地域社会におけるマイノリティの生活/実践の動態と
政策的介入の力学に関する社会学研究
(2009・2010年度グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト:2009/06〜2011/03)
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last update:20110720
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活動/成果
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計画
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お問い合わせ
■ 活動/成果 ■
◆ 出版物
◇山本 崇記・高橋 慎一 編 20101120
『「異なり」の力学――マイノリティをめぐる研究と方法の実践的課題』
生存学研究センター報告14,408p. ISSN 1882-6539 ※
◆ 企 画
◇2010年2月26日(金) 14:00〜17:00
公開企画
「多民族国家構想とマイノリティ――在日外国人の現状と課題から共生社会の展望を考える」
於:立命館大学衣笠キャンパス創思館303・304
◇2010年4月2日(金) 13:00〜
座談会「研究に課された倫理と実践における問い
――被調査者/当事者/生活者/活動者との間で揺れる「研究者」なる存在とは何か」
〜
永田貴聖(人類学)・
有薗真代(社会学)・
北村健太郎(社会学)・
堀江有里(社会学)・司会=
山本崇記 〜
於:立命館大学衣笠キャンパス学而館201
◆定例研究会
▼第1回 2009年7月3日(金) 13:00〜16:00 於:学而館201
【報告】
梁 陽日(釀一)「学校文化とエンパワメント」
【レジュメ提出】
矢野 亮「同和対策と生活保護――生活保護からの脱却としての同和対策、そして再び生活保護へ」
▼第2回 2009年7月31日(金) 12:00〜15:00 於:学而館201
【報告】
(1)
吉田 幸恵「精神障害者が地域で生活するために――当事者の生活史聞き取りから見えた、生きていくための戦略」
(2)
鄭 喜慶「現代の韓国障害者運動史について」
▼第3回 2009年8月28日(金) 13:00〜17:00 於:学而館201
【報告】
(1) 白杉 眞「自立生活センターの組織論――運動と事業のバランスを保つための方策」
[[概要]] 本報告では、現在、CILが居宅介護事業などを中心とした収益を最優先する傾向にあり、CIL自体の運営も健常者職員が中心となっている状況を問題の所在とし、弱体化しつつある運動体としての機能を再び高めるために今後、求められる運営体系を検討する。
(2)
高橋 慎一「障害者運動における「まちづくり」の論点――「車いす全国市民集会」の事例から」
[[概要]] (身体)障害者運動における、「まちづくり」の射程は広い。移動、交通、居住、介護、所得保障、消費生活等、すべてが課題でありえ、その枠自体を問う議論もあった。本報告は、障害者運動における「まちづくり」運動の論点を整理するために、「まちづくり」に関わる障害者運動の人脈をたどっていきたい。とくに今回は「車いす全国市民集会」の報告集を整理する。
この車いす者の集会では、「まちづくり」という言葉で連想しやすいハード面の整備に加えて、互いの身体の違いや差別をめぐる議論がある。例えば、車いす者たちは「軽度障害者」と重度障害者(またコミュニケーションに時間を必要とする言語障害をもつ人々)との付き合い方に着目している。当然ながら、障害者もまた、より重度の障害者と付き合い共に生きることに、困難を感じながら取組んでいるのである。ここでどのような議論が交わされているのかを整理する。
▼第4回 2009年10月2日(金) 13:00〜17:00 於:学而館201
【報告】
(1)
北村 健太郎「「子育て支援」をめぐる論点の概括」(仮題)
(2)
橋口 昌治「「地域」における労働運動の継承――ユニオンぼちぼちの事例から」
[[概要]] 若年者の雇用状況が社会問題化するなか、関西非正規等労働組合・ユニオンぼちぼちは2005年11月に結成された。「ユニオンぼちぼち」は結成するにあたって、一人でも誰でも入れる個人加盟ユニオンとして地域で活動してきたコミュニティ・ユニオン運動、具体的には「きょうとユニオン」を参照している。これは、同時期に結成された他の若年非正規労働者を中心とした労働組合にも言える傾向である。本報告では、特にユニオンぼちぼちの事例に着目することで、その「継承」の意味を労働運動史のなかで位置づけたい。
