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関西公共政策研究会

2004200520062007
http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/



 *以下は、立岩がいただいた情報を掲載しているものです。直接に上掲のホームページをご覧ください。

◇最新の研究会の案内(毎月下旬ころに更新)
 http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/yotei.html
◇今後のスケジュール
 http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/schedule.html

Date: Thu, 25 Dec 2003 02:18:39 +0900
Subject: 1月の関西公共政策研究会のご案内

皆様へ

こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。来年1月10日の第30回研究会について
お知らせいたします。今回は「いま、年金改革を問う」を共通テーマとし、旧厚生省
・厚生労働省で様々なお仕事をなされてきた井上恒男・同志社大教授と、経済学者と
して医療や年金の問題を研究してこられた西村周三・京都大教授を迎え、目下ホット
な争点となっている年金問題について多面的に議論をすすめていきたいと考えており
ます。年始でお忙しいこととは思いますが、こうしたテーマに興味のお持ちの方々の
積極的なご参加をお待ちしております。

〔 報告@ 〕
井上恒男(元厚生労働省・現同志社大学総合政策科学研究科教授)
「 次期年金制度改正の争点 」
(概要)次期年金制度改正では、保険料水準固定方式の導入が有力視され、政治の舞
台での議論も現時点では給付・負担水準議論が焦点となっている。ともあれ、長期的
な制度体系自体については引き続きの検討課題となっているので、かねて注目してい
る英国、特にブレア労働党政権下での年金改革の思潮と対比することにより、その示
唆の上に、わが国の今回改正での注目点、論点を提起してみたい。   

〔 報告A 〕
西村周三(京都大学大学院経済学研究科教授)
「 公的年金制度改革について 」
(概要)この報告では、公的年金制度改革における政府および国会での意志決定過程
について、筆者の知りうる限りの情報に基づいて検討し、特に「政府」に対する信頼
感が、どのような要因によって左右されるかについての論点を整理する。さらにこれ
に基づいて、今後のあるべき改革過程の方向性について議論したい。構成は以下の通
り。
1.信頼感を決定する要因
2.年金制度改革の意志決定過程
3.改革のみちすじの方向性


◆日時:1月10日(土)午後2時〜6時
(※この後すぐ、同じ場所で簡単な懇親会がございます)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟2階233演習室
(京阪出町柳駅から東へ徒歩10分、あるいは
JR京都駅より市バス206系統乗車京大正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/jinkan/daigakuin/koutsu.html
※京大キャンパス内のマップ 
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map2.pdf
※キャンパス内臨時マップ
(工事中のため、入り方がわかりにくくなっています。
 はじめて来られる方は、一度ご覧になられることをお奨めします)
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◆関西公共政策研究会事務局
(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
   ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
   ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/

 

◆2003年

Date: Thu, 4 Dec 2003 16:57:09 +0900
Subject: 12月の研究会・予定変更のお知らせ

こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。
12月の関西公共政策研究会ですが、報告を予定していました
阪大の藤井樹也先生が体調不良で出席できないため、
かわりに人間環境大学の佐野亘先生にお願いすることになりました。
詳細等は下記のとおりです。
直前の予定変更となってしまい大変ご迷惑をおかけしますが、
どうかご了解いただくようお願い申し上げます。

〔 報告@ 〕
佐野亘( 人間環境大学助教授、環境政策 )
「  公共政策学と問題解決型思考  」
(内容)本報告は、公共政策学に固有の思考様式を探り当てるべく、「政治」と
「法」に対する「政策」独自の位置づけを明らかにすることを目的とする。ここでの
仮説は、「政治」と「法」の限界において、第三の領域として「政策」が現れてきた
のではないか、言い換えれば、「法」にも「政治」にも還元しえないものとして「政
策」が注目されるようになったのではないか、ということである。このような構図の
下で「法・政治」と「政策」を対比しながら議論をすすめ、「公共政策学」のあり方に示
唆を与えたいと思っている。

〔 報告A 〕
堀田哲弘( 財団法人 地域振興研究所研究員)
「 地域とは何か そこに期待するもの、働きかけるもの
    ---『自己実現』『自己創造』をキーワードに考える  」


◆日時:12月6日(土)午後2時〜6時
(※この後すぐ、同じ場所で簡単な懇親会がございます)
◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟2階233演習室


