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イラク復興の責任者ジェイ・ガーナーの人物評についてメルマガ読
者の岡田剛士さんから興味深い記事をいただきました。

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 ◆イラク復興の責任者は、実は武器を商売にしている人物だ◆
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出典:Japan Times紙/2003年4月5日付(Observer紙からの転載)

署名:オリヴァー・モーガン


 戦後のイラクでの人道支援と復興を監督することになる合州国の
退役将軍、ジェイ・ガーナーは、合州国のイラク侵入にとって必須
のミサイル・システムに関連する決定的な技術支援を提供する兵器
企業の社長だ。

 ガーナーの企業人としての背景は、国連の場で、また様々な救援
組織の間に、深い懸念を引き起こしている。国連とこれらの救援組
織は、国連の権限と無関係に合州国がイラクを支配することへの反
対を既に表明しており、さらに兵器産業に関連した1人のアメリカ
人が指名されたことは、戦後のイラクの国家運営にとっては「最悪
のシナリオ」だと主張している。

 ガーナーは、防衛電子産業に関わる企業グループ「L-3コミュニ
ケイションズ」−−イラクで使われているパトリオット・ミサイル・
システムに関する技術サービスや助言を提供している−−の子会社
で、ヴァージニア州に基盤を置く「SYコールマン社」の社長なのだ。
パトリオットは1991年の湾岸戦争の際、サッダーム・フサインのス
カッド・ミサイルによる攻撃からイスラエルとサウジアラビアを防
衛するために使われたことで、有名になった。ガーナーは、イスラ
エルでの同ミサイル・システムの配備に関わっていたのだ。

 「SYコールマン社」は、イスラエルで配備されているアロー・ミ
サイル防衛システム、さらに合州国の国土ミサイル防衛計画にも関
連する仕事を行ってきた。ガーナーは合州国陸軍を去った後の1997
年に「SYテクノロジー社」に入社したが、その会社が昨年、「L-3」
によって引き継がれたのだ。

 ワシントンにある「国家安全保障ニュース・サービス」の、防衛
問題に関するアナリストであるデーヴィッド・アームストロングは、
「合州国の軍事作戦にとって非常に重要な装備−−たとえそれが防
衛的なものであれ−−を提供する企業に出自をもつ人間が、人道的・
行政的な任務を始めるというのは不適切に思えます」と述べている。

 オクスファムのフィル・ブルーマーは、「最悪のシナリオという
のは、合州国あるいはイギリスの兵器産業や石油産業に関連した人
物が復興の担当者となることでしょう」と言う。

 「SYコールマン社」は、同社のウェブ・サイトによると、合州国
の多岐にわたる軍事計画のために、ミサイル・システム工学と照準
システム設計などの分野で技術的な様々な業務を行っており、さら
には部品のいくつかも製造している。また、戦闘マネジメントや
「戦時兵員支援」などの軍事作戦に関する業務も提供している。

 イギリスの防衛大臣は、現在の戦争の初期段階でイギリスのトル
ネード戦闘機1機が撃墜された際に関連していたのはパトリオット・
ミサイルだったと、すでに認めている。2人の搭乗員は死亡した。
 「SYコールマン社」の上級副社長ジャック・テイラーは、ガーナー
が今も同社で自らのポジションを保持していることを認めている。

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*訳者による付記:Observer紙のHPに、「US arms trader to
run Iraq」というタイトルで、同じ記事が掲載(3月30日付)され
ている。
http://www.observer.co.uk/business/story/0,6903,925309,00.html?81%3A+Observer+business

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◆日本パレスチナ医療協会(JPMA)現地ボランティア報告会

「パレスチナでの音楽療法を終えて」
小林 祐子(音楽療法士)

 音楽療法士の小林祐子さんは、1999年から2001年にかけ、パレスチナ自治区におい
て、当協会派遣の長期ボランティア兼駐在員として音楽療法に従事しました。
 その間、パレスチナの様々な状況、特に昨年9月以来エスカレートした紛争など身
をもって体験しました。
 今回の現地ボランティア報告会では、小林祐子さんが、ボランティア活動や実体験
にもとづいた現地の状況についてお話します。

日 時: 2001年12月15日(土) 18時30分〜20時30分
場 所: 世田谷区立男女共同参画センター「らぷらす」第3研修室
 小田急線 / 井の頭線 下北沢駅徒歩5分
〒155‐8666 東京都世田谷区北沢2‐8‐18
TEL: 03-5478-8021 / 5478-8022
資料代・参加費 :800円(先着45名まで)
主催:日本パレスチナ医療協会

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REV: 20160625
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