▼第5回 2009年11月6日(金) 13:00〜17:00 於:学而館201
【報告】
(1) クァク・ジョンナン(テグ大学*障害学生支援センター)「ヘッサル大学の移動支援と障害学生の要求」 *
http://jpn.daegu.ac.kr/
cf. 青木 慎太朗 2007 「大学における障害学生支援の現在――障害学生支援研究と実践の整理・覚書」,『NIME研究報告』33:13-25
→http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/2007/0327as.htm
(2)
能勢 桂介「移民の若者たちの社会的排除――正規雇用への接続困難」
[[概要]] 移民の子どもたちに関しては学校文化、学力・進路形成、教育支援、不就学、制度に関する研究が相当程度、蓄積され、その状況が明らかにされてきた。たとえば、外国人の子の高校進学率は日本人に比べとても低い。これ一つとっても移民の子は教育状況が厳しいことは疑い得ない。しかし、既存研究はあくまでも学校内部の研究にすぎず、不十分な教育しか受けられなかった大半の移民の若者たちの状況は十分に学問的に解明されているとは言い難い。
そこで本報告では「学校卒業後あるいは、満足に教育を受けられなかった移民の若者たちがどのような就労をし、その就労にはどのような困難があるのか」「どうしてそのような就労状況に陥らざるをえないかのか」移民の若者のライフ・ストーリー調査から明らかにする。移民の若者の教育と就労の接続研究は、日本の移民政策なき移民受け入れの帰結、また教育領域を超えてフリーター問題、格差・貧困問題などの「社会的排除」を問うという重要な意義をもつだろう。
▼第6回 2009年12月11日(金) 13:00〜17:00 於:学而館201
【報告】
村上 潔「「女性の貧困」の問題化における諸問題と展望」
[[要旨]]
◇『生存学研究センター報告』作成に向けた話し合い
▼第7回 2010年1月8日(金) 13:00〜17:00 於:学而館201
◇共同フィールドワークに向けた話し合い
◇シンポジウムに向けた話し合い
◇『生存学研究センター報告』作成に向けた話し合い
▼第8回 2010年2月5日(金)〜6日(土) 於:在日韓国キリスト教会館(KCC会館)
◇当事者研究座談会「研究に課された倫理と実践における問い――被調査者/当事者/生活者/活動者との間で揺れる「研究者」なる存在とは何か」に向けた話し合い
◇公開企画・次年度シンポジウムに向けた話し合い
◇生存学研究センター報告『異なりの社会学――マイノリティをめぐる社会政策と実践に関する分析』作成に向けた話し合い
▼第9回 2010年3月26日(金) 13:00〜16:00 於:学而館201
◎センター報告掲載原稿検討会第1回【報告】
(1)
山本 崇記「研究に課された倫理と実践における問いとは何か――論点整理」
(2)
能勢 桂介「リーマンショック以降のブラジル人コミュニティの変容」
▼第10回 2010年5月1日(土) 14:00〜17:00 於:学而館201
◎センター報告掲載原稿検討会第2回【報告】
(1)
梁 陽日「学校文化とエンパワメント――「不登校」「機能不全家族」「発達障害者」の語りから」
(2)
高橋 慎一「労働に性別は必要なのか?――性別違和をもつ人の雇用・生存をめぐる諸課題」
▼第11回 2010年5月28日(金) 16:00〜19:00 於:学而館201
◎センター報告掲載原稿検討会第3回【報告】
(1)
堀江 有里「領域横断的な社会運動の構想可能性――民族・ジェンダー・性的指向をめぐって」
(2)
村上 潔「(労働における)マイノリティとしての主婦」
▼第12回 2010年7月2日(金)〜3日(土) 於:東九条文庫・マダンセンター
◎センター報告掲載原稿検討会第4回【検討会】
◇報告者(報告順):吉田 幸恵・森下 直紀・北村 健太郎・梁 陽日・堀江 有里・村上 潔・高橋 慎一・山本 崇記
▼第13回 2010年7月30日(金) 12:00〜18:00 於:学而館201
◎センター報告掲載原稿検討会第5回【検討会】
◇報告者(報告順):高橋 慎一・山本 崇記・北村 健太郎・村上 潔・吉田 幸恵・梁 陽日・森下 直紀・堀江 有里
▼第14回 2010年8月25日(水) 10:00〜14:00 於:学而館201