◆関西公共政策研究会事務局
(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
   ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
   ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
   ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/
   ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

 
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Date: Thu, 27 Nov 2003 00:05:33 +0900
Subject: 12月の関西公共政策研究会のお知らせ

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。第29回の研究会を、来る12月6日
(土)に開催いたします。詳細は以下をご覧下さい.。なお今回の会場は、京大人間
・環境学研究科の233演習室となっております。皆様の積極的なご参加をお待ちし
ております。

〔 報告@ 〕
藤井樹也( 大阪大学大学院 国際公共政策研究科助教授 )
「  憲法解釈と公共政策  」
(概要)憲法解釈と公共政策の関係を憲法学の立場から検討する。

〔 報告A 〕
堀田哲弘( 財団法人 地域振興研究所研究員)
「 地域とは何か そこに期待するもの、働きかけるもの
      ---『自己実現』『自己創造』をキーワードに考える  」
(概要)地域を取り巻く情勢が慌しい。経済の停滞や高齢・少子化などを背景に、全
国的に市町村合併の動きが活発化しているからである。これほど、地域に関心が向け
られている時代はないと言える。
 モノがほぼ充足した今日、報告者は地域とは「自己実現」「自己創造」が円滑に図
られるところであるべきであると考え、地域の範囲やフレームワーク、構成要素、要
素間の関係等について所感を述べたい。そこでは、北陸の城下町・金沢をモデルケー
スとして取り上げ、考察する。
 報告は、社団法人中部開発センター(名古屋市)主催の平成13年度懸賞論文優秀賞
受賞論文をベースに行うが、当日、出席された方々と地域づくりの方向性や今日求め
られる公共政策について、忌憚ない意見を交わしたいと考えている。


◆日時:12月6日(土)午後2時〜6時
(※この後すぐ、同じ場所で簡単な懇親会がございます)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟2階233演習室
(京阪出町柳駅から東へ徒歩10分、あるいは
JR京都駅より市バス206系統乗車京大正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
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※京大キャンパス内のマップ 
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※キャンパス内臨時マップ
(工事中のため、入り方がわかりにくくなっています。
 はじめて来られる方は、一度ご覧になられることをお奨めします)
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◆関西公共政策研究会事務局
(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
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Date: Thu, 2 Oct 2003 21:54:10 +0900
From: "Kinoshita Takafumi"
To:
Subject: 10月の関西公共政策研究会のお知らせ

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。第27回の研究会を、10月11日(土)
に開催いたします。詳細は以下のとおりです。今回は第二土曜日の開催となり、また
会場もいつもと異なりますので、ご注意ください。皆様の積極的なご参加をお待ちし
ております。


〔 報告@ 〕
永松 伸吾(阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター(DRI) 専任研究員)
「 公共政策課題としての防災:不確実性と社会的意思決定 」

 (概要) 防災技術の進歩は台風や洪水などの高頻度−低コストな災害について大
幅な軽減化に貢献した。しかし急速な都市化と社会生活の複雑化は一方でカタストロ
フィックな被害の発生する可能性を徐々に増大させている。
 災害のリスクは一般に思われているほど評価可能なものではない。防災政策におい
てはそうした不確実性に対する社会的意思決定が求められるが、費用便益分析の有効
性すら疑わしい中で防災政策は何を指針とすれば良いのか。こうした視点からわが国
における防災政策の現状を概観し、具体的事例を交えた問題提起を行う。

