HOME > 組織 >

移動サービス市民活動全国ネットワーク




 ※以下,武井・森本・若月・和田(1998信州大学医療技術短期大学部3年)による

 1998年3月15日に「移動サービス市民活動全国ネットワーク」が設立された。身体障害者・高齢者が移動の自由という基本的人権を取り戻すため、全国各地でリフト車などを使った「移動サービス」が市民団体によって行われているが、運営費の不足や、道路運送法80条の問題、事故の際の有効な保険開発など、様々な課題を抱えたまま、綱渡りの運行をしている。
 それらの問題を、移動サービスを提供している民間の非営利団体同士が、連携して共通の問題解決を図り誰でもいつでもどこでも行ける社会を目指して発起した。問題の解決とともに、質の向上、安定運行のための研修なども行っている。そして最終的には、特別なサービスがなくても、あらゆる公共交通機関が身体障害者・高齢者にとって時を選ばずバリアフリーとなる社会作りが目標である。
 この会は会員制である。障害当事者もサービス実施者も、自分たちの問題として主体的に活動しようと、誰もが会費を納めて加入している。
〈目的〉
 基本的人権の問題としてとらえ、市民活動としての移動サービスの活動基盤の強化を図り、バリアフリーのまちづくりを推進する一翼を担うとともに、豊かな市民社会の実現に寄与することを目的とする。
〈事業〉
 移動ネットワークは前条の目的を達成する為に以下の事業を行う。
 (1)移動サービスを行っている団体等の活動に必要な情報収集・提供。
 (2)団体等が移動サービスを実施する上での、法的制度の改善に向けての活動。
 (3)団体等が実施する移動サービスに関する調査・研究・政策提言。
 (4)団体等が実施する移動サービスに関わるコンサルタント業務。
 (5)団体等が実施する移動サービスの、利用者ニーズに対応し調整をするサポー
    トセンター化に向けての活動。
 (6)移動サービスに関する啓発活動。
 (7)その他、移動サービスに関する必要な活動。

 全国で900以上の団体が移動サポートを行っている。
 1998年3月15日現在会員数 団体:84団体個人:11名
                 賛助:8団体計:103会員

〈会員資格〉
 移動ネットワークの趣旨に賛同し、支援する団体等によって構成されている。
 (1)移動サービスを行っている団体
 (2)移動サービスを行っている社会福祉協議会等
 (3)移動サービスを推進・支援している団体等
 (4)移動サービスに関心のある団体・企業等
 (5)移動サービスに関心のある行政担当者
 (6)移動サービスに関心のある個人(法律家・メディア・利用者・運転協力者等)
〈会費〉
 (1)団体会員10,000円
 (2)個人会員5,000円
 (3)賛助会員1口:10,000円以上
〈会員になると〉
 移動サービスに関する情報をいち早く入手できる他、様々な問題への対処法のアドバイスを受けたり、セミナーやシンポジウムに参加できる。

〈1998年活動方針〉
(1)移動サービスを実施している市民活動団体の実態を把握し、各団体の必要とする情報を交換するとともに相互連携を図る。
(2)移動サービスを必要とする人たちが、いつでも、どこでも、誰でもが全国の各実施団体のサービス利用が可能となるネットワークに向けて研究を行う。
(3)鉄道やバスなどの公共交通機関のバリアフリー化に向けて提言するとともに、公共交通機関などの関係団体との連携を図る。
(4)移動サービスが実施する上で必要な法的課題や制度の改善に向けて活動する。
(5)移動サービスにおける事故に対する保障制度について研究する。


移動・移送サービスを行なうNPO  ◇障害者団体
TOP HOME (http://www.arsvi.com)