◎センター報告掲載原稿検討会第6回【検討会】
(1)
吉田 幸恵「〈病い〉に刻印された隔離と終わりなき差別――菊池恵楓園のエスノグラフィー」
(2)
森下 直紀「水俣病史における「不知火海実態調査団」の位置――科学者と共同行為の臨界が示すもの」
(3)
梁 陽日「学校教育におけるエンパワメントの可能性と課題――社会的困難を抱える生徒への臨床教育実践」
▼第15回 2010年10月6日(水) 12:00〜15:00 於:学而館201
◎センター報告掲載原稿の校正作業/書籍刊行に向けた打ち合わせ/熊本県共同フィールド調査の準備作業
▼第16回 2010年12月17日(金) 15:00〜19:00 於:学而館201
(1) 熊本県共同フィールド調査報告(山本)
(2) センター報告合評/総括(高橋)
(3) 書籍刊行に向けた準備
▼第17回 2011年1月19日(水) 15:00〜18:00 於:創思館415
◎書籍刊行に向けた打ち合わせ
◇ハーベスト社の小林達也さんと執筆者による書籍刊行に関する企画会議
◎書籍収載原稿の草稿検討会第1回
◇
天田 城介
▼第18回 2011年2月18日(金) 13:00〜17:50 於:創思館411
◎書籍収載原稿の草稿検討会第2回
◇
堀江 有里・
高橋 慎一・
北村 健太郎
▼第19回 2011年3月18日(金) 13:00〜17:50 於:創思館411
◎書籍収載原稿の草稿検討会第3回
◇
梁 陽日・
村上 潔・
山本 崇記
▼第20回 2011年4月12日(火) 16:30〜 於:学而館第2共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第4回
◇
大野 光明
▼第21回 2011年5月13日(金) 13:00〜 於:学而館第2共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第5回
◇
森下 直紀・
西沢 いづみ
▼第22回 2011年5月20日(金) 13:00〜 於:学而館第2共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第6回
◇
天田 城介・
小泉 義之
▼第23回 2011年6月3日(金) 13:00〜 於:学而館第1共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第7回
◇
有薗 真代・
吉田 幸恵
▼第24回 2011年6月17日(金) 13:00〜 於:学而館第1共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第8回
◇
大野 光明・
矢野 亮・
梁 陽日・
高橋 慎一
▼第25回 2011年7月4日(月) 17:00〜21:30 於:学而館第1共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第9回
◇
森下 直紀・
村上 潔・
西沢 いづみ・
矢野 亮
▼第26回 2011年7月18日(月) 15:00〜18:00 於:学而館第1共同研究会室
◎院生研究交流会 【報告】
(1) 由井 秀樹「非配偶者間人工授精によって出生した人のライフストーリー」
(2) 権藤 眞由美「ベトナム社会主義共和国における「民間療法」の位置づけ」
(3) 酒井 美和「医療的ケアを必要とする在宅の重度身体障害者の家族支援におけるジェンダー視点に関する研究――ALS患者との関わりから」
(4)
林徳榮(イム・ドクヨン)「韓国における資本主義形成と浮浪者政策――国土建設団を中心に」
(5)
郭 貞蘭(クァク・ジョンナン)「養護学校義務化反対運動――京都を事例として」
▼第27回 2011年7月25日(月) 17:00〜20:00 於:学而館第1共同研究会室
◎書籍収載原稿の草稿検討会第10回
◇
天田 城介・
小泉 義之
◆ 調 査
▼2010年2月5日(金)〜6日(土) 共同フィールド調査(大阪市生野区)
国際市場/在日コリアン歴史資料室/コリアタウン(生野区旧イカイノ地区)/在日韓国キリスト教会館/今里新地/愛信保育園/電話相談“セットン”/聖公会生野センター/精神障害者施設関連など
【在日韓国・朝鮮人の実態把握のために大阪市生野区にあるコリアタウン等のフィールド調査を行い、メンバーの質的向上と研究会全体のまとめ作業が進めることができた。
今回の調査研究旅行の結果、次年度に研究成果をシンポジウム「多民族国家構想とマイノリティ」実施に向けて進展が図られた。】
