医療消費者ネットワークMECON
◆岡庭さんより(20001112)
メコン生涯学習講座NO.32がありますので、お知らせします。
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メコン生涯学習講座NO.32
被害をうけたとき―― ――被害をうけないために
日時:2000年12月2日(土)
午後2時〜5時 参加費:1000円
場所:中央大学駿河台記念館2F 280号室
JR中央線お茶の水駅聖橋口下車右手・徒歩3分
地下鉄丸の内線お茶の水駅・徒歩6分
千代田線新お茶の水駅B1・3徒歩3分
都営新宿線小川町駅B5徒歩5分
[第1部 講演]
「医療事故の底流」
近藤誠氏(慶應大学医学部放射線科講師。近著『よくない治療 ダメな医者』)
[第2部 シンポジウム]
「都立広尾病院の医療事故―遺族の思い」
永井裕之氏
「病院はなぜ証拠を隠すのか?」
油井香代子氏(ジャーナリスト。近著『医療事故で死ぬな』)
「医療被害をうけたとき―ほんのちょっとの勇気」
竹下勇子氏(清水市立病院から被害をなくし より良い病院にする会代表・MECON世話
人)
「カルトと病院の近似性」
米本和広氏(ルポライター。近著『教祖逮捕』)
「医療被害者はなぜ苦難の道を歩まなければならないのか?」
清水とよ子(医療消費者ネットワークMECON世話人)
「抗がん剤を通常の8倍も投与され、死亡」「使うべきでない麻酔薬を注射され、植物状態に」「がんでないのに乳房を切除」「洗浄液を気管に注入され、死亡」「他の患者と間違われて肺の一部を切除」「10倍量の抗生物質を点滴された赤ちゃんが手を切断」……。今年、報道された医療事故のほんの一部です。
私たちは病気を治し苦痛をとりのぞくため、専門家にまかせれば大丈夫と思って病院に行きます。でも、日本の医療現場では、患者が思いもよらない害を被ることがあるのです。「ミス」「過誤」「エラー」「インシデント」等々、呼び方はさまざまですが、患者が被害をうけた事実は一つです。
医療被害をうけたとき、私たちはどう行動すればいいのか。そして私が、私の大切な人が被害をうけないために、どうすればいいのでしょう。
医療事故・医療ミスをなくすには、医療者側の反省・改革が急務です。一方、患者は改善をのんびり待っていられません。いま私たちにできることは何か、一緒に考えてみませんか。
もし医療被害をうけたら……?
私たちは医療被害から身を守るため、どうすればいいのでしょうか?
主催:医療消費者ネットワークMECON
〒167-0054東京都杉並区松庵3-32-11-403
TEL・FAX/03-3332-8119