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日本医学哲学・倫理学会

The Japanese Association for Philosophical and Ethical Researches in Medicine
http://plaza.umin.ac.jp/~pe-med/
第23回  第25回  第28回



■第28回 日本医学哲学・倫理学会大会

会期: 2009年10月31日(土)、11月1日(日)
会場: 滋賀医科大学
大会長:早島理(滋賀医科大学)
実行委員長:霜田求(大阪大学)

大会テーマ:「臨床倫理の課題と展望」
大会シンポジウム・テーマ:「終末期医療の現状と課題:臨床倫理の視点から」

連絡先:
520-2192 大津市瀬田月輪町
滋賀医科大学医療文化学講座哲学研究室
第28回日本医学哲学・倫理学会大会 事務局
電話/FAX 077-548-2103
hayasima@belle.shiga-med.ac.jp(@→@)

◆大会プログラム
(A会場:基礎講義実習棟・A講義室、B会場:基礎講義実習棟・B講義室、C会場:看護学科棟・看護第1講義室、D会場:臨床講義棟・臨床講義室3)

10月31日(土)

8:15〜    受付開始(看護学科棟ロビー)
8:40〜8:50  開会式(A会場)
       挨拶 大会長 早島 理 (滋賀医科大学)
          学会長 清水哲郎(東京大学)
9:00〜11:50  研究発表

A会場 A講義室
9:00〜9:30 A-1-1 
柴田恵子(九州看護福祉大学)
 「看護者が向きあう「今・ここに」とその解釈――先取りと跡付けの看護ケア」
9:35〜10:05 A-1-2 
守屋治代(東京女子医科)
 「看護理論の系譜にみる身体観の3類型」
10:10〜10:40 A-1-3 
前田義郎(産業医科大学)
 「生命の連帯性――病の文学の意義」
10:45〜11:15 A-1-4 
服部健司(群馬大学)
 「臨床倫理学と文学のあいだ」
11:20〜11:50 A-1-5 
宮坂道夫(新潟大学)
 「物語倫理と討議倫理」

B会場 B講義室
9:00〜9:30 B-1-1 
山田恭子(神鋼加古川病院)
 「成人間生体肝移植におけるドナーの経験――ひとり残された遺族の悲しみ」
9:35〜10:05 B-1-2
辻野朋美(神戸市看護大)
 「心臓移植を待機するという「病いの経験」
10:10〜10:40  B-1-3
塚原久美(金沢大学)
 「技術の観点から見た日本のリプロダクティヴ・ライツの問題点」
10:45〜11:15  B-1-4
後藤雄太(広島国際学院大学)
 「望まない妊娠・中絶をめぐる<生の倫理>」
11:20〜11:50  B-1-5 
江口聡(京都女子大学)
 「マーキスの「我々と同じ将来」の議論に対する批判」

11:50〜13:40 昼食・休憩

12:00〜13:30 評議員会(看護学科棟・看護第3講義室)
13:40〜16:50 研究発表・ワークショップ

A会場 A講義室
13:40〜14:10 A-1-6 
杉岡良彦(旭川医科大学)
 「医学教育の中でスピリチュアリティに関する講義は必要か」
14:15〜14:45 A-1-7 
岩崎大(東洋大学)
 「「患者のために」を超えて?ヤスパース哲学に基づくケア構造?」
14:50〜15:20 A-1-8 
宮嶋俊一(大正大学)
 「宗教的死生観と生命倫理」
15:40〜16:10 A-1-9 
田村京子(昭和大学)
 「医療におけるエラーと専門職の責務」
16:15〜16:45 A-1-10 
勝山貴美子(大阪府立大学)
 「チーム医療において医療関連職種の連携を阻むもの」

B会場 B講義室 
13:40〜14:10 B-1-6 
関根透、島田道子(鶴見大学)
 「臨床研究の倫理指針と倫理審査委員会の役割」
14:15〜14:45 B-1-7 
田野尻哲郎(東京大学)
 「昭和初期の日本漢方」
14:50〜15:20 B-1-8 
圓増文(日本学術振興会特別研究員)  
 「治療の「よさ」の判断と「適切さ」の判断――慢性疾患医療における臨床判断に関する検討」
15:40〜16:10 B-1-9 
加藤穣(大阪大学)
 「ニューヨーク州ガイドラインにおける脳死判定拒否をめぐって」
16:15〜16:45  B-1-10 
山口真由、佐倉統(東京大学)
 「医療技術の導入をめぐる倫理問題と解消過程」

C会場 看護第1講義室
13:40〜14:10 C-1-6
飯塚美子(足利短期大学)、溝口元(立正大学)
 「富士見産婦人科病院事件と医療倫理」
14:15〜14:45 C-1-7
横尾美智代(長崎大学)、早島理(滋賀医科大学)
 「医学科学生の生命倫理に対する意見や考え方の変化」
14:50〜16:50 ワークショップ
黒須三恵(東京医科大学)、村松聡(横浜市立大学)
 「医学部における生命倫理(医療倫理)教育の必須教授項目の検討――共通カリキュラムの作成を目指して」