〔 報告A 〕
長峯純一(関西学院大学総合政策学部教授)
「  地方分権・ガバナンス・政策評価  」

 (概要) 現在の日本の状態は、膨大な資源配分の浪費(非効率性)が累積した状
態にある。資源配分の効率性には、配分の効率性と生産の効率性の2つの側面があ
る。現在、地方分権改革が進められているが、分権的制度の導入には、本来、この2
つの側面の非効率性を改善する効果が期待される。しかしながら、今のところ、分権
改革の中身は必ずしもそうした期待に応えうる真の分権的制度の導入には結びついて
いない。
 資源配分の効率性は住民の選好を基礎に評価される。すなわち、地方政府の選択し
た政策が、住民の選好を反映しているかどうかということであり、それはガバナンス
の問題とも表現できる。地方政府による政策(公的な資源配分の選択)が、住民の選
好からみてどれだけ効率的かということは、どれだけガバナンスが機能しているかと
言い換えてもよい。
 また、近年、地方自治体で導入が盛んな政策評価システムも、資源配分の効率性の
2つの側面を改善するための手段と理解することができる。そこで評価基準として挙
げられている経済性・効率性・有効性は、まさに地方政府による政策と住民の選好と
の関係を評価しようとするものである。住民が負担をして、最終的にそれがどう住民
の満足(効用)につながりうるのか(あるいはつながったのか)を、インプット・ア
ウトプット・アウトカムというプロセスに分けて評価しようとするもので
ある。
 しかしながら、現実の政策評価システムが、そうした目的に応えているかは大いに
疑問である。現行の政策評価の仕方では、公的な資源配分を住民の選好に沿ったもの
に変えることは不可能ではないか。その原因は、政策評価の目的や評価基準に対する
理解の不十分さがもちろんある。しかし根本的な問題として、地域の資源制約に直面
して、住民の選好に基づいて資源の用途の優先順位を決めるという、分権的意思決定
の基本が機能していないことにある。その意味で、最初に立ち戻るが、分権改革と政
策評価システムとはセットで導入されなければ、資源配分を改善する
ような機能を果たすことはできず、よってガバナンス機能も発揮することはできな
いと言える。
 本研究においては、上記のような流れで分権改革と政策評価の概念的な整理を行
い、それに基づいて現行の取組みへの評価を行い、改革への展望を与える。


◆日時:10月11日(土)午後2時〜6時
(※この後すぐ、同じ場所で簡単な懇親会がございます)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟2階233演習室
(京阪出町柳駅から東へ徒歩10分、あるいは
JR京都駅より市バス206系統乗車京大正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
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※京大キャンパス内のマップ 
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map2.pdf
※キャンパス内臨時マップ(工事中のため)
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◆関西公共政策研究会事務局
(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
   ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
   ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
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   ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

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Date: Mon, 23 Jun 2003 19:28:40 +0900
Subject: 7月の関西公共政策研究会のお知らせ

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。第25回の
研究会を、来る7月5日(土)に行います。先月行われた
日本公共政策学会においては、公共政策学の「アイデンティティ」を
めぐる問いがテーマとして掲げられておりましたが、当研究会でも
今回同様に、「公共政策学とは何か?」という問い(およびいくらかの解答)
を、それぞれの報告者が提起(提出)したいと考えております。
詳細は以下のとおりです。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

@木下貴文(京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程)
「 H.ラスウェルおよびY.ドロアによる「公共政策学」のイメージ 」
(内容) アメリカの公共政策研究において、はじめて「政策科学」と
いう言葉を用いてその端緒を開いたH.ラスウェル、およびその開花を
告げる重要な著作を記したY.ドロア、この両者の議論について、
彼らが(何を言ったかではなく)どのように考えたかという観点から
整理し、後半に那須が論じる「政策学的思考」の一つの類型を提示する。

A那須耕介(摂南大学法学部講師)
「 政策学的思考へ 」
(内容) 公共政策学の方法についての原理的考察をめざす。
 公共政策学が学問として自立するとはどういうことなのだろうか?
「成熟」というにはほど遠いながらも、その方向に向けて一歩を
踏み出そうとしている今だからこそ、そのパースペクティヴの独自性を、
前学問的な視野のなかでとらえなおす必要がある。「賢慮」概念の
広がりを参照しながら、政策的な思考と法的な思考との対照性・相補性を
ふまえつつ、前者の理念と射程とについて、ひとつの仮説を提出する。


◆日時:7月5日(土)午後2時〜6時
(※この後すぐ、同じ場所で簡単な懇親会があります)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟地階B23教室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいは
JR京都駅より市バス206系統乗車京大正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
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※京大キャンパス内のマップ 
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map2.pdf



◆関西公共政策研究会事務局
   ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
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*木下さんより

Date: Wed, 23 Apr 2003 00:43:06 +0900
Subject: 5月の関西公共政策研究会のお知らせ

こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。
関西公共政策研究会の第24回例会を、来る
5月3日(土)に行います。今回報告をお願いした
お二人のテーマはそれぞれ「科学技術政策」
および「工学倫理」ということで、こうした領域に
ご興味がおありの方は是非ご参加いただけるよう、
ご案内申し上げます。
今回はゴールデンウィーク中の開催となりますが、
多数の皆様のご参加をお待ちしております。

