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国際開発高等教育機構

Foundation for Advanced Studies on International Development
http://www.fasid.or.jp



Date: Fri, 10 Oct 2003 19:50:05 +0900
From: ajf
Subject: [viva_hiv_aids] FASIDHIV/AIDSプロジェクトの計画立案・運営コース

斉藤@AJF事務局です。

FASIDが表記コースの参加者募集を行っています。
このML参加者には、以前、ベトナムでのコースに参加した人がいます。
参加希望の方は、AJF感染症研究会の斉藤に連絡を下さい。


FASID
Foundation for Advanced Studies on International Development

HIV/AIDSプロジェクトの
計画立案・運営コース
平成15年12月6日(土)〜 12月21日(日) 16日間

募集要項

平成15年10月
財団法人 国際開発高等教育機構

 当財団では標記研修コース(外務省委託)の受講者を募集しています。
1.背景と目的 :
 HIV/AIDS問題は、環境や人口問題と共に途上国の社会・経済開発を阻害する重大な要因として、世界が協力して取り組むべき課題となっています。2002年12月発表のUNAIDS報告書によれば、HIV/AIDS感染者・患者総数は4200万人、うち95%が途上国の人々と推定されています。地域別ではサハラ以南アフリカがもっとも深刻な影響を受けており、感染者・患者数は2940万人、エイズによる過去一年間の死亡者は240万人に上っています。タンザニアは150万人の感染者・患者を抱え、成人(15歳から49歳)の感染率は7.8%と推定されています。
 HIV/AIDSに対応するためには、医療分野に留まらず、保健・公衆衛生・教育・マーケティング・社会学等、さまざまな知識を包括的に取り入れたプログラムやプロジェクトが求められています。本研修では途上国支援の実務に多方面から携わる方々を対象に、HIV/AIDS問題に取り組むためにプロジェクトを計画立案し、効果的に運営するための基礎的な手法の研修を行います。同時にHIV/AIDS専門家や実務者をゲストスピーカーとして迎え、キャパシティビルディングや社会的偏見、行動変容、事業運営の問題点など多角的な視点からHIV/AIDS関連のプロジェクトを形成、運営していくための課題を討議していきます。
2.応募資格 :
(1) 途上国に対するエイズ分野の支援活動に関する業務に従事している、またはその予定であること。職種や専門分野は不問。
(2) 英語での聴講、討議能力を有すること。英検準1級、TOEFL520点・TOEFL-CBT190点、TOEIC670点以上を目安。
(3) 全日程参加可能であること。

3.開催期間 :  平成15年12月6日(土)〜 12月21日(日) 日本からの旅行日も含む
研修は12月8日(月)から19日(金)まで

4.開催場所 : タンザニア ダルエスサラームおよびモロゴロ
5.募集人数 :  約12名  現地にてタンザニア人参加者(NGOやCBOのスタッフ、地方政府職員など)約12名と合流。

6.研修内容 : カリキュラムはこちらをご覧ください
第1週: Project Cycle Management (PCM) 手法を用いたHIV/AIDSプロジェクトの計画立案
(1) HIV/AIDS問題の現況と課題
(2) 参加型によるプロジェクトの計画立案手法

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第2週: プロジェクト運営のための管理手法
(1) モニタリング・評価
(2) ロジスティックス・財務・パートナーシップ構築などのプロジェクト運営・管理手法
フィールド視察 (ダルエスサラーム、モロゴロ)
  地元CBOや国際NGO、カソリック系団体、地方政府が実施しているHIV/AIDSに関する活動を訪問します。


7.講師 :
Saul Helfenbein
(コースディレクター) Senior Fellow, Office of the President, Management Sciences for Health (MSH)*及びSenior Fellow, Advance Africa
岡田 尚美 当財団事業部長 (専門: プロジェクトマネジメント)
Catherine Severo Health Economist and Planner, MSH
 この他にタンザニアエイズ委員会(TACAIDS)、地元CBOなどからゲストスピーカーを迎えます。

*MSH(本部ボストン)は保健医療分野におけるマネージメントとサービスへのアクセスの改善を通じて、途上国の保健医療の水準向上に貢献しているNPOで、全米で最も実績のある団体の一つです。本研修(特にプロジェクト管理運営手法)で使用する教材はMSHが開発したものが中心となっています。
8.使用言語 : 英語
9.参加費用 : 5万円
(日本からの往復航空賃、宿泊代、日当、現地での移動費、海外旅行保険などを含む。但し民間企業からご参加の場合、当財団の出捐企業・賛助会員を除き、参加費用に加えて海外旅費の実費をご負担頂きます。日本国内の旅費、予防接種費用、ビザ取得経費等は各自でご負担ください。)
10.最近の受講者所属先(順不同):
AMDA、国境なき医師団、シェア=国際保健協力市民の会、難民を助ける会、家族計画国際協力財団(ジョイセフ)、バックパックヘルスウォーカーズチーム、産業医科大学医学部、東京大学国際地域保健学教室、神戸大学大学院国際協力研究科、神戸大学大学院医学系研究科、愛知医科大学看護学部、大阪外国語大学国際文化学科、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科、Mahidol University、Chulalongkorn University、UNDP、UNFPA、UNDCP他
11.応募締め切り : 平成15年10月31日(金) 必着
 応募用紙は以下のページからダウンロードし、郵送または電子メールにてお送りください。
応募用紙(MS Word)
応募用紙(PDF)

注1) 電子メールによるお申し込みの場合、当方から応募確認メールを折り返し送付します。土日を除き3日以内に確認メールが送付されない場合は、お手数ですがFAX等で応募用紙をご送付ください。
注2) 締切り後、当財団にて選考の上、約1週間後に結果通知をお送りいたします。

12.お問い合わせ先・応募書類送付先 :
財団法人 国際開発高等教育機構(略称:FASID) 事業部 担当:杉原・高橋

〒102-0074 東京都千代田区九段南1-6-17 千代田会館5階
Tel. 03-5226-0303 Fax. 03-5226-0023
Email:aids@fasid.or.jp URL:http://www.fasid.or.jp


UP:20031022
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