17:20〜19:20 懇親会 会場:生協食

11月1日(日)

8:30〜  受付開始
9:00〜10:40 研究発表

A会場 A講義室
9:00〜9:30 A-2-1
貞岡美伸(立命館大学)
 「代理懐胎の容認を可能にする条件の検討」
9:35〜10:05 A-2-2 
片山知哉(横浜市総合リハビリテーションセンター)
「医療における代理決定と所属」 抄録配布資料
10:10〜10:40 A-2-3
竹之内裕文(静岡大学)
 「緩和的鎮静の倫理」

B会場 B講義室
9:00〜9:30 B-2-1
石川洋子(旭川医科大学)
 「アドボカシーは看護者の役割か」
9:35〜10:05 B-2-2 
岩倉孝明(川崎市立看護短期大学)
 「医療におけるアドボカシーの倫理的課題」
10:10〜10:40  B-2-3
浜田正(日本伝統医療科学大学院大学)
 「介護保険制度の「変遷史」」

11:00〜12:20 総 会(A会場:A講義室)
12:20〜13:20 昼食・休憩

13:20〜14:20 特別講演 「わが国における多能性幹細胞に関する生命倫理問題――人の生命のはじまりと生命科学研究のはざまで」
(D会場:臨床講義室3)
講演者:位田隆一(京都大学大学院法学研究科教授)
司会:松島哲久(大阪薬科大学教授)

14:30〜17:00 シンポジウム「終末期医療の現状と課題:臨床倫理の視点から」
(D会場:臨床講義室3)
シンポジスト:
三原大佳(東札幌病院医師)
吉田みつ子(日本赤十字看護大学准教授)
五十子敬子 (尚美学園大学教授)
板井孝壱郎(宮崎大学准教授)
司会: 宮下浩明(新見市国民健康保険神郷神代診療所医師)
西村ユミ(大阪大学准教授)

17:00 閉会式

◆大会前日の日程

10月30日(金)
13:30〜15:30 理事・監事会(管理棟・大会議室)
16:00〜19:00 生命倫理コロッキウム(管理棟・大会議室)
テーマ:治験と生命倫理
報告者:松島哲久(大阪薬科大学)、花井十伍(「ネットワーク≪医療と人権≫」理事、全国薬害被害者団体連絡協議会代表世話人)



第25回医学哲学・倫理学会大会
  大会テーマ「老・衰・死と向き合う」

会期:2006年10月28日(土)、29日(日)
会場:大阪大学豊中キャンパス共通教育棟

大会長:霜田 求
参加費:3500円(当日4000円)、学生:1000円
 * 特別講演・シンポジウムのみ:1000円

◆特別講演

日 時:2006年10月29日(日)13:20〜14:20
司 会:清水 哲郎(東北大学)
講演者:鷲田 清一(大阪大学)「老いの空白」

◆シンポジウム

日時:2006年10月29日(日)14:30〜17:30
テーマ:「老いること、衰えること、死を迎えること」
司 会:霜田 求(大阪大学)、宮越 一穂(南大阪病院)
シンポジスト:
天田城介(立命館大学)「死に放擲される老い――事態の深刻さと倫理/に抗う論理 」
宮坂 道夫(新潟大学)「難病、尊厳死、ニヒリズム――日本の難病患者が“世界”に示している普遍的な論点 」
田村 恵子(淀川キリスト教病院)「衰え死を迎えるがん患者へのケア」
浅井 篤(熊本大学)「死の自己決定と患者の利益」

◆個人研究発表

10月28日(土)

9:20〜12:10 

A会場(共通教育講義棟B棟B118)

A-1(9:20〜9:50) 泉澤 真紀(北海道ハイテクノロジー専門学校):
  「ケアリングは看護の何なのか――テクノロジー時代におけるケアの倫理と看護」
A-2( 9:55〜10:25) 永田 まなみ(熊本大学):
  「“看護におけるケア”をどう考えるか」
A-3(10:30〜11:00) 柴田 恵子(九州看護福祉大学):
  「看護倫理の規範性」
A-4(11:05〜11:35) 大北 全俊(大阪大学):
  「F.ナイチンゲールによる「病者/患者」の記述について」
A-5(11:40〜12:10) 上野 哲(日本学術振興会特別研究員):
  「看護職の存在論的研究――教職研究との比較検討を手がかりに」

B会場(共通教育講義棟B棟B107)

B-1( 9:20〜 9:50) 有馬 斉(State University of New York at Buffalo):
  「嫌悪感と道徳的実在論」
B-2( 9:55〜10:25) 黒須 三惠(東京医科大学):
  「ユネスコ「生命倫理と人権に関する世界宣言」について」
B-3(10:30〜11:00) 杉岡 良彦(旭川医科大学):
  「医学概論から安保徹と近藤誠を考える」
B-4(11:05〜11:35) 田辺 英((財)神経研究所・晴和病院):
  「発病モデルと回復モデル――その理論的背景」
B-5(11:40〜12:10) 村岡 潔(佛教大学):
  「異種移植という医療思想と倫理についての一考察」