▼2010年7月2日(金)〜3日(土) 共同フィールド調査(京都市南区東九条)
東九条市民文庫/マダンセンター/コミュニティ住環境整備事業(住宅市街地総合整備事業)関連施設/『パッチギ』ロケ地/韓国食料品売り場・店舗/京都朝鮮初級学校跡地など
【在日韓国・朝鮮人集住地域の変容過程と現状について、東九条地域においてフィールド調査し、知見を深めた。また、研究合宿という形式で密度の高い討議と交流を行なったことで、生存学センター報告書収録予定原稿の内容の充実化と、研究会としての共通認識の形成が図られた。】
▼2010年11月5日(金)〜9日(火) 共同フィールド調査(熊本県水俣市・熊本市ほか)
(財)水俣病センター相思社・水俣病歴史考証館/水俣病情報センター/水俣病資料館/熊本学園大学水俣学現地センター/熊本学園大学水俣学研究センター/菊池恵楓園/熊本日日新聞/日本基督教団武蔵ヶ丘教会/NPO法人やつしろ配食サービスワーカーズ・パセリ/全国広域通信制・単位制高等学校 勇志国際高等学校(天草市御所浦町)など
【主に水俣病関係の(資料収蔵・展示・研究)施設と、ハンセン病療養所である菊池恵楓園への訪問によって、資料収集・研究交流・聞き取り調査を行なった。公害被害・差別被害の「記録/記憶」を、啓発や新しい「地域づくり」の中でいかに生かしていくべきなのか、それにともなう課題はどこにあるのか、を検討していくための大きな示唆を得た。また、個人の研究テーマに沿って、@日本基督教団九州教区熊本地区のA教会で起こったセクシュアル・ハラスメント事件についての調査、A
熊本・八代・水俣地域における女性たちによる自律的地域活動の事例調査、B下天草の環境学校に出席した一般市民らへの聞き取り調査、も行なわれた。多くの現地の研究者・当事者たちと関係を築けたことも大きな成果であった。】
◆ 資 料
◇
山本 崇記 2009/07/15
「部落解放運動の過去・現在・未来(4)――山内政夫氏(柳原銀行記念資料館)に聞く」(インタビュー記録)
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高橋 慎一 2009/08/11
「障害者運動とまちづくり運動の展開(1)――矢吹文敏氏(日本自立生活センター)に聞く」(インタビュー記録)
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梁 陽日・
矢野 亮 2010/03/12
「マイノリティ関連文献・資料」(主に関西) *随時更新
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梁 陽日・
矢野 亮 2010/04/17
「マイノリティ関連・戦後年表 1945〜1959」 *随時更新
◇
山本 崇記 2010/06/12
「部落解放運動の過去・現在・未来(5)――山内政夫氏(柳原銀行記念資料館)に聞く」(インタビュー記録)
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矢野 亮 2011/05/06
大阪の部落問題関係資料 *随時更新
◆ 論 文
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村上 潔 20090831 「1970年代の女性当事者たちによる「主婦的状況」をめぐる問題提起――主に東京都国立市公民館における実践の記録から」,『立命館人間科学研究』19:43-57
http://www.ritsumeihuman.com/publication/files/ningen19/ningen19.html
◇
吉田(吉)幸恵 20091213 「<病い>とともに地域で生きるために――ある精神障害者の語りから明らかになるこれからの課題」,『学術論文集』27:115-129〔財団法人朝鮮奨学会〕
◇
山本 崇記 20100320 「同和行政が提起する差別是正の政策的条件――差別と貧困を射程にした社会政策に関する予備的考察」,
『生存学』02:96-109
◇
梁 陽日 20100320 「(文献紹介)在日とは何か?――内外の境界のはざまで生きることの意味と希望を考える」,
『生存学』02:306-313
◇
梁 陽日 2010/03/31 「在日韓国・朝鮮人のアイデンティティと多文化共生の教育――民族学級卒業生のナラティブ分析から」,『Core Ethics』6:473-483
[PDF]
◇
