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■目的 人の誕生(生めない、生まれる/生まれないこと、生む/生まないこと、育てること)をめぐる諸問題について、社会との関わりに注目し、倫理的観点から検討し研究することを目的とする。特に、現在の医療や福祉の中で喫緊の問題である生命の選別や介入の問題、親や社会が生まれた子どもを受容し、生きることと育てることを保障する仕組みや制度等について、具体的な課題を検討しながら考察を深め、あるべき方向性を構想する。 ■2008年度研究会スケジュール ◇研究会立ち上げに関するミーティング 2008年2月10日(日) 14:00〜16:00 場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋) 内容 研究会の設立趣旨の確認と2008年度の予定 ◇第1回研究会 日時 2008年3月23日(日) 13:30〜16:30 場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋) 内容 パーフィットの『理由と人格――非人格性の倫理へ』の<第16章 非同一性問題>を読む 報告者:利光恵子(立命館大学先端総合学術研究科生命領域4回生) 『理由と人格――非人格性の倫理へ』の第16章の内容は以下 第16章 非同一性問題 119 実際にはわれわれの同一性は、われわれがいつ受胎されたかに依存している。それはいかにしてか 120 3種類の選択 121 われわれは未来の人々の利益にどれだけの重みを与えるべきか? 122 ある少女の子供 123 生の質を低下させることが誰にとっても悪化にならないかもしれない。それはいかにしてか 124 権利への訴えかけはなぜこの問題を解決できないのか 125 非同一性の事実は道徳上の相違をもたらすか? 126 遠い未来において予言できる破局を引き起こすこと 127 いくつかの結論 なお、加藤秀一.2007.『〈個〉からはじめる生命論』日本放送出版協会については以下を参照ください。 ◇COE院生プロジェクト申請に関するミーティング 日時 2008年4月26日(土) 17:00〜19:00 場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋) 内容 2008年度COE院生プロジェクト申請内容について ◇赤ちゃんポスト事前勉強会 日時 2008年4月29日(火) 13:30〜16:30 場所 立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋) 内容 赤ちゃんポストをめぐる問題についてディスカッションをおこなう 1 日本の「赤ちゃんポスト」の歴史(終戦後「東京都済生会中央病院」、1986年「天使の宿」の設立と廃止の経過および論点) 2 日本での「赤ちゃんポスト」をめぐるメディアの主張と論点のまとめ 3 養子縁組(日本とヨーロッパの制度比較を中心に) 4 宗教と「赤ちゃんポスト」(カトリックの思想を中心に) 5 中絶の合法化と「赤ちゃんポスト」の関係性(日本とドイツの比較を中心に) 6 出自を知る権利 7 「捨て子」の歴史(日本とヨーロッパ) ◇<命のはじまり:“赤ちゃんポスト”を考える> 日時 2008年5月18日 立命館大学大阪オフィス 招待講師:土屋貴志氏(大阪市立大学文学部准教授) 受付 12:50〜 1 開会 13:00 映画上映 2 「パンドラの月」(上映時間90分)映画革命HINAMI制作 あらすじ(http://www.hinami.org/otsuya.htm) 予告編(http://www.hinami.org/otsuya2.htm) 3 テレビドキュメント番組 (上映時間25分) 休憩 15:10〜15:20 4 土屋貴志氏からのコメント 15:20〜16:00 5 ディスカッション 16:00〜16:50 6 閉会 16:50 ◇<命のはじまり> 事前勉強会 日時:2008年6月22日(日) 12:00〜15:30 場所:立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋) 内容 1 加藤秀一.2007.『〈個〉からはじめる生命論』日本放送出版協会.を読む [amazon] 2 胎児へのまなざし 存在と非存在の比較を、妊娠週数による胎児の地位を検討。 ◇第3回研究会 日程 2008年7月5日(土) 13:30〜16:30 場所立命館大学衣笠キャンパス学而館大学院生共同研究室(生命部屋) 内容 Parfit, Derek.1984.Reasons and Persons.Oxford University Press.=森村進訳.1998.『理由と人格――非人格性の倫理へ』勁草書房 報告者 第17章 担当:吉田一史美(立命館大学先端総合学術研究科生命領域1回生) 第18章 担当:堀田義太郎(日本学術振興会特別研究員) ◇第4回研究会「『生命』を問い直す―『生まれない方がよかった』という思想をめぐって」 日時:2008年9月27日(土)14:00〜17:30 場所:立命館大学衣笠キャンパス学而館2階 第1研究室 【企画趣旨】 選択的中絶や尊厳死など生の輪郭が揺らぐなか、生命倫理という知/権力は「生命」の範囲を線引きしてきた。加藤秀一氏は、近著『〈個〉からはじめる生命論』において、障害者が自己の出生を否定するロングフル・ライフ訴訟等を題材に倫理的配慮の対象は誰かを見定め、抽象化された従来の生命論を超えて、「誰々が生きている」という人称性を伴った事実にこそ生の真髄があると主張する。本研究会では、加藤氏をお招きし、これら意欲的な論考をいかに受け取り、どのように考えを進めるかディスカッションをおこなう。 【プログラム】 司会 櫻井浩子(先端総合学術研究科生命領域4回生) 14:00 開会 14:05〜14:10 挨拶および講師の紹介:松原洋子(先端総合学術研究科教授) 14:10〜14:25 「この本で伝えたかったこと」:加藤秀一氏(明治学院大学社会学部教授) 14:30〜14:45 『〈個〉からはじめる生命論』の概略紹介:野崎泰伸(生存学創成拠点PD) 進行 利光恵子(先端総合学術研究科生命領域4回生) 14:50〜16:40 指定質問とそれに対する加藤氏の応答 16:40〜16:50 休憩 16:50〜17:30 全体ディスカッション 17:30 閉会 【配布資料】 加藤氏招聘研究会「生命」を問い直すプログラム 【pdfファイル】 加藤先生の紹介にあたり 【pdfファイル】 加藤先生への質問事項 【pdfファイル】 ○シンポジウムチラシ○ ===== 出生をめぐる倫理研究会 ◎櫻井浩子 ○利光恵子 貞岡美伸・前川智恵子・山本由美子・西沢いづみ・吉田 一史美・歌野俊介・池端祐一朗・堀田義太郎・野崎泰伸・北村健太郎 <教員>松原洋子・大谷いづみ ☆メンバー随時募集中 UP:20080609 REV:20080929 ◇産・生 |