13:40〜17:20 

A会場

A-6(13:40〜14:10) 鈴木 聡美(静岡県立大学):
  「臨床看護場面における看護師の“居づらさ”の経験」
A-7(14:15〜14:45) 貞岡 美伸(新見公立短期大学):
  「代理出産における依頼者女性と代理出産者の関係性を探る」
A-8(14:50〜15:20) 遠矢 和希(大阪大学):
  「非配偶者間人工生殖によって生まれた子どもの出自を知る権利と戸籍制度」
A-9(15:25〜15:55) 山中 恵利子(錦秀会高等看護学院):
  「「母と子のきずな」の成立――NICU(新生児集中治療室)における看護師との会話から」
A-10(16:00〜16:30) 西岡 小央里(東北大学):
  「母娘を介在する「母性的欲動」」
A-11(16:35〜17:05) 日笠 晴香(東北大学):
  「一つの人生か別の人格か――事前指示の有効性をめぐって」
A-12(17:10〜17:40) 服部 俊子(大阪大学):
  「プロセスとしてのアドバンス・ディレクティブ」

B会場

B-6 (13:40〜14:10) 横尾 美智代(兵庫医科大学)/早島 理(滋賀医科大学):
  「医学、福祉、宗教および栄養を学ぶ学生の先端医療、生命倫理に関する知識や考え方――質問紙調査の結果より」
B-7 (14:15〜14:45) 渡邉 淳(日本医科大学付属病院)/島田 隆(日本医科大学):
  「遺伝子倫理や遺伝医療をどのように医学教育に取り入れるか――日本医科大学の試み」
B-8 (14:50〜15:20) 朝倉 輝一(東洋大学):
  「「説明」と「同意」の間にあるもの――理解をめぐる考察」
B-9 (15:25〜15:55) 奈良 雅俊(東京大学):
  「治療への同意と拒否:フランスにおける議論」
B-10(16:00〜16:30) 森 禎徳(東邦大学):
  「医療と市場原理」
B-11(16:35〜17:05) 佐藤 労(藤田保健衛生大学):
  「ハンセン病無らい県運動の発端について」
B-12(17:10〜17:40) 澤田 愛子(県立長崎シーボルト大学):
  「ナチズムとメディカライズド・キリング――医師はなぜ殺人に走ってしまったのか」

C会場(共通教育講義棟B棟B108)

C-1(13:40〜14:10) 田代 志門(日本学術振興会特別研究員):
  「「研究の定義」をめぐる争い」
C-2(14:15〜14:45) 山本 史華(東北大学):
  「臨床研究におけるアフターケア倫理の構想」
ワークショップ(15:25〜17:40) 樫 則章(大阪歯科大学)/西村 高宏(大阪大学):
「こころの問題」を抱える子どもをめぐる倫理的・社会的課題
報告:西村 高宏(大阪大学)・小谷 裕実(京都教育大学)・小川 紗織(日本自閉症協会大阪府支部)

10月29日(日)

9:00〜10:40

A会場

A-13( 9:00〜 9:30) 大谷 いづみ(千葉科学大学):
  「1970年代法分野「安楽死」論における――米国のdeath with dignity概念の翻訳導入をめぐる問題」
A-14( 9:35〜10:05) 冲永 隆子(帝京大学):
  「医療(生命)倫理学における死生観教育――スピリチュアル・ケア教育の可能性を求めて」
A-15(10:10〜10:40) 棚橋 實(芝浦工業大学):
  「延命医療―本人の意思確認と人工呼吸器の装着」

B会場

B-13( 9:00〜 9:30) 新山 喜嗣(秋田大学):
  「カプグラ症候群から開始する他者論の試み――自己の変異体としての他者」
B-14( 9:35〜10:05) 水野 俊誠(東京大学):
  「精神病の概念」
B-15(10:10〜10:40) 村上 満子(国際医療福祉大学):
   「精神科長期在院者の退院までの経緯からみた主体性概念に関する事例研究」



■第23回日本医学哲学・倫理学会大会

The Japanese Association for Philosophical and Ethical Researches
in Medicine: The 23rd Congress


ご案内

会期:2004年(平成16)年10月23日(土)、24日(日)
会場:昭和大学 旗の台校舎(東京都品川区旗の台1−5−8)

大会テーマ:「人間の尊厳と人権」
特別講演:樽井正義 教授(慶応義塾大学文学部)
シンポジウム:「今、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを問う
       ――中絶問題における生命の尊厳と生殖の自由」

大会長:田村京子(昭和大学)
実行委員長:黒須三惠(日本医科大学)
大会事務局:昭和大学教養部 田村気付


シンポジウム:「今、リプロダクティブ・ヘルス/ライツを問う
       ――中絶問題における生命の尊厳と生殖の自由」

 立岩 真也 「決められないことを決めることについて」(報告)
 抄録集のために送った原稿


UP:20040731 REV:20090630
生命倫理学  ◇学会/研究会
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