吉田 幸恵 2010/03/31 「ある精神障害者の語りと生活をめぐる一考察――「支援」は何を意味する言葉か」,『Core Ethics』6:485-496
[PDF]
◇
村上 潔 2010/03/31 「「主婦論争」再検討――論調と対象の再整理からみる課題と展望」,『現代社会学理論研究』04:160-172(人間の科学新社)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/sst/html/journal_04.html
◇
村上 潔 2011/01/20 「「女性と/の貧困」の問題化におけるアジェンダと展望――〈女性と貧困ネットワーク〉の事例から」,『社会文化研究』13:65-90(晃洋書房)
http://japansocio-culture.com/nenpou/index.htm
◆学会報告
◇
北村 健太郎 2009/09/27
「「ヘモフィリア友の会全国ネットワーク」の結成」
障害学会第6回大会 於:立命館大学朱雀キャンパス
◇
鄭 喜慶 2009/09/27
「変革運動と部分運動としての障碍人運動――1989年韓国障碍人雇用促進法制定と障碍人福祉法闘争運動をめぐって」
障害学会第6回大会 於:立命館大学朱雀キャンパス
◇白杉 眞 2009/09/27
「重度身体障害者の自立支援における自立生活センターの支援の在り方――自立生活センターにおける権利擁護活動を中心にして」
障害学会第6回大会 於:立命館大学朱雀キャンパス
◇
吉田 幸恵 2009/09/27
「<病い>を抱える人が社会で生きていく戦略――障害者の生活史から」
障害学会第6回大会 於:立命館大学朱雀キャンパス
◇
吉田(吉)幸恵 2009/10/04 「<病い>を抱える人が社会で生きていくために――ある精神障害者の生活史から」
財団法人朝鮮奨学会学術研究発表会 於:大阪
◇
村上 潔 2009/12/13
「「女性の貧困」の問題化における諸問題と展望」
社会文化学会第12回全国大会 於:大阪大学箕面キャンパス
http://japansocio-culture.com/taikai/12.htm
◇
村上 潔 2010/12/12
「「経済成長」戦略における「戦力化」としての「女性の参画」推進政策の批判的検討」
社会文化学会第13回全国大会 於:中京大学名古屋キャンパス
◆社会的活動
◇
梁 陽日 2009/04〜2010/03 大阪市発達障害者支援センタースーパーバイザー
◇
梁 陽日 2009/07〜2010/03 大阪市「発達障害等を中心とした若年者のエンパワメント及び就労支援の地域資源協働型推進事業」スーパーバイザー
◇
村上 潔 2009/09/10 加古川市立陵南公民館平成21年度市民生涯学習大学講座(思春期・親育ち・子育ち学科)講師
[講義] 「主婦的状況を考える」 於:陵南公民館講義室
◇
梁 陽日 20090915 「ちがいを豊かさに――多民族・多文化共生社会の創造をめざして」,『ひょうごの人権教育』151(2009-09):1-3〔兵庫県人権教育研究協議会〕
http://www9.ocn.ne.jp/~hyojin/
◇
梁 陽日 2009/10〜 大阪市における発達障害がある不就労青年への調査研究及び啓発事業委員
◇
能勢 桂介 2009/12/05 信州発国際貢献の会《松本地方における難民受け入れ・第1回シンポジウム》「松本地域の多文化共生の現状」 於:長野県松本市
http://www.ref-net.org/
◇
北村 健太郎 2009/12/06
「自分の身体に耳を澄ます――不確実な医療の揺らぎのなかのコミュニケーション」
多言語コミュニティ通訳ネットワーク(mcinet)第14回事例検討会 於:立命館大学大阪オフィス
http://mcinet.info/
◇
能勢 桂介 2010/02〜 NPO法人中信多文化共生ネットワーク副理事
http://ctn.iinaa.net/
◇
村上 潔 2010/02/02 2009年度ふらっとねやがわ男女共同参画学習講座「主婦しながら働くということ」第1回講師
[講義] 「私は家事する人?それとも働く人?」 於:寝屋川市立男女共同参画推進センター(ふらっと ねやがわ)
◇
能勢 桂介 2010/02/06 (社)長野県社会福祉士会中信地区2月学習会「外国人の苦境が私たちに問いかけるもの――危機に瀕する地域の雇用・社会保障」 於:長野県松本市
◇
村上 潔 2010/02/16 FMわぃわぃ<耳をすませてリスニング・トゲザー〜関西学院大学山中研究室コミュニティメディア工房発多声的実験ラジオ番組>「マイノリティとの対話:第4回――非正規労働者の現状」[インタビュー出演]