@平川秀幸
(京都女子大現代社会学部講師、科学技術社会論)
「 遺伝子組換え作物規制をめぐる
   事前警戒アプローチの発展とフレーミング問題 」
(内容紹介)
遺伝子組換え作物のリスクをめぐる政策形成と社会論争は、大きな不確実性と価値対
立のもとで、いかにして科学的に合理的であるとともに社会的に正統な政策決定を行
うかを考えるための格好の材料を提供している。これについて本報告では、次の二つ
のテーマを論じる。一つは、欧州の予防原則政策の発展であり、そこに見られる科学
と政治、事実と価値、専門家と一般市民のあいだの相互作用のあり方に光を当てる。
二つめは、遺伝子組換え作物の問題をどのような視点で枠づけるかという「フレーミ
ング」の問題であり、生物多様性条約カルタヘナ議定書の制定過程などを例に、フ
レーミングの不適切さによって生じる政策形成上の問題点について論じる。

(参考文献)
平川秀幸「遺伝子組換え作物規制における欧州の事前警戒原則の経験―不確実性をめ
ぐる科学と政治」,『環境ホルモン―文明・社会・環境』(Vol.3, 2003-4), 103-119
頁.
平川秀幸「リスクの政治学―遺伝子組換え作物論争のフレーミング分析」,小林傳司
編『公共のための科学技術』,玉川大学出版部,2002年,109-138頁.

A岩崎豪人(関西学院大学非常勤講師、哲学)
「 工学倫理から見えてくるもの 」
'(内容紹介)
工学倫理は技術者への倫理教育という点から出発しながらも、工学技術の特質の理解
と、社会の制度設計、実践的、現実的な倫理のあり方や、倫理教育といった広い分野
への重要な示唆を含んでいる。そこには、我々の科学技術に対する考え方や態度への
変更を迫り、従来の規範倫理への見直しを求める論点も含まれる。工学倫理の研究に
よって明らかになってきたこうした新たな示唆や論点を報告したい。


◆日時:5月3日(土)午後2時〜6時
(※この後すぐ、同じ場所で簡単な懇親会があります)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいは
JR京都駅より市バス206系統乗車京大正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/jinkan/daigakuin/koutsu.html
※京大キャンパス内のマップ 
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map2.pdf
※キャンパス内臨時マップ(工事中のため)
http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/image/canpasmap.jpg

◆関西公共政策研究会事務局
(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
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   ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

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*木下さんより

Date: Mon, 24 Mar 2003 16:46:47 +0900
Subject: 4月の関西公共政策研究会のお知らせ

こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。
関西公共政策研究会の第23回例会を、来る4月5日(土)に行います。今回もお二人の
方に報告をしていただき、それをもとに討論をすすめていきたいと考えております。
詳細は以下の通りです。年度はじめでお忙しいこととは思いますが、ふるってご参加
ください。

@品川哲彦(関西大学、哲学・倫理学)
・タイトル「正義と、正義と境を接するもの」
・内容「倫理は、通常、尊重すべき存在(多くの場合、人間と外延的に一致)相互を
調整する規範(正義)を意味するが、より根底的には、倫理はつねに尊重すべき存在
の外部からその正統性を問われている。H・ヨナスやケアの倫理を引用しつつ、正義
が正義とは異質な概念、責任あるいはケアによって問い直されている現在の倫理学に
ついて若干の報告をしたい。」

A菅富美枝(三重短期大学、法哲学)
・タイトル「制度的利他」の構想と法ー自発的援助・支援行為を位置づけるリベラリ
ズム法制度の試みー 」
・内容「自由主義的とされる法制度において、個人の自発的な他者利益的行為(利他
的行為)は明瞭な位置づけを与えられないできた。 
 この点について、本報告は、「制度的利他」という概念を用い、現代社会における
法の新しい役割と可能性―個別的/自発的/直接的な支援・援助行為の法制度による
「集約」と「供給の機構」の形成―を示すものである。これは、従来型の法を管理姿
勢あるいは放任姿勢と捉えるならば、法の支援姿勢とよびうるものである。「個人と
個人の自覚的なネットワーキング」という発想により、自由主義的な社会連帯の可能
性を探る。」

