩波書店.
     ――――,1994,『生殖の政治学――フェミニズムとバースコントロール』山川出版社.

テキストは各自、お持ちください。




■第12回出生をめぐる倫理研究会
(荻野美穂先生ご講演に向けての事前勉強会・2回目)

日時: 2011年2月5日(土) 14:00〜16:00
場所: 立命館大学衣笠キャンパス 創思館416

テキスト:
荻野美穂,2008,『「家族計画」への道――近代日本の生殖をめぐる政治』岩波書店.
――――,2001,『中絶論争とアメリカ社会――身体をめぐる戦争』岩波書店.
――――,1994,『生殖の政治学――フェミニズムとバースコントロール』山川出版社.



■第13回 出生をめぐる倫理研究会
「産む/産まない」をめぐる歴史と現在――荻野美穂先生をお迎えして」
日時:2011年3月6日(日)14:00〜17:00
会場:立命館大学衣笠キャンパス 創思館401・402教室
 詳細はこちら




出生をめぐる倫理研究会
吉田一史美
利光恵子貞岡美伸・前川智恵子・山本由美子・西沢いづみ・池端祐一朗
堀田義太郎野崎泰伸北村健太郎櫻井浩子
教員 松原洋子大谷いづみ

☆メンバー随時募集中

UP:20080609 REV:20080929, 20090221, 0324, 0830, 1225,20100513,0621, 20120202

産・生 

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