http://www.tcc117.org/fmyy/index.php?e=645
http://tasei-bunka.seesaa.net/article/141315259.html
◇
梁 陽日 2010/02/18 厚生労働省大阪労働局「企業トップクラス研修会」講師:「ちがいを豊かさに――多様性を重視する企業文化の創造と共生社会のエンパワメントをめざして」 於:大阪市中央公会堂
★……ほか、梁は講師としての活動多数。
◇
高橋 慎一 2010/03/22 ワークショップ「若者UNIT!!」(「おおさか社会フォーラム」)[パネリスト] 於:エル・おおさか
http://osaka.socialforum.jp/2010/03/blog-post_3122.html
◇
能勢 桂介 2010/04/28〜 松本市多文化共生推進プラン策定委員会:第三部会(労働環境・医療・保険)部会長
◇
高橋 慎一 2010/05/01 健康つくりサポータ養成講座「ボランティアとは何か――京都ライトハウスの高齢者クラブ活動の実践から」[講師] 於:京都市西京保健センター
◇
高橋 慎一 2010/05/31 ゆるゆるトークカフェ「性別違和をもつ人の雇用問題について――理論と実践」[講師] 於:京都市ひとまち交流館
■ 計 画 ■
■2010年度
◆研究課題:マイノリティの複合社会における行政施策の在り方と当事者運動の実践過程に関する研究
◆プロジェクト研究メンバー:計13名 *
所属などは2010年度当時
・
梁 陽日(釀一) (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程) *プロジェクト研究代表者
・
矢野 亮 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程/日本学術振興会特別研究員)
・
能勢 桂介 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
・
鄭 喜慶 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
・
吉田 幸恵 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
・ 白杉 眞 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
・
森下 直紀 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
・
堀江 有里 (立命館大学産業社会学部非常勤講師)
・
有薗 真代 (日本学術振興会特別研究員)
・
高橋 慎一 (立命館大学大学院先端総合学術研究科研究指導助手/グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点リサーチアシスタント)
・
北村 健太郎 (立命館大学大学院非常勤講師/衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
・
村上 潔 (立命館大学大学院非常勤講師/衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
・
山本 崇記 (立命館大学大学院非常勤講師/衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
◆事業推進担当者:
天田 城介 (立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)
T.研究内容等および「生存学」創成拠点にもたらす効果
(1)研究内容、目的、意義
本プロジェクトは、昨年度からの研究活動を基本的に継続するかたちをとり、多様な社会的マイノリティの生き方(動態)や、生活世界である地域社会のなかで当事者たちが主体的に選択している生存戦略・技法に関する調査・分析を行うものである。既に本プロジェクトは、障がい、性別、被差別部落、民族・エスニシティ、病などに関して地域社会・コミュニティのなかで生きる当事者の実践/運動に関連する参与観察や聞き取り調査を行ってきた。2009年度には既に9回の定例研究会、公開シンポジウム、調査合宿を行い、「異なりの社会学」という新たな分析枠組みの構築に向けて、主に社会調査と実践的研究をスタイルとする活動を行ってきたと自負している。