◆日時:4月5日(土)午後2時〜6時(※この後、同じ場所で簡単な懇親会がありま
す)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
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※京大キャンパス内のマップ 
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map2.pdf
※キャンパス内臨時マップ(工事中のため)
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◆関西公共政策研究会事務局(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
    ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
    ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
    ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/
    ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

 


*木下さんより

こんにちは。関西公共政策研究会事務局です。
関西公共政策研究会の第22回例会は、3月1日(土)に行います。今回は、同志社大院
生の伊藤慎弐さんと、大阪大の霜田求先生にそれぞれ報告していただき、それについ
て討論を進めて参ります。詳細は以下の通りです。多数の皆様のご参加をお待ちして
おります。

@伊藤慎弐(同志社大学大学院総合政策科学研究科院生)
・テーマ「政策の中身を探る―ストリートレベルの官僚制研究を手がかりに―」
・内容紹介:ストリートレベルの官僚制研究は、政策研究において重要な分析視角の
1つとして認められているところである。しかし、わが国ではその認識に反して、そ
の分析枠組みの議論は、あまり進んでいないのが現状である。よって本発表では、先
行研究の整理と検討から、分析に必要であるとされる課題を提示する。

A霜田求(大阪大学大学院医学系研究科・医の倫理学)
・テーマ「先端医療技術の倫理的・社会的問題――生命の設計と新優生学」
・内容紹介:遺伝子操作を軸とする先端医療技術、とりわけ「生命の設計」として言
及される生殖細胞系列の遺伝子増強(改良)に焦点を当てて、「消費者個人主
義」と「人間改造」に定位する新しい優生学と関連づけながら、その問題点を
検討する。

◆日時:3月1日(土)午後2時〜6時(※この後、同じ場所で簡単な懇親会がありま
す)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
※京大キャンパスまでのマップ
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    ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

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ルを事務局までご返信ください。

 

*木下さんより

★次回例会のお知らせ

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。
 1月の研究会は、年始ということもありまして、第二土曜日(1月11日)の開催とい
うことにさせていただきます。今回は、福井県庁の西出さんと、西南学院大学の毛利
さんのお二人に報告をお願いしております。詳細は以下の通りです。皆様の積極的な
ご参加をお待ち申し上げております。

◆報告者
@西出順郎(福井県職員)
「米国における行政評価―日本との対比」
(アウトライン)
1 米国と評価の歴史  2 行政評価とは? 3 行政評価のコンセプト
4 具体的手法  5 行政評価の問題点  6 これからの課題

A毛利康俊(西南学院大学法学部)
「道徳と親密性との環境としての法 ― ルーマン派システム論から見た中絶規制」
(内容紹介)
「中絶規制をめぐる論争が難しいのは、道徳の見方、法の見方、社会の見方が複雑に
からんできて、複合的視座が要求されるからである。そこで本報告では、中絶規制を
焦点にして、法と道徳の関係についての論点整理を若干行い、その上で、N.ルーマ
ンの理論から得られる示唆に検討を加えてみたい。彼の理論は、毀誉褒貶が激しい
が、道徳、法、社会について体系的なアプローチを示しており、十分に参照に値する
と思われるからである。」


◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
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※キャンパス内臨時マップ(工事中のため)
http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/image/canpasmap.jpg

◆日時:1月11日(土)午後2時-6時(※この後、簡単な懇親会があります)

◆関西公共政策研究会事務局(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
    ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
    ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
    ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/
    ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896

★このメールが不要な方は、恐れ入りますが「配信停止希望」というタイトルのメー
ルを事務局までご返信ください。

 

◆2002年

……
・04月27日(第14回)(↓)
・06月01日(第15回)(↓)
・07月06日(第16回)
・09月07日(第17回)(↓)
・10月12日(第18回)
・11月02日(第19回)
・12月07日(第20回)

★次回例会のお知らせ(2002/11/25)

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。来る12月7日(土)に
第19回例会を開催いたします。今回は、(狭義の)「公共政策論」に関わってきたお
二人にそれぞれ報告をお願いし、引き続いて討論を行います。詳細は以下のとおりで
す。多数の方のご参加をお待ち申し上げております。


