大阪コミュニティ財団
last update: 20160627
■大阪コミュニティ財団
◆19961106〜1107
大阪コミュニティ財団日米シンポジウム
日時:11月6日(水)ー7日(木) 午前10時から午後5時
場所:大阪商工会議所7階 国際会議ホール
主催:大阪コミュニティ財団
<第1日>
基調講演「増大する米国コミュニティ財団の役割」
全米財団協議会副理事長 スキャンラン博士
基調報告「大阪コミュニティ財団の設立、基金、助成の歩み」
大阪コミュニティ財団専務理事 三島祥宏
パネル・ディスカッション:「コミュニティ財団の発展のために」
パネリスト スキャンラン博士 ノランド氏
山内直人 大阪大学助教授
早瀬昇 大阪ボランティア協会事務局長
三島祥宏氏
コーディネーター 出口正之 総合研究大学院大学教授
<第2日>
基調講演 「コミュニティ財団の資金源泉」
南東ミシガンコミュニティ財団理事長 ノランド氏
基調報告 「基金に託す寄付者の思い」
ゆーぴーこども難病助成基金 中井和成氏
和泉市水仙基金 山田幸治氏
メドトロニック福祉基金
パネル・ディスカッション:「日本のフィランソロピーとコミュニティ財団の役割」
パネラリスト スキャンラン博士 ノランド氏
大武健一郎 大阪国税局長
熊谷信昭 元大阪大学総長
片山松造 東洋ゴム工業社長
小林公平 大阪コミュニティ財団理事長
コーディネーター 本間正明大阪大学教授
問合・申込先:
大阪コミュニティ財団 TEL06-944-6260 FAX06-944-6261
◆
日本では1991年11月に初めて財団法人「大阪コミュニティ財団」が設立された。1993年9月末現在で,基金数は28,基金合計額は4億3千万円余,助成事業が13基金分計2千万円余である。基金となっているものには「大阪商工会議所基金」,「大阪府基金」,「老人医療基金」,「NTT自然環境保護基金」などがある。1993年度の助成対象は,自然環境保全や学資の支給(奨学金),科学技術の振興・福祉の増進,障害者対策,教育への助成や青少年の健全育成などとなっている(藤井[1994:21],三島[1994:38])。
「大阪コミュニティ財団」について大谷[1990](設立構想),堀川[1992],藤井[1994],三島[1994]。三島祥宏氏(大阪コミュニティ財団専務理事)は実際に財団の運営に携わっている立場から問題点を指摘している(三島[1994:39-40])。
◇大谷 吉弘 1990 「コミュニティ財団設立構想」,『中央公論』105-6(1990-6):426-427
◇三島 祥宏 1994 「コミュニティ財団の可能性と問題点」,総合研究開発機構[1994:37-40]
◇堀川 浩介 1992 「大阪コミュニティ財団による企業の社会貢献活動」,『都市問題研究』44-2(1992-2):70-82