密な討議と研究交流、及び、共同調査・作業を通じて、互いの問題意識を共有する作業はすでに実施してきたので、今後は研究成果の発信と分析枠組みのさらなる精緻化のためにプロジェクトを遂行していきたいと考えている。従来のマイノリティや差別に関する研究が、諸問題の並列や社会規範に対する批判的言説の生産に傾きがちなのに対して、本プロジェクトは、これらの意義を認めつつも、実態調査の把握のなかからあるべき政策・制度と当事者の関係性にまで踏み込んだ介入を行うところに特徴があり、学術的な特徴があると考えている。
(2)「生存学」創成拠点にもたらす効果
「生存学」創成拠点は、「障老病異」に関する倫理的な研究と実践家を交え現場に介入する知の生産・情報発信拠点としての機能を持っている。しかしながら、その研究動向は倫理的な命題や無自覚な「当事者研究」の両端に分岐しがちである。本プロジェクトにおける研究は、粘り強く関係を形成し、ラポールを前提にしたうえで成り立つ調査研究を方法とする者(≒当事者)たちによる実践的研究、換言すれば方法論的架橋を試みるものであり、特に、政策・制度に介入するための倫理や規範の言説の「限界」を乗り越える集合的・生活実践の立ちあがってくる場面の丁寧な記述を重視している。加えて、実践が立ち上がらないでいることで成立し得ている個々人の生やコミュニティの在り方、また、棄てられてしまう生までをも射程に入れたかたちで取り組む予定である。
本プロジェクトの成果は定例研究会の公開化とシンポジウム企画、各学会誌への投稿論文、学会報告、社会的活動、HP・ブログなどを通じて発信していくことで、「生存学」研究の一端を担い、拠点への貢献が可能になると考えている。
U.研究計画・方法・研究成果発表の方法
(前述のI.を達成するための研究計画・方法および研究成果発表の方法について、実施期間を明記する等具体的に記入してください。)
本プロジェクトの研究活動の柱は、定例研究会、成果還元を目的とした公開企画、さらに共同での調査活動とデータベース形成の四つから成っている。2009年度には9回の定例研究会を行い、シンポジウム(2月)、調査活動(2月)も行った。本年度は、既に公募開始以前から、継続的な研究会活動を実施し(2010年5月)、調査倫理と方法論における最前線の課題をテーマにした座談会も行っている(2010年4月)。これらの活動を引き続き、2010年度にも行う予定である。今年度は特に生存学研究センター報告書『異なりの社会学――マイノリティをめぐる社会政策と実践に関する分析』と題した成果物の年度内に向けた発行作業に重点をおきたい。その際、掲載原稿の検討はもとより、センター報告書の完成の先に、商業ベースにおける出版企画も見越し、妥協のない相互批判を通じた研鑚も積み上げたい。この点については、事業推進担当者と密に連絡・連携していくとともに、外部の研究者の協力も得ながら、計画を遂行する予定である。
その他の具体的な活動としては、月1度の定例研究会(センター報告書掲載原稿検討会)、公開企画(秋〜冬予定)、調査合宿(夏〜冬予定)などを計画している。また、各自が、日本解放社会学会、クィア学会、日本教育社会学会、地域社会学会、障害学会、社会文化学会などで関連する研究報告を行い、その都度、拠点においてHP、MLなどを活用して情報共有を行う。また、『コア・エシックス』『生存学』などの紀要・雑誌にも最低1本以上の論文を投稿・掲載し、博士課程在籍の者は博士論文に向けた計画と連動し、プロジェクトを運営する。また、PD及び非常勤講師のメンバーは、院生への支援とプロジェクトの質の向上のために寄与するため、円滑且つ活発な研究活動を推進する。
■2009年度
◆研究課題:マイノリティの複合社会における行政施策の在り方と当事者運動の実践過程に関する研究
◆プロジェクト研究メンバー:計8名 *
所属などは2008年度当時
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梁 陽日(釀一) (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程) *プロジェクト研究代表者
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矢野 亮 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程/日本学術振興会特別研究員)