◆報告者

@山本啓(金沢大学法学部教授)
『公共圏および公益性と公共サービス主体の転換』

(概要)公共圏および公益性については「空中戦」と揶揄されるほどこれまで多様な
見解が提起されてきたが、これを公共セクター、企業セクター、市民セクターの三つ
の公共圏モデルとして整理し、そのいずれも公共サービスの提供主体として公益、す
なわち公共の利益の形成と運用に関わっている。このことを押さえたうえで、コミュ
ニティの側から公共圏と公益性を担う主体として「ステイクホールダー・アソシエー
ション」という概念を措定し、その運用主体をとりあえずNPOと考え、3セクター間
の「コー・ガバナンス」(共治)を模索する。

A君村昌(同志社大学法学部名誉教授)
『ニュー・パブリック・マネジメントとアカウンタビリティ
 ――イギリスにおける管理責任と政治責任をめぐる争点』


◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
◆日時:12月7日(土)午後2時-6時(※この後、簡単な懇親会があります)


◆関西公共政策研究会事務局(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
    ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
    ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
    ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/
    ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

★このメールが不要な方は、恐れ入りますが「配信停止希望」というタイトルのメー
ルを事務局までご返信ください。

 

*関西公共政策研究会事務局より


 

*関西公共政策研究会事務局より

★次回例会のお知らせ(2002/10/26)

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。来る11月2日(土)に
第19回例会を開催いたします。今回は、ナショナリズムを研究しておられる黒宮一太
さんと、農学部ご出身の柏 久さんに、それぞれ報告をしていただき討論を行いま
す。詳細は以下のとおりです。多数の方々のご来場をお待ち申し上げております。

◆報告者

@黒宮一太(京都大学 人間・環境学研究科、日本学術振興会特別研究員)
『 五五年後の教育基本法
  −「『公』の再構築と愛国心の尊重」を考える 』

(要旨)教育基本法改正に向けて検討を続けてきた中央教育審議会による中間報告の内
容が先日明らかになった。それには、「公」の再構築と愛国心の尊重という二つの視
点が盛り込まれており、今後議論の的になりそうである。この二つの視点は過去幾度
も争点になったテーマでもある。そこで、これらのテーマを扱った過去の教育論争を
参照しながら、「公」や「愛国心」について考察し、現代日本ナショナリズムを考え
る上での論点を整理する。

報告A柏 久(京都大学地球環境学大学院)
『 農業政策と公共性 』

(要旨)戦後、日本の農業政策は、時代の要求に応じて、その軸を少しずつ変えながら
展開されてきた。時の農業政策が公共性という観点からも評価できる時期がなかった
わけではないが、全体的に見れば、戦後の農業政策は決して公共的観点を重視したも
のとは言えなかったように思う。
 本報告では、これまでの農業政策のにおいて、もっとも中心的な位置を占めてきた
コメ政策を中心に、具体的な農業政策の展開を見る中で、「公共」政策というものを
側面から考えていく。


◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
◆日時:11月2日(土)午後2時-6時

 

関西公共政策研究会事務局より 2002/09/30

★次回例会のお知らせ(2002/09/30)

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。次回例会は、公共哲学研究会との共催で、10月12日(土)・13日(日)の両日に渡って行います。詳細は下記の通りです。時間と場所が通常と異なるのでご注意ください。なお、12日(土)には終了後、簡単な食べ物と飲み物を用意し、懇親会を行います。会費は1500円程度となる予定です。多数の方々のご来場をお待ち申し上げております。

◆2002年10月12日(土)午後1時〜5時

報告@「日本哲学の在り処」
 報告者:矢野寿(京都大学総合人間学部、哲学)
 コメンテーター:那須耕介(摂南大学法学部講師、法哲学)
報告A「公共哲学と公共政策ーー新公共主義的正義論への一試論」(仮題)
 報告者:小林正弥(千葉大学法経学部助教授、政治哲学・比較政治)
 コメンテーター:佐伯啓思(京都大学人間・環境学研究科教授、社会思想)


◆2002年10月13日(日) (午前9時〜午後4時  ※午後1時〜2時は昼食)

