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「HANDS FOR THE HANDICAPPED IN世田谷」趣意書

(全文収録)



■「HANDS FOR THE HANDICAPPED IN世田谷」趣意書
(全文収録)

 私達『HANDS FOR THE HANDICAPPED IN世田谷』(以下、『HANDS 世田谷』)は、世田谷区に在住し日常生活に介助を必要とする「障害者」が、出来るだけ平等に介助を受けることで、世田谷という地域社会で「当たり前の生活」が続けられるように、国及び地方公共団体(行政)が支給する各種介護手当の範囲内で有料の介助者を派遣し、また、具体的に経済的な独立の希望をもつ「障害者」には出来るだけその援助をすることを目的とした介助者派遣事業を始める為に、現在、他人介助を実際に受けて生活している「障害者」が中心になって設立した団体です。
 私達『HANDS世田谷』のメンバーが住む世田谷区は、他の区・市に比べると、「障害者」が大勢いるようです。その為か、区立の通所施設を始めとして、「障害者」の親達の会で運営する施設や授産所等、「障害者」向けの施設は非常に充実しています。また、ボランティアセンターを中心に、いわゆる「ボランティアサークル」も活発で、「障害者」達が活躍する場は非常に多いのです。
 しかし、少し目先を変えてみると、世田谷の「障害者」を取り巻く環境は、必ずしも良いことばかりではありません。その生活面をみると、多くの「障害者」の仲間達が、家族(親、兄弟)の献身的な『介護』によってその命を支えられています。通所施設等に通う人達は、施設にいる間は施設職員が介助をするのでしょうが、家に帰ればまた家族の介助ですし、「ボランティアサークル」にしても「障害者」の介助までは担いきれないのが現状です。
 この様な世田谷の状況を踏まえ、私達『HANDS世田谷』は、この介助者派遣事業をやっていきたいと思っています。『HANDS 世田谷』は、その名が示すとおり、『Hands for the handicapped=障害者とつきあう』介助者を、障害者が中心になって捜し出し、その人達を、世田谷に住む他人介助が必要な「障害者」に派遣することをひとつの仕事にすることによって、どんなに重度の「障害者」でも地域で生きやすい条件をつくることを目指しています。それも、最近多くなっているいわゆる『民間介護サービス』の様に、利用者から高額の料金を取るのではなく、あくまで行政が出す各種介護手当の範囲内で介助者を派遣したいと思っているのです。ですから、世田谷区に住んでいて『他人介助』が必要な、より多くの「障害者」が『HANDS世田谷』を利用しながら、私達と一緒に育て、発展させていけたら幸いです。


REV: 20160622
自立生活センターHANDS世田谷  ◇組織
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