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日本教育学会




日本教育学会大会
2001年8月28・29・30日
http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/jsse4/taikai.htm

ラウンドテーブル 高校における生命倫理教育の現状と展望
2001年8月28日(火)16:50−19:00 於:横浜国立大学

★企画趣旨:
 子どもの自殺や殺人など「いのち」と「生と死」をめぐる子どもたちの変化に対して,教育は迅速な対応を迫られている。他方,生殖技術,先端医療技術,さらには,ヒトゲノム解析による生命操作といったバイオテクノロジーと先端医療技術の進歩は,人間の生老病死の有りように著しい変化をもたらしている。これらの変化は,人生の一局面において個人に重要な決断を迫るだけでなく,同時に社会を構成する市民としても責任ある決断を迫ろうとしている。
 一個の人間として自身の価値観や世界観,生命観を形成する渦中の,多感な時期にあたると同時に,将来の責任ある市民の最前衛予備軍でもある高校生に対して,生命倫理の視点からいかなる教育が可能であろうか。本ラウンドテーブルでは,高校公民科,理科「生物」などで,すでに10年余に及ぶ生命倫理教育の実践経験を持つ高校教師の報告とともに,「学校における生命倫理教育ネットワーク」の活動を紹介し,高校における生命倫理教育の現状と展望を提案したい。

★企画者:
ダリル・メイサー(筑波大学)
大谷いづみ(東京都立国分寺高等学校/上越教育大学大学院)
★提案者:
前川史,ダリル・メイサー(筑波大学生物学系生命倫理学教室):
 学校における生命倫理教育ネットワーク〜6年間の活動内容と成果
井上兼生(埼玉県立大宮中央高等学校「倫理」):
 バイオ・インフォメーション・エイジにおける生命倫理教育
小泉博明(麹町学園女子高等学校,「倫理」):
 病気をテーマとした生命倫理教育
白石直樹(東京都立足立新田高等学校,「生物」):
 高校生は脳死をどう理解するか
大谷いづみ(東京都立国分寺高等学校/上越教育大学大学院,「倫理」):
 生と死の語り方――構築主義的アプローチへの展望


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