報告B「近代社会契約説の原理−ホッブス、ロック、ルソー像の統一的再構成」
  関谷昇(千葉大学法経学部法学科助手、政治思想史)
報告C「社会経済体制の進化と公共性」
  八木紀一郎(京都大学経済学部教授、経済思想・経済学史)
報告D「公共形成の倫理学:東アジア思想を視野に」
  黒住真(東京大学大学院総合文化研究科教授、日本思想史)


◆場所:京都大学人間・環境学研究科 地階B23A教室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
※京都大学は現在、校舎改築工事中のため、入り口がわかりにくくなっております。
不慣れな方はこちらの地図をご覧下さい。
http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/map.html

「公共哲学ネットワーク」については、以下のウェブサイトをご覧下さい。
http://homepage2.nifty.com/public-philosophy/network.htm

 

■木下さんより 20020902

★次回例会のお知らせ・その2

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。
 9月の例会の詳細が固まりましたので連絡をさせていただきます。今回は、立岩真
也さんに報告を、また関連する分野のお二人の方にコメンテーターをお願いしており
ます。立岩真也さんのご報告のあと、コメンテーターのお二人を中心に徹底して討論
を行うという、いわば講演会形式で研究会を行う予定となりました。詳細は以下の通
りです。多数の方のご来場をお待ち申し上げております。

◆報告者:
 立岩真也(立命館大学、社会学)
 「公共という設定・公私という構図―どのように茫漠たる議論から抜けるか―」

◆コメンテーター:
 葛山泰央(京都大学人間・環境学研究科、社会学)
 矢野寿(京都大学総合人間学部、哲学)

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟2階233演習室
◆日時:9月7日(土)2時-6時


 なお10月の研究会は、別の学会と日程が重なる関係で、第二土曜日(10月12日)に行
う予定となっております。こちらの方も、詳細が固まりしだい連絡をさせていただき
ます。


◆関西公共政策研究会事務局(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
    ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
    ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
    ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/
    ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896 

 

■木下さんより

★次回例会のお知らせ(2002/06/27)

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。来る7月6日(土曜
日)に、第16回例会を開催します。なお、今回は会場が通常の433演習室(4階)から
233演習室(2階)に変更されますので、ご注意ください。

 今回は、経済政策がご専門の鵜飼康東さんと、憲法学がご専門の高田篤さんに、そ
れぞれトピカルなテーマについて報告をしていただきます。詳しい内容は、以下のと
おりです。

◆発表者:
@鵜飼康東(関西大学総合情報学部教授・政策分析ネットワーク運営委員)
  「日本官僚にとって正義とは何か?」
(内容紹介)今年2月刊の拙著『市場と正義:経済理論と日本社会の葛藤』の第10
章と第11章の議論を拡張し、財政経済諮問会議、自民党、財務省、経済産業省の官
僚群の政治的暗闘の原因が社会観の深刻な相違による「神々の争い」であることを述
べ、官僚制度改革私案を提示し、参加者の批判を仰ぎたい。なお、発表者は大日本帝
国は民主主義国家であったとの基本認識である。その根拠を知りたければ拙著前半を
熟読されたい。
・鵜飼研究会ウェブサイト<http://www.wisi.kutc.kansai-u.ac.jp>
・鵜飼個人ウェブサイト<http://www.edu.kansai-u.ac.jp/~ukai/>

*著書『市場と正義』に関連した内容の報告をしてくださるそうなので、ご参照くだ
さい:
(内容紹介:)日露戦争から小泉純一郎内閣まで日本の百年の歴史を現代経済学の基
本モデルを用いて縦横に分析する。欧米から輸入されたという経済学の宿命と日本社
会の葛藤を論じつつ、市場機構による社会改革という提案に至る。現在、初版500
部がほとんど売れてしまい再版500部の印刷中なので、一般書店にない可能性があ

ります。発表当日、4部持参しますので、希望者に販売します。公的領収書発行可。
・第10章: 規制緩和政策と官僚評価制度の解離
・第11章: 市場機構による社会改革

A高田篤(京都大学総合人間学部助教授・憲法学)
  「行政改革・司法改革の「法理論」の構造と問題」
(内容紹介)「行革会議最終報告」と「司法制度改革審議会意見書」を支えるグランド
・セオリー(「ナラティブ」)の構造を分析し、その意義を探ると同時に、その論理
自体の問題点、そのような論理構造の故に抜け落ちた観点について検討する。その
際、ドイツにおける「行政法(学)改革」と「法曹養成改革」の議論との比較も試
み、日本における議論を相対的に捉えることを目指す。


◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟2階233演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
 ※京大キャンパスまでのマップ   ※京大キャンパス内のマップ
◆日時:7月6日(土)午後2時-6時

◆関西公共政策研究会事務局(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
    ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
    ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
    ■ウェブ:http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/

 

■木下さんより(2002/05/20)

★次回例会のお知らせ(2002/05/20)

 こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。来る6月1日(土曜
日)に、第15回例会が開催されますのでご案内申し上げます。

 今回は、在野の研究者である今本秀爾さんと、同志社大学大学院法学研究科の橋本
祐子さんに報告をお願いしております。詳しい内容は、以下のとおりです。

◆発表者:
@今本秀爾(社会哲学者、著述家)
  「リベラリズムから見た日本的社会病理の考察」
(内容紹介)昨年刊行の拙著『リベラル・パワー』(郁朋社刊)での主張の要点を概
説するとともに、今後の日本型組織社会のあり方について規範倫理的およびシステム
的代替案を提唱する。 
*『リベラル・パワー』については、下記アドレスをご覧下さい。なお、「拙著をあ
らかじめご一読のうえ、質疑いただければ尚幸いです(当日も数部持参、希望者に
販売いたします)」とのことです: http://lp.jiyu.net/liberalpower.htm
*また、今本さんのウェブサイトもご参照ください:
http://www.lp.jiyu.net/LP.htm

A橋本祐子(同志社大学大学院法学研究科)
  「社会保障の規範理論の考察―リバタリアニズムからのアプローチ―」
(内容紹介)規範的正義論の展開が福祉国家論に対して行った問題提起を踏まえたうえ
で、なおリバタリアニズムの立場から社会保障の基礎理念・規範理論について考察す
る。

◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)

◆日時:6月1日(土)午後2時-6時

 

★次回例会のお知らせ(2002/04/27)

こんにちは。関西公共政策研究会事務局からのお知らせです。来る5月4日(土曜日)
に、第14回例会を開催いたします。ゴールデンウィーク期間中ですが、ふるってご参
加ください。

今回は、京都大学名誉教授・京都エネルギー環境研究協会代表の新宮秀夫さんと、神
戸学院大学の窪田好男さんに発表をしていただきます。詳細は以下のとおりです。

◆発表者:
@新宮秀夫(京都大学名誉教授、京都エネルギー環境研究協会代表)
   「幸福追求権とは何を追求する権利か?」
(内容紹介)「古来からの、幸福についての考え方の分析を踏まえた、人間の幸福をど
のように理解し得るかに関する考察(「幸福ということ」、NHKブックス、199
8年)を紹介し、ご批判を仰ぎたい」
(一部抜粋させていただきました。全文はこちらです:
 http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/shinguu.html)
また、新宮先生が代表をなさっている、京都エネルギー・環境研究協会のウェブサイ
トもご参照ください:
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/enekan/

A窪田好男(神戸学院大学法学部講師)
  「日本型政策評価とその可能性」
(内容紹介)「既存の政策評価論の理論的隘路と日本型政策評価の概念について整理し
た上で、日本型政策評価が政策評価論の隘路を突破する可能性を示す」


◆場所:京都大学大学院人間・環境学研究科棟4階433演習室
(京阪丸太町駅から東へ徒歩10分、あるいはJR京都駅より市バス206系統乗車京大
正門前バス停下車すぐ)
 京大キャンパスまでのマップ 
http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/jinkan/daigakuin/koutsu.html   
 京大キャンパス内のマップ  http://www.adm.kyoto-u.ac.jp/GAD/pid/map2.pdf
◆日時:5月4日(土)午後2時-6時


◆関西公共政策研究会事務局(文責:木下貴文 京都大学人間・環境学研究科)
    ■メール(事務局):xxax@pd6.so-net.ne.jp
    ■メール(足立教授):k53938@sakura.kudpc.kyoto-u.ac.jp
    ■ウェブサイト:
http://fischer.jinkan.kyoto-u.ac.jp/~adachi/KansaiMFPP/
    ■TEL:075-753-6595(足立教授直通) / FAX:075-753-2896