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能勢 桂介 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
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鄭 喜慶 (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
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高橋 慎一 (立命館大学大学院文学研究科研究生)
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北村 健太郎 (立命館大学大学院先端総合学術研究科非常勤講師/衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
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村上 潔 (日本学術振興会特別研究員)
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山本 崇記 (立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー)
◆事業推進担当者:
天田 城介 (立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授)
T.研究内容等および「生存学」創成拠点にもたらす効果
(1)研究内容、目的、意義
本プロジェクトの目的は、地域社会の中で多様なマイノリティが複雑に関係しあっている共同性に着目し、当事者が固有の歴史や行政施策に規定されながら社会的実践の主体を形成していく動態を明らかにすることにある。研究方法としては、対象地域への参与観察や生活史の聞き取りを通じてモノグラフを作成し、それに基づいて差別・マイノリティ研究に関する理論的・方法論的パースペクティブを具体的なフィールドとの往復のなかで構築する。従来の研究は、個々別々の差別問題の記述に終始してしまうか、過度に抽象的な理論にたよるものが多い。これに対して本研究は、地域社会で生きるマイノリティの動態を実証的かつ理論的に捉えることでその点を克服するものであり、非常に意義があると思われる。
(2)「生存学」創成拠点にもたらす効果
「生存学」では、「障老病異」をテーマに据えているが、各主題は並列されるにとどまり、各主題を貫通する視座での実証的・理論的成果は多くない。本研究では、差別研究の軸から差別是正を志向する実践および行政施策を研究対象にして、地域社会の中で多様なマイノリティ(在日外国人・部落民・障害者・病者・LGBTI等)が複雑に関係しあう実態(共同性)を観察・記述することで、「生存学」に新たな知見を加えたい。また、「生存学」において当事者がその当事者性に関わる諸研究に取り組む意味についても、学術的且つ実践的に深められているとは言えないのでその方法論的寄与を目指す。
U.研究計画・方法・研究成果発表の方法
2009年度より研究メンバーによる自主的な研究会を行っており、今後も継続して、月1回の研究例会を通じて、研究活動の報告・研究活動の打ち合わせなどを恒常的に行う。また、他のプロジェクトや研究者との交流を行うため、ML・HPなどでの情報発信も日常的に行う。国内における調査旅行は、研究メンバーが各自対象地を選定し調査担当者となって2泊3日の予定で実施する。主に、2009年7月〜10月にかけて集中的にフィールド調査(参与観察)を行い、同時並行で資料収集とデータベースの構築を図る。問題意識の共有と一定の資料収集ができた段階で、学外から研究者・実践家・当事者を招へいした研究会及びシンポジウムを隔月で行う(2009年11月、2010年1月・3月)。同時に、研究メンバーの研究成果は、『生存学』『コア・エシックス』を中心に関係学会誌を通じて論文として公表し、集大成として「生存学」報告書を作成する。
■お問い合わせ
梁 陽日(釀一) (立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
yangyangil21@hotmail.com(@→@)
*作成:
村上 潔・
山本 崇記
UP:20090